SONY ハイビジョンハンディカム 『HDR-TG1』 レポート vol.3 【設定・接続編】

今回は【設定・接続編】として…TG1の設定(操作性)と
自作パソコンSONY Blu-ray Disc レコーダー「BDZ-X90」、PS3等に接続してみようと思います。
おまけとしてmicroSDHCの使用実験も試してみました。

【関連記事】
SONY ハイビジョンハンディカム 『HDR-TG1』 レポート vol.1 【購入編】
SONY ハイビジョンハンディカム 『HDR-TG1』 レポート vol.2 【アクセサリー編】
『HDR-TG1』 公式ページ
SONY Style で『HDR-TG1』を購入する

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↑↑写真はSONY ハイビジョンハンディカム 『HDR-TG1』

いつ撮影するの?なんて声が聞こえてきそうですが…それなりに慣れも必要ですし
なんせ久しぶりのビデオカメラなんで、扱い方が下手くそなんですよね(^^;
って事で、撮影編は次回にでもレビューさせて頂きます。もうしばらくお待ち下さい m(__)m

ではでは
とりあえず、『HDR-TG1』の設定からイジってみようと思います。
ついでに…操作性も試してみようと思います。


●『HDR-TG1』の設定、そして操作性は?

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↑↑写真のモニター画面が、動画録画(スタンバイ状態)の基本画面です。

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↑↑録画品質は…もちろん、1920x1080iの記録が可能で、最高画質のFHモード(AVCHD 16M)に設定しました。
FHモードの場合、8GBのメモリースティックだと、約55分の録画が可能です。
ちょっと記録時間が短いかなぁと思うので…16GBの場合だと、約1時間50分の記録が可能なので
予備に買っておいた方が吉かも。
ただ…MSの16GBは25000円前後(08年5月現在)と半端なく高いので、僕はまだ買っていません(^^;
SDHCカードの16GBだと10000円前後で売っているのになぁ…。

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↑↑ちなみに「EASY」モード※かんたん操作に切り替えたら…
強制的に1440x1080i記録のHQモード(AVCHD 9M)になってしまいました。※8GBで、約1時間55分の記録が可能。
何で、こんな仕様なんだろう…? ちょっと不満です。

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↑↑僕の場合、『HDR-TG1』の録画ソースを再生するのに
「x.v.Color」に対応している液晶テレビ『BRAVIA KDL-40X5000』で視聴します。
「x.v.Color」設定はディフォルトだと、“切”になっているので…
「x.v.Color」も“入”に設定します。
※「x.v.Color」とは?
映像信号を高品位なハイビジョン信号につくり換える機能の事。


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↑↑動画モード・静止画モードの切り替えスイッチは、丁度親指辺りの位置にあるので安易に切替が可能です。

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↑↑フォトボタン(静止画)も、なかなか押し易いですね。
ただ…ブレてしまう事が、多少ありました。両手で『HDR-TG1』を固定しないと上手く撮影出来ないかも。
本体が小さすぎるのが、逆に仇となっていますね。これは…動画撮影の時も同じ事が言えます。

では、『HDR-TG1』をしばらく使ってみての感想を言うと
設定操作に関しては、ぶっちゃけ…ある程度の慣れが必要だと思います。
2.7型のタッチパネルも、僕の大きい指では…使い難いです(^^;
撮影時の操作性は、非常に使いやすく分かり易いインターフェイスだと思いますが…
やっぱり本体が小さすぎるって事もあり、ズームを頻繁に使用する時には映像のブレが特に気になりました。

そして
レンズに関してですが…
デジカメの広角レンズ(28mm)に慣れてしまっている僕が、率直に感じた事なんですが
『HDR-TG1』の場合、35mm換算で焦点距43mm(16:9時)と…かなり狭い画角でして
ワイドコンバーター(ワイコン)も取り付けが出来ない(専用オプションなし)って事で
レンズに関しては、微妙に不満を感じました。

