日立 『 Wooo L37-XR01 』レポート ≪番外編≫
今回は、番外編として…全米が泣いた(嘘です)話を語ろうと思います。
ドット欠け物語 The Movie ~素晴らしきかな日立サポート~
東芝サポートセンターの
『100個のドット欠けでも不良じゃない。交換は出来ない。』発言から
2週間の月日が経った。
いまだに、あの発言を思い出すと、めっちゃ腹が立ってくる。
しかし、いつまでも腹ばかり立てていては、先に進まない。
既に東芝の液晶テレビは返品してしまったので、別にいいや…と気持ちを切り替えた。
そして新たに液晶テレビを購入する為…僕は、日立の代理店に電話をしてみた。
『ドット欠けだけは、どうしても避けたいのですが、何とかなりますか?』
と聞いたところ
『そのような事情でしたら、もしドット欠けがあった場合は対処(交換)させてもらいます』
と心強い言葉を頂いた。
この電話で僕の気持ちは、日立の Wooo L37-XR01 へと移っていった。
スペック的には、東芝の REGZA 37Z2000 と比べても、全く遜色がない。
『俺には Wooo L37-XR01 しか、選択肢がないんだ…』と
ジャック・バウアーばりのセリフを自然と呟いていた。
そして注文をして3日後に Wooo L37-XR01 が自宅に届いた。
『ドット欠けがあったら連絡してくださいね』と爽やかな笑顔を見せて
代理店の兄ちゃんは家を後にした。
早速、ドット欠けチェックをしてみた。
…
残念ながら2個のドット欠けを見つけてしまった。
僕にとって、お約束の儀式…ドット欠けクレームの電話をかけた。
『分かりました。では新しい物と交換します』と約束していた通りに交換となった。
今度は、日立の営業マンと代理店の方2人で、交換の品を持って自宅に来た。
『今度は大丈夫だと思います。』と言って新しい Wooo L37-XR01 をセッティングした。
日立の営業マンの人が…新しい Wooo L37-XR01 の画面を舐めるように見て
ドット欠けチェックをして下さった。
そして突然…
『あっ!!』と日立の営業マンが叫んだ。
『どうしたんですか?』と聞くと…『ドット欠け有りますね…』と呟いた。
しばらく沈黙が続いた後、いきなり日立の営業マンが電話をした。
どうも、サポートセンターのお偉いさん(上司)に電話をしているらしい。
そして…
『ドット欠けは、不良じゃないのですが…お客様と御約束しているので、もう一度交換します』
と言って自宅を後にした。
一生懸命になっている日立の営業マンの人を見ていたら…
なんだか可哀想になってきた…。しかし、妥協はしたくないので連絡を待つことにした。
そして1週間後。
日立から電話があった。
『工場(名古屋)まで行って、10台のL37-XR01をチェックしてみました。ようやく1台だけ、まともな物(ドット欠け無し)を見つけたので、週明けには持って行けると思います。』
との事。
『えっ?…という事は、10台の内9台は、ドット欠けがあったって事ですか?』
『目立たないですが、そうゆう事になりますね…』
と語ってくれた。
フルスペックだと、約200万の画素があり、ドット欠けが無いほうが珍しいそうです。
工場でも、ある程度の検品は行うらしいが…
ぶっちゃけ出荷するまでは、ドット欠け有る無しは、正直分からないとの事だった。
当然、ハーフHDよりもフルHDのパネルの方が
ドット欠けに当たる確率は、高くなるって事です。
しかし、無事にドット欠け無しの商品を見つけてくれたのは、凄く嬉しかったし
とても感謝した。
ここまでして必死に探して下さるとは…夢にも思わなかった。
そして週明けに
『お待たせして、申し訳ございません』と言って
ドット欠け無しの Wooo L37-XR01 を持ってきた。
思わず…『こちらこそ、恐縮です。申し訳ないです』と謝ってしまった。
今は、気持ち的にも機能的にも
かなり満足して、テレビ(Wooo L37-XR01)を観賞しております。
東芝のサポートにも少しは、見習ってほしいですね…。
日立さん、本当に本当にありがとう。
完。
http://av.hitachi.co.jp/tv/l_lcd/01/index.html
※注意※
この話の内容は、あくまで当方が体験した一例です。
液晶のドット欠けによる交換の基準は、基本的にありません。
結果、必ずしもメーカーが交換に応じる保証は、何処にもありません。
注意して下さい。
はっきり言いますと、どのメーカーも
ドット欠けを不良として認めていないのです。
もしドット欠けを見つけ、気になる方は
販売店やメーカーに一度相談してみて下さい。
m(__)m
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