SONY ワイヤレスステレオヘッドセット「MDR-1RBT」レポート3 使用編: 【Digital-BAKA】

2013年01月18日

SONY ワイヤレスステレオヘッドセット「MDR-1RBT」レポート3 使用編

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最終レポートの今回は、有線接続も含めて「MDR-1RBT」の音質や使用感についてレビューしたいと思います。

↑↑写真は、SONYさんのワイヤレスステレオヘッドセット「MDR-1RBT」でございます。

↑↑まずはデザインや使い勝手について。
デザインに関しては、文句なしに素晴らしいデザインで、ハウジング部分の赤ラインが特に好きです。
高級感があり、持っているだけでも所有欲が満たされてしまう質感(デザイン)だと感じます。

↑↑使い勝手に関しても、「MDR-1RBT」は持ち運びを想定した設計となっており
ハウジング部をフラットにする事が可能で付属のキャリングケースに収納しカバンなどに入れる事が可能です。
オーバーヘッドタイプとして考えると、外出時でも比較的ストレスなく持ち歩けます。
キャリングケースには内ポケットも付いているので接続コードも収納できて使い勝手は極めて良いと思います。
しかも接続はワイヤレスなので、外出時での使用は非常に快適です。
装着感に関しては、個人的に悪くないと思います。
イヤーパットも柔らかく長時間の使用でもストレスを感じないと思います。そこそこ軽量ですし。

↑↑つづい肝心な音質について。
まずは、ウォークマン FシリーズでBluetoth接続して聞いてみました。
Bluetoth接続でも充分な低音域が表現されて、なかなか良い感じ。重低音がバンバン耳に伝わります。
高音域は、若干こもり気味で解像度が足りない気がしますが、Bluetoth接続と考えると立派な高域かも。
Bluetoth接続でもＳ-Masterが効いている点も大きいだろう。

↑↑「iPhone 5」でもBluetoth接続を試してました。
ウォークマン同様に低音域に迫力があり、高音域もそれなりに良い感じを持った印象です。

1つどうしても気になる事があったのは、Bluetoth接続で音楽鑑賞していると時々音が途切れてしまう事。
Bluetothの仕様上の問題や周囲の環境にも多少影響されるのかもしれませんが、これは少し残念かも。
※iOS 6と「MDR-1RBT」の相性は悪いようです。

↑↑今度は有線接続で音質をチェックしてみます。
「MDR-1R」同等の音質になるという事で視聴してみましたが、期待通りの高音質で大満足です。
振動板やドライブユニットが「MDR-1R」と共通されているみたいなので、納得ですね。
Bluetoth接続よりは明らかに解像度が変わり、音に奥行きができます。
特に重低音を好む方には最適なヘッドホンではないでしょうか？
高音域は少しマイルドな感じがしますが、変な癖はなく良い意味でバランスが取れているかもしれません。

↑↑ワンタッチ接続のNFC機能が搭載されているのも注目です。
※写真のスマートフォンは「Xperia AX SO-01E」です。

↑↑「MDR-1RBT」に搭載されているNFCの役割は
NFC搭載の端末やおサイフケータイ(FeliCa)に対応したスマートフォンにタッチするだけで
簡単にペアリング(接続)ができる近距離無線通信となっています。
写真のように、端末を「MDR-1RBT」のNFCタグにタッチするだけで接続や切断が可能で大変便利です。
手動でBluetoth接続するよりは遥かに楽であり、全くストレスを感じないでしょう。