SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー 「MDR-EX1000」 レポート2
今回は、「MDR-EX1000」と業務用に作られたインナーイヤーモニター「MDR-EX800ST」の本体・音質比較や
「MDR-EX1000」の音質に関する使用感をレポートしたいと思います。
↑↑写真は、SONYさんの密閉型インナーイヤーレシーバー「MDR-EX1000」でございます。
まずは、同じSONY製の業務用インナーイヤーモニター「MDR-EX800ST」と本体比較をしてみたいと思います。
↑↑写真左が「MDR-EX1000」で、写真右が「MDR-EX800ST」でございます。
基本的なデザインは共通していますが、よくよく見ると微妙にデザインが違いますね。
サイズは気持ち「MDR-EX1000」の方が大きく、高級感があります。
ヘッドフォンユニットとコード(ハンガー部分)は両ヘッドホン共にネジ式で簡単に外せるようになっています。
↑↑コードは、「MDR-EX1000」が120cmコードと60cmコードの2種類あり
「MDR-EX800ST」のコードは、約160cmと少し長めです。
「MDR-EX1000」は“7N-OFCリッツ線”を使用しており、「MDR-EX800ST」と比べるとやや太めです。
「MDR-EX800ST」のプラグ部分は、「MDR-EX1000」の120cmコードと同じL字型です。
プラグを比較すると明らかに、「MDR-EX1000」のプラグの方は作りが丁寧で高級感があります。
※写真左が「MDR-EX1000」で、写真右が「MDR-EX800ST」でございます。
↑↑キャリングケースの比較もしてみます。
「MDR-EX1000」のキャリングケースはサイズが若干大きいものの本革で非常に高級感があります。
「MDR-EX800ST」のキャリングケースはサイズ的には丁度良いんですが
とりあえず付属品として付けてみましたって感じの品質でしょうか。
※写真左のキャリングケースが「MDR-EX1000」で、写真右のキャリングケースが「MDR-EX800ST」です。
↑↑つづいて、SONYさんのウォークマン Fシリーズ「NW-F805」を使い音質の比較をしてみます。
まず「MDR-EX1000」と「MDR-EX800ST」を聞き比べて率直に感じた事は解像度の違いですね。
特に「MDR-EX1000」は高音域の伸びが良く、ボーカルの声に広がりがあります。
しかし、「MDR-EX800ST」も決して負けてはなく低音域の迫力は「MDR-EX1000」より上かもしれません。
明らかに違うなと感じた事は、先程も述べたように解像度の違い。
「MDR-EX1000」は非常にフラットでクリアな音が耳に心地良く伝わってきます。
「MDR-EX800ST」も決して悪くはありませんが
「MDR-EX1000」と比べると、ややマイルドで音質が曇り気味でしょうか。 いわわるドンシャリ系です。
あくまでも比較しての感想なので、両ヘッドホンとも素晴らしい音質を体験できますよ(笑)
↑↑それでは、「MDR-EX1000」の音質をレポートしたいと思います。
※エージングは約20時間で適度なリスニングを行った状態からレビューさせていただきます。
DAPにウォークマン Fシリーズ「NW-F805」を使用した場合
「S-Master MX」との相性は素晴らしく、音の広がりや奥行き感がしっかり耳に伝わってきます。
ヘッドホンではなくスピーカーで聞いているような錯覚に陥ります。
高音と中音の解像度は特に高く、心地良いクリアな音質が体験できました。
低音はやや大人しめですが、変な味付けはせず原音に忠実な低音域を表現していると思います。
良い意味で適度な低音の量感です。
↑↑Appleさんの「iPhone 5」でも「MDR-EX1000」を使ってみました。
やっぱり品質の高い「MDR-EX1000」で聞くと、「iPhone 5」でも音域の広がりが変わってきます。
高域・中域・低域ともにバランスの良いフラットな音質が体験できました。
音質の感想をまとめると…
音の分解能だけに注目すると、DAPに付属されているレベルのヘッドホンと比べると
全く違うと言ってもいいくらい、精細な音がハッキリ耳に伝わってきます。
価格はぶっちゃけ、マニアしか手が出せないような価格帯ですが
「MDR-EX1000」は誰にでも受け入れられる素晴らしい音質を体験できると思います。
とにかくバランスの良い音を表現していますね。
また、遮音性能は良くもなく悪くもなくって感じでしょうか。
装着感は、フレキシブル・イヤー・ハンガーを採用しており、最初はある程度の慣れが必要ですが
慣れてしまうと非常に心地良いと思います。
カナル型ヘッドホンでココまで広がりがあり分解能が高いヘッドホンは初めて体験したかもしれません。
「MDR-EX1000」を使用する前は、「MDR-EX800ST」を使っており、大変満足していましたが
「MDR-EX1000」は更に上をいく満足感です。
じっくりと音質にこだわって音楽を聴きたい場合は「MDR-EX1000」
ナチュラルでドンシャリな音質で音楽を聴きたい場合は「MDR-EX800ST」…といった使い分けも良いかも。
かなり贅沢な使い方ですが(笑)
“ずっと使いつづける”ヘッドホンを求めている方には絶対オススメできます。
「MDR-EX1000」は価格も立派ですが、品質も価格を上回る高音質ですから。
ではでは失礼しました。
