SONY 「VAIO Pro 11 (SVP1121A1J)」レポート4 使用編: 【Digital-BAKA】

2013年08月23日

SONY 「VAIO Pro 11 (SVP1121A1J)」レポート4 使用編

最終レポートの今回は、「VAIO Pro 11」を使ってみた使用感やベンチマークをレポートしたいと思います。

↑↑写真は、SONYさんの「VAIO Pro 11 (SVP1121A1J)」※ブラックでございます。

【軽さとサイズが最大の魅力】

↑↑「VAIO Pro 11」の最大の魅力と言えば、やはり約870gという軽さと11インチと言うコンパクトサイズなんですよね。モバイルPCとして評価すると全てが合格点です。レスポンスも素晴らしくモバイラーの方なら誰にでもオススメできるノートPCです。

【ベンチマーク】

では、「VAIO Pro 11」のベンチマーク(ゲームベンチ)を他機種のベンチマークと比較しながら行いたいと思います。

「VAIO Pro 11」のスペック
●OS Windows 8 64ビット
●CPU　Core i5-4200U （1.60GHz）
●メモリー 4GB
●GPU インテル HD グラフィックス 4400
●ストレージ　SSD 約128GB

「VAIO Duo 13」のスペック
●OS Windows 8 64ビット　
●CPU　Core i7-4500U （1.80GHz）
●メモリー 8GB
●GPU インテル HD グラフィックス 4400
●ストレージ　SSD 約256GB

「自作パソコン(Haswell)」のスペック
●OS Windows 8 Pro 64ビット
●CPU　Intel 「Core i7 4770K」
●マザーボード　ASUS 「Z87-PRO」
●メモリー　「DDR3-1600 (PC3-12800)」 4GB 2枚組 ×2 ※計16GB
●GPU　ELSA グラフィックスボード「GLADIAC GLADIAC GTX 560 Ti」(NVIDIA GeForce GTX 560 Ti)
●SSD　Intel SSD 510シリーズ SSDSC2MH120A2C (120GB) ×2 ※“RAID0”を構築

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼアベンチマークワールド編」

↑↑「VAIO Pro 11」　2609点 (やや快適)

↑↑「VAIO Duo 13」　3624点 (快適)

↑↑「自作パソコン(Haswell)」　14207点 (非常に快適)

「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族オンラインベンチマークソフト」

↑↑「VAIO Pro 11」　3537点 (普通)

↑↑「VAIO Duo 13」　4526点 (普通)

↑↑「自作パソコン(Haswell)」　15774点 (すごく快適)

結果を見てみると、「VAIO Pro 11」でオンラインゲームをプレイするにはやや厳しい事が分かります。と言いますか…「VAIO Pro 11」でゲームをプレイされる方はいないと思いますが(笑) あくまで、参考という事で。

【液晶パネル(トリルミナスディスプレイ)の品質は？】

↑↑率直に言ってしまうと、液晶パネル品質は決して悪くありませんが、このディスプレイがトリルミナスディスプレイですよと言われると疑問に思います。 X-Reality for mobileなどのソニー独自の高画質技術を搭載しているらしいですが、発色は微妙かなと感じます。

↑↑決して品質が悪いと言っているのではなく“トリルミナス”という割には期待外れだったという事です。ぶっちゃけ、「VAIO Duo 13」の方が高品質で綺麗です。

↑↑余談ですが、マイクロソリューションさんの「CRYSTAL COAT #01」を液晶パネルに付けると、良い感じになりますよ。詳細はコチラ→ マイクロソリューション「CRYSTAL COAT #01」購入レポート

【ナスネからテレビコンテンツを視聴】

↑↑「nasne」を所有している方限定になりますが「VAIO TV with nasne」をインストールすれば、写真のように「VAIO Pro 11」がテレビに早変わり。

↑↑視聴はもちろん、予約やムーブ(USB接続の光学ドライブが必要)もできるので非常に便利です。「VAIO TV with nasne」は是非とも使用していただきたいですね。

【NFCでちょっと遊んでみる】

↑↑「VAIO Pro 11」はNFCを内蔵しているので、週刊アスキーさんの付録だったNFCチップを使ってみました。

↑↑結論を言うと問題なく使えます。 NFCチップを「VAIO Pro 11」のタッチパッドにタッチするとブラウザーが起動して週刊アスキーさんのページにアクセスしました。他にも色々と遊べるみたいなので、詳細は週アスPLUSさんの記事をチェックして下さい。

【リカバリディスクを作成】

↑↑購入して忘れてはいけないのが、リカバリディスクの作成です。リカバリ領域は本体のストレージに入っていますが、もしもの時の為にリカバリディスクを作っておいた方が良いのは今も昔も常識ですよね。

↑↑ご参考として、BUFFALOさんから発売されているポータブルブルーレイドライブ「BRXL-PC6VU2」では、USB給電のみで使用する事ができました。もちろんリカバリディスクも作れます。 BDだとリカバリディスク作成に1枚で済むのでオススメです。

ポータブルブルーレイドライブ「BRXL-PC6VU2」の詳細はコチラ↓↓
BUFFALO ポータブルブルーレイドライブ「BRXL-PC6VU2-BK」レポート

↑↑16GB以上のUSBメモリーでもリカバリディスク作成が可能です。公式ではUSB3.0対応のUSBメモリーは使わないよう書かれていますが、当ブログが使用しているUSB3.0対応USBメモリーは使用できました。しかし、なるべくUSB2.0用のUSBメモリーを使った方が良いかもしれません。

【微妙に不満な所】

↑↑キーボードなんですが、タイピングしているとキーボード周りのボディが微妙に凹む所でしょうか。これは少し残念。

↑↑あと、Bluetoothマウスを接続していると、時々Bluetoothマウスを見失って使用できなくなる事でしょうか。これはストレスがかなり溜まります。アップデートで改善されれば良いのですが。

【特別レポート「VAIO Pro 11」と「VAIO Pro 13」のred editionを拝見してきた】