SONY 「VAIO Duo 13 | red edition」 レポート5 使用(2)編

最終レポートの今回は前回に引き続き「VAIO Duo 13 | red edition」を使ってみた使用感などをレポートしたいと思います。

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↑↑写真は、SONYさんの「VAIO Duo 13 | red edition」でございます。

【「VAIO Duo 13」の使い勝手は?】

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↑↑では、「VAIO Duo 13」の使い勝手どうなのか? 検証してみたいと思います。

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↑↑キーボードのタイピングは意外とスムーズに入力ができると思います。 キーピッチは19mmと標準のキーボードとの違いはなく違和感なく打てます。 キーストロークは浅めですが問題ないでしょう。

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↑↑タッチパッドに関しては、縦が異様に短いので若干使い辛いですが、慣れてしまえば使えるかなぁという印象でしょうか。 「VAIO Duo 11」の“オプティカル・トラックパッド”よりは断然使いやすいです。

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↑↑何気に驚いたのがスピーカーの音質です。 なかなかの高音質で内蔵スピーカーでムービーや音楽を聴くのも悪くありません。

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↑↑「VAIO Pro 11」の場合、Bluetoothマウスを接続していると、時々Bluetoothマウスを見失う現象が度々起きましたが、「VAIO Duo 13」だと見失う事はなく安定して使えました。 ただ、完璧ではなく一度だけ見失う事がありました。 どうも2013年のVAIO夏モデルとBluetoothマウスは相性が良くないようです。

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↑↑本体内蔵バッテリーのみで世界最長約18時間駆動というだけあって、バッテリー持ちは良いです。 ただ、公式が言っている18時間駆動は条件によっては厳しく、省電力モードでないと無理かなと感じます。

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↑↑インターフェース類は背面に集中していますが、USB端子1個くらいはサイド側に配置して欲しかったですね。 背面に端子類が集中しているとスッキリしていて良いとも思いますが(笑)

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↑↑最大の魅力でもあり特徴でもあるのが、やはり“タブレットモード”と“キーボードモード”で自由自在に使用できる事ですよね。 ただ、“キーボードモード”では液晶ディスプレイの角度が固定だったり、“タブレットモード”では質量が重いという不満もあります。

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↑↑約1300gある本体は非常に重く“タブレットモード”で取り扱う時は正直大変です。 なかなか難しいかもしれませんが次期モデルは軽量化を期待したいですね。

【ベンチマーク】

では、「VAIO Duo 13」のベンチマーク(ゲームベンチ)を他機種のベンチマークと比較しながら行いたいと思います。

「VAIO Duo 13」のスペック
●OS Windows 8 64ビット 
●CPU Core i7-4500U (1.80GHz)
●メモリー 8GB
●GPU インテル HD グラフィックス 4400
●ストレージ SSD 約256GB


「VAIO Pro 11」のスペック
●OS Windows 8 64ビット
●CPU Core i5-4200U (1.60GHz)
●メモリー 4GB
●GPU インテル HD グラフィックス 4400
●ストレージ SSD 約128GB

「自作パソコン(Haswell)」のスペック
●OS Windows 8 Pro 64ビット
●CPU Intel 「Core i7 4770K」
●マザーボード ASUS 「Z87-PRO」
●メモリー 「DDR3-1600 (PC3-12800)」 4GB 2枚組 ×2 ※計16GB
●GPU ELSA グラフィックスボード 「GLADIAC GLADIAC GTX 560 Ti」(NVIDIA GeForce GTX 560 Ti)
●SSD Intel SSD 510シリーズ SSDSC2MH120A2C (120GB) ×2 ※“RAID0”を構築


「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」

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↑↑「VAIO Duo 13」 3624点 (快適)

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↑↑「VAIO Pro 11」 2609点 (やや快適)

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↑↑「自作パソコン(Haswell)」 14207点 (非常に快適)

「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマークソフト」

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↑↑「VAIO Duo 13」 4526点 (普通)

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↑↑「VAIO Pro 11」 3537点 (普通)

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↑↑「自作パソコン(Haswell)」 15774点 (すごく快適)

結果を見てみると、「VAIO Duo 13」はインテル HD グラフィックス 4400を搭載しながら、なかなか頑張っている印象を受けました。 CPUやメモリーも「VAIO Pro 11」と比べると、高水準のスペックですね。

【リカバリディスクを作成】

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↑↑購入して忘れてはいけないのが、リカバリディスクの作成です。 リカバリ領域は本体のストレージに入っていますが、もしもの時の為にリカバリディスクを作っておいた方が良いのは今も昔も常識ですよね。
ご参考として、BUFFALOさんから発売されているポータブルブルーレイドライブ「BRXL-PC6VU2」では、USB給電のみで使用する事ができました。 もちろんリカバリディスクも作れます。 BDだとリカバリディスク作成に1枚で済むのでオススメです。
16GB以上のUSBメモリーでもリカバリディスク作成が可能です。 公式ではUSB3.0対応のUSBメモリーは使わないよう書かれていますが、当ブログが使用しているUSB3.0対応USBメモリーは使用できました。 しかし、なるべくUSB2.0用のUSBメモリーを使った方が良いかもしれません。


良い意味でも悪い意味でも個性的なノートPCですが、手書き入力やタブレットとして使用したいと思う欲張りの方にはオススメできるノートPCです。 色々な用途で使えるので楽しく飽きがきません。 使えば使うほど味が出るノートPCですね。 これで質量さえ軽くなれば更に完成度の高いノートPCになると思いますが(笑) 
red editionのボディ質感もタメ息が出るほど素晴らしく、red editionに興味がある方は販売が終了にならないうちに早めの購入をオススメします。 ではでは失礼しました。

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SONY 「VAIO Duo 13」 公式ページ
VAIO | red edition 公式ページ

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