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SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー 「MDR-EX1000」 公式ページ
※特徴や課題については、あくまで当ブログの個人的な意見に基く表記です。
なお、情報内容(仕様・スペック等)に誤りがあった場合は、直ちに修正いたします。
※コメントを希望される方は、ツイッターの“@Digital_BAKA”宛までお願いいたします。
「MDR-EX1000」の音質に関する使用感をレポートしたいと思います。
↑↑写真は、SONYさんの密閉型インナーイヤーレシーバー「MDR-EX1000」でございます。
まずは、同じSONY製の業務用インナーイヤーモニター「MDR-EX800ST」と本体比較をしてみたいと思います。
↑↑写真左が「MDR-EX1000」で、写真右が「MDR-EX800ST」でございます。
基本的なデザインは共通していますが、よくよく見ると微妙にデザインが違いますね。
サイズは気持ち「MDR-EX1000」の方が大きく、高級感があります。
ヘッドフォンユニットとコード(ハンガー部分)は両ヘッドホン共にネジ式で簡単に外せるようになっています。
↑↑コードは、「MDR-EX1000」が120cmコードと60cmコードの2種類あり
「MDR-EX800ST」のコードは、約160cmと少し長めです。
「MDR-EX1000」は“7N-OFCリッツ線”を使用しており、「MDR-EX800ST」と比べるとやや太めです。
「MDR-EX800ST」のプラグ部分は、「MDR-EX1000」の120cmコードと同じL字型です。
プラグを比較すると明らかに、「MDR-EX1000」のプラグの方は作りが丁寧で高級感があります。
※写真左が「MDR-EX1000」で、写真右が「MDR-EX800ST」でございます。
↑↑キャリングケースの比較もしてみます。
「MDR-EX1000」のキャリングケースはサイズが若干大きいものの本革で非常に高級感があります。
「MDR-EX800ST」のキャリングケースはサイズ的には丁度良いんですが
とりあえず付属品として付けてみましたって感じの品質でしょうか。
※写真左のキャリングケースが「MDR-EX1000」で、写真右のキャリングケースが「MDR-EX800ST」です。
↑↑つづいて、SONYさんのウォークマン Fシリーズ「NW-F805」を使い音質の比較をしてみます。
まず「MDR-EX1000」と「MDR-EX800ST」を聞き比べて率直に感じた事は解像度の違いですね。
特に「MDR-EX1000」は高音域の伸びが良く、ボーカルの声に広がりがあります。
しかし、「MDR-EX800ST」も決して負けてはなく低音域の迫力は「MDR-EX1000」より上かもしれません。
明らかに違うなと感じた事は、先程も述べたように解像度の違い。
「MDR-EX1000」は非常にフラットでクリアな音が耳に心地良く伝わってきます。
「MDR-EX800ST」も決して悪くはありませんが
「MDR-EX1000」と比べると、ややマイルドで音質が曇り気味でしょうか。 いわわるドンシャリ系です。
あくまでも比較しての感想なので、両ヘッドホンとも素晴らしい音質を体験できますよ(笑)
↑↑それでは、「MDR-EX1000」の音質をレポートしたいと思います。
※エージングは約20時間で適度なリスニングを行った状態からレビューさせていただきます。
DAPにウォークマン Fシリーズ「NW-F805」を使用した場合
「S-Master MX」との相性は素晴らしく、音の広がりや奥行き感がしっかり耳に伝わってきます。
ヘッドホンではなくスピーカーで聞いているような錯覚に陥ります。
高音と中音の解像度は特に高く、心地良いクリアな音質が体験できました。
低音はやや大人しめですが、変な味付けはせず原音に忠実な低音域を表現していると思います。
良い意味で適度な低音の量感です。
↑↑Appleさんの「iPhone 5」でも「MDR-EX1000」を使ってみました。
やっぱり品質の高い「MDR-EX1000」で聞くと、「iPhone 5」でも音域の広がりが変わってきます。
高域・中域・低域ともにバランスの良いフラットな音質が体験できました。
音質の感想をまとめると…
音の分解能だけに注目すると、DAPに付属されているレベルのヘッドホンと比べると
全く違うと言ってもいいくらい、精細な音がハッキリ耳に伝わってきます。
価格はぶっちゃけ、マニアしか手が出せないような価格帯ですが
「MDR-EX1000」は誰にでも受け入れられる素晴らしい音質を体験できると思います。
とにかくバランスの良い音を表現していますね。
また、遮音性能は良くもなく悪くもなくって感じでしょうか。
装着感は、フレキシブル・イヤー・ハンガーを採用しており、最初はある程度の慣れが必要ですが
慣れてしまうと非常に心地良いと思います。
カナル型ヘッドホンでココまで広がりがあり分解能が高いヘッドホンは初めて体験したかもしれません。
「MDR-EX1000」を使用する前は、「MDR-EX800ST」を使っており、大変満足していましたが
「MDR-EX1000」は更に上をいく満足感です。
じっくりと音質にこだわって音楽を聴きたい場合は「MDR-EX1000」
ナチュラルでドンシャリな音質で音楽を聴きたい場合は「MDR-EX800ST」…といった使い分けも良いかも。
かなり贅沢な使い方ですが(笑)
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