SONY 「VAIO Wシリーズ」 (VPCW11AXJ ※ホワイト) レポート3 メモリ交換編

今回は、標準装備の1GBメモリ(PC2-4200)から…
手持ちの余っていた2GBメモリ(PC2-5300)に交換したので
その手順をレビューしたいと思います。

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↑↑写真は、「VAIO Wシリーズ」(VPCW11AXJ ※ホワイト)でございます。

では、メモリ交換の手順を説明します。
お約束として…メモリ交換(HDD交換)等の分解作業は自己責任で~。

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↑↑まず、精密ドライバーを用意しバッテリーを外します。

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↑↑次に底面カバーの3つのネジを外します。

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↑↑まず、姿を現すデバイスが…特殊なマウンタに取り付けられている、2.5インチのHDD。
メーカーは、日立製のHDDでした。

どうせなら、HDDもSSDに載せ替えたい所ですが…
今(純正)のHDDでも、そこそこ機敏に動いてくれますし、僕の場合、速度よりも容量優先って事で…
現在は取り付け未定。

SSDは、価格的にも以前より安くなったとはいえ…まだまだ高いですし。
ぶっちゃけ、低価格が売りのネットブック「VAIO Wシリーズ」にお金をかけてしまうと…
「typeT」を買った方が早くね?って事になってしまう恐れもあるし。

しかし、SSDを買うなら…
やっぱり、「Intel X25-M 80GB」狙いですかね~。

ちなみに、更に大容量のHDDを取り付けるのもアリかも。
320GBの2.5インチHDD(7200回転)で、バルク品だと6000円前後とかなり安く売っていますし。
7200回転のHDDなら多少の速度アップも期待できる可能性もあるし。

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↑↑話が少し逸れてしまいましたが…
メモリ取り付けの手順を再開すると、次に写真のネジ(HDDの横)を外します。
※ネジの紛失には注意です。

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↑↑次にバッテリー部分の2ヶ所の平ネジ(茶色)を外します。
※ひつこいですが…ネジの紛失には注意です。

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↑↑そして、キーボードユニットを取り外す作業になるわけですが…
キーボードユニットは非常にもろいので…この作業は慎重に行って下さいね。

外し方は、キーボード・ユニットが本体にロックされているので
先程外した3ヶ所のネジ穴から
ネジ穴より細い棒でキーボード・ユニットのロックを外します。
無理に取ろうとすると…キーボードが破損する恐れあるので、ロック部分は確実に外しましょう。
上手く取れたら、写真のようになるはず。
※キーボード・フラットケーブルも取り付いているので更に注意(ケーブルは無理に取り外さなくても大丈夫)。

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↑↑で、キーボードの下にある…メモリがようやく初お目見えします。

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↑↑あとは、メモリにロックしてある左右のツメを外して取るだけ。

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↑↑ちなみに純正メモリは、Micron製の1GBメモリ(PC2-4200)でした。

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↑↑新たに取り付けるメモリは、コレ。
サムスン製の2GBメモリ(PC2-5300)※バルク品です。

で、2GBメモリを取り付けたら逆の手順で戻すだけ。
これでメモリ取り付けは完了です。

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↑↑無事に、2GB(1.99GB)を認識しております。

では、2GBメモリを取り付けた後のパフォーマンスをチェックします。

●起動時間を比較

【標準装備の1GBメモリ】
“ようこそ”の画面が出るまで 約34秒
砂時計が消えるまで 約57秒

【2GBメモリ(PC2-5300)】
“ようこそ”の画面が出るまで 約37秒
砂時計が消えるまで 約59秒


●CrystalMark2004R3

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●hdbench

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↑↑2GBメモリ装着後のベンチ結果です。
※標準装備の1GBメモリのベンチ結果は
SONY 「VAIO Wシリーズ」 (VPCW11AXJ ※ホワイト) レポート2 活用・ベンチ編
を参考に。

結果は残念ながら…若干、遅くなってしまいました(^^;
まっ、あくまでもパフォーマンスを上げるために取り付けた訳ではなく
増えた1GB領域は、RAMディスクとして使用するので、この辺りはご愛嬌。

ちなみに、RAMディスク作成・管理ソフトは
アイオーデータさんの「RamPhantom 3」がオススメ。
僕も使ってます。

さて…
3日程「VAIO Wシリーズ」使ってみての感想は
やっぱり、解像度がWXGA(1366x768)って事が何より快適。
文字も思ったより小さくないし、ネットブックという事を忘れさせてくれます。
ただ…ファンの音は、常にうるさく少しウザイかも。

これでブラウジングやブログ執筆など普通に使える事が分かったので
これからも、モバイルマシンとして「VPCW11AXJ」を使いまくりの予定です。

あと、参考として
パフォーマンス重視の場合は、VAIO標準の電源管理は“オフ”にしておいた方が吉。
何故なら…CPUのクロック周波数が、1.33GHzまで落ってしまう為。
オフにすると、1.66GHz最大になります。

次回は番外編として
SONY 「VAIO Wシリーズ」 (VPCW11AXJ ※ホワイト) レポート4 SSD交換編
につづく。

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※特徴や課題については、あくまで、僕の個人的な意見に基く表記です。
なお、情報内容に誤りがあった場合でも、当方は、補償いたしません。

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    Excerpt: ■VAIO Wシリーズ ソニースタイル ソニー初のネットブック「VAIO W(色:ブラウン、オーナーメード限定モデル)」をお借りしましたのでいろいろ触って感想を述べたりレビューしたりしなかったりした.. Weblog: とくみつ録 racked: 2009-09-02 02:44