SONY BRAVIA 「KDL-40W5」レポート1 (プチ・ファーストインプレ編): 【Digital-BAKA】

2009年05月05日

SONY BRAVIA 「KDL-40W5」レポート1 (プチ・ファーストインプレ編)

ゴールデンウィーク真っ最中の本日、我が家にブラビアの2009年春モデルである…

↑↑BRAVIA W5シリーズ「KDL-40W5」 (40V型)
の実機が届いたので、今回のエントリーでは緊急レビューとしてレポートさせて頂きます。

ちなみに…「KDL-40W5」(40V型)の実売価格は、エコポイント適応すると…25万前後で買えると思います。
(Digital-BAKA調べ)

【SONY BRAVIA 「KDL-40W5」の主な特長】

●4倍速動画表示機能「モーションフロー240Hz」を搭載！
これからは、この4倍速駆動が標準になるのでしょうね。
今までのシリーズでは、ベゼル(フレーム)が妙に太い「W1シリーズ」のみの搭載でしたが
「W5(F5)シリーズ」でも採用されました。

●ブラビア初の「アクトビラビデオ・フル」にも対応！
パナ機(ビエラ)は、「アクトビラビデオ・フル」へとぞくぞく対応してきているのに…
なんでブラビアは対応しないんだよ！…と思っていたら、ようやく対応してくれました。

●DLNA「ソニールームリンク」が…ついにAVC記録されたコンテンツの再生にも対応！
今までは、BDレコーダー等で録画したコンテンツ再生は
TS録画(MPEG2-TS)のみ再生可能でしたが
ようやくハイビジョン録画の標準規格になりつつある、AVC録画(MPEG-4 AVC)にも対応しました。
個人的に、この対応が一番嬉しいです。
別の部屋(茶の間)に設置してある「BDZ-X90」も、これで僕の部屋で気楽に再生可能になりました。

●「FeliCaポート搭載のおき楽リモコン」が標準装備！
「アクトビラビデオ・フル」等で映画のコンテンツを購入する際
今までなら、クレジット決済という面倒な手続きが必要でしたが…
FeliCaポートを搭載したお陰で、EdyやeLio(おサイフケータイ)等の電子マネーで購入が可能となります。
買う買わないは別として…これは何かと便利ですな。
※標準リモコンは廃止されています。

●「シーンセレクト」や「お気に入り」機能を搭載！
「シーンセレクト」とは
東芝のレグザで言う所の…「おまかせドンピシャ高画質」に良く似た機能でして
ソニーがお薦めする画質と音質に設定を切り替える機能が搭載されています。
シーンセレクトは、全部で7つあり…
「オート」・「シネマ」・「スポーツ」・「フォト」・「ミュージック」・「ゲーム」・「グラフィック」となります。
手動設定も当然出来ます。

「お気に入り」とは
言葉そのまんまの機能で、よく見るチャンネルや外部入力などを登録し
「おき楽リモコン」のボタンひとつで呼び出せる機能です。
簡単に言うと、ショートカットボタンが搭載されているって事ですね。

●ブラビアエンジン3を搭載！
「ブラビアエンジン2」をベースにさらに性能を進化させたソニー独自の高画質回路です。
ついに、ブラビアエンジンも…“3”ですか～。
余談ですが、秋モデルでは「ブラビアエンジン3 PRO」が必ず搭載されることでしょう。
※ブラビアエンジン3搭載の「KDL-40W5」は、高画質化技術「DRC-MF v3」は非搭載です。

●V5/J5シリーズでお馴染みの低消費電力設計もしっかり対応
スイッチひとつで電源オフ時の電力をほぼ0Wに抑える「省エネスイッチ」も搭載されており
エコ機能も手を抜いていません。

●フォトスライドショー機能「ブラビアプレミアムフォト」も強化
JPEGハードウェアデコーダーを搭載しており
従来モデルよりも更に読み込みが高速化されているそうです。

●40V型 (フルHDパネル) Wチューナー搭載

●HDMI端子は背面2つと側面2つの計4端子を搭載

とりあえず、今回は緊急レビューって事で、「KDL-40W5」を半日ほど使用してみての…
BRAVIA「KDL-40W5」プチ・ファーストインプレッションを書かせて頂きます。

【SONY BRAVIA 「KDL-40W5」プチ・ファーストインプレ】

☆おき楽リモコンが、フェリカポートを搭載している為…かなり大きい(^^;

☆「シーンセレクト」(オート設定時)は、番組コンテンツ毎に画質の最適化をしてくれるので意外と便利。

☆視野角の広さは、ブラビア史上最強かも。 ※パネルの供給メーカーは不明。

☆言葉で説明するのは難しいのですが
　画質の品質に関しては、コントラストや発色(ブラビアエンジン3)は予想以上に良かった。
　しかし、奥行感は乏しく…やっぱり「DRC-MF」は必要かなぁと感じた。

☆オプション項目に“２画面表示”が無くなって少し不便になった。

☆細かな部分の操作性が更に洗練されており使い易くなっている。 (初期設定も非常に分かり易くなっている)

☆スピーカーが下部(底面)に付いているので音質に不安があったが…良い意味で普通だった。

☆フレームが薄いので、非常にさっぱりしたデザインでして、40V型でもサイズ(特に横幅)が凄く小さい。
　あと、シンプルさの中にも高級感があるフレーム(ツルテカ)でして、意外とカッコいい。
　特にスタンドのデザインは好き。

☆赤外線タイプのリモコンは付属されていないが
　学習リモコンのSONY リモートコマンダー「RM-PLZ510D」(赤外線リモコン)は、しっかりと使えました。
　参考まで。

☆パソコン画面(HDMI入力)での滲みもなく、凄く綺麗に表示されています。
　デザインの方もパソコンモニターっぽいので、外見的にもグットかも(^^;
　なので…パソコンモニターをメインとして使用するのも、あると思います。

☆DLNA「ソニールームリンク」が、AVC動画に対応した事は凄く便利だなぁと実感しました。

☆モーションフロー(4倍速駆動)の効果は今の所、実感なし。
　※2倍速駆動との差があまり分からないです。あくまでも…“今の所”ですが。

☆「省エネスイッチ」は個人的にあまり使わない気がする。

☆「お気に入り」ボタンの便利さ(使い道)がよく分からない…。

省エネ家電のエコポイントも一部の家電量販店では既に独自に先取りして始まっているみたいですし
ぶっちゃけ、今が買い時ですよ～エコポイント対象製品の…BRAVIA W5シリーズ「KDL-40W5」。
※正確には、5月15日の購入からエコポイントが付与されます。

※誤解される可能性があるので、念の為に断っておきますが…
今回レビューしている「KDL-40W5」は僕が購入したテレビではありません m(__)m

ではでは
SONY BRAVIA 「KDL-40W5」レポート2 (開封編)
につづく。
※次回から、本格的に「KDL-40W5」のレビューを披露させていただきます！