ではでは
不満ばかり書いているようですが…最小サイズのフルハイビジョン・ビデオカメラって事が
何よりのメリットだし、使っていて非常に楽しいって事が最大の感想ですね、はい。


●「BDZ-X90」との接続を試す

手始めに…Blu-ray Disc レコーダー「BDZ-X90」への取り込みを試してみました。
当然、SONY同士の製品なので接続相性はバッチリですし、
フルハイビジョン動画なので、お気に入りの動画なんかは、劣化無く簡単にHDDに取り込んだり、
Blu-ray Discに保存できるって事が最大のメリットですね。

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↑↑接続はUSBケーブルで繋げます。

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↑↑「BDZ-X90」の設定は、「ビデオカメラダビング」から「AVCHDダビング」へ進むだけで準備OKです。

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↑↑『HDR-TG1』の設定も超簡単で、「USB接続」を押して“接続中”と表示すれば準備完了です。

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↑↑後は「BDZ-X90」が、『HDR-TG1』を認識していれば、動画を取り込むだけです。

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↑↑取り込み作業(ダビング)は、再生しながらの取り込みは不可なので…ひたすら待つだけです(^^;
ダビングが終わると、「ビデオカメラ映像」に取り込まれているはずなので、再生してみましょう。


●パソコンへ取り込んでみよう

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↑↑パソコンへの取り込みも、「BDZ-X90」同様にUSBケーブルで繋げます。

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↑↑で…付属されている、PMB(Picture Motion Browser)※画像管理ソフトウェアをパソコンにインストールします。

【PMB(Picture Motion Browser)のソフトウェア内容は】

「Player for AVCHD」
PCで動画を再生するプレーヤー

「ハンディカム ユーティリティ」
PCに動画(静止画)を取り込んだり、DVDを作成するユーティリティ。

「PMB ガイド」
マニュアルです。

「PMB - Picture Motion Browser」
パソコンに取り込んだ画像を、
登録したフォルダごとに分類して表示したり、
撮影した日付ごとに分類してカレンダー上に表示して見られます。
簡単に言うと…データベース管理ソフト


といった内容です。

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↑↑後は「ハンディカム ユーティリティ」で動画を取り込みます。
簡易編集(シーンカット)やDVDへの書き込み等も対応しています。
ただ…本格的な編集作業をしたい方は、別途に動画編集ソフトウェアが必要ですね。


●PS3で動画鑑賞してみる

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↑↑PS3も、AVCHD再生に対応しているので、『HDR-TG1』のメモリースティックに録画した映像を
PS3のメモリースティックスロットに挿せば、簡単に見れちゃいます。

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↑↑動画のメモリースティックからAVCHDに進めば…

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↑↑ほ~ら、この通り。改めて思う事は…PS3って、やっぱり最強の動画プレーヤーかも。


●microSDHCは使用可能か?

最後におまけとして
メモリースティックのアダプターを用いて…microSDHCは『HDR-TG1』で使用可能かを試してみました。

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↑↑「SanDisk microSDHC 6GB」とメモリースティック・アダプター「PhotoFast CR-5200」を使って実験です。

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↑↑『HDR-TG1』に差し込むと、管理ファイル作りなさいと言ってきます。
これは普通のメモリースティックと同様です。問題は…その後でした(^^;

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↑↑「このメモリースティックは正常に記録・再生できない可能性があります」と警告が出まくります。
再生や録画するアクションを起こすと、何度もこのメッセージが表示されるので…ウザイです(^^;

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↑↑しかし、警告メッセージはウザイくらい出るものの…録画や再生は問題なく、普通にできちゃいました。
参考までに。


って事で…
SONY ハイビジョンハンディカム 『HDR-TG1』 レポート vol.4 【撮影編】
につづきます。
次回は、ようやく…肝心の撮影を試してみようと思います。

※特徴や課題については、あくまで僕の個人的な意見に基く表記です。
なお、情報内容(仕様・スペック等)に誤りがあった場合は、直ちに修正いたします。 

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