SONY ステレオヘッドホン 「MDR-Z7」 レポート1 開封編

【Digital-BAKA】 怒涛の開封レビュー祭り (2014秋冬) Vol.10

今回は、SONYさんのオーバーヘッドバンド式ではフラッグシップモデルとなるヘッドホン「MDR-Z7」を開封編として紹介します。

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↑↑写真は、SONYさんのステレオヘッドホン「MDR-Z7」でございます。 実売価格は56000円前後です。
※写真右のDAPはウォークマンAシリーズ「NW-A16」です。

ステレオヘッドホン 「MDR-Z7」 主な特徴

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●可聴帯域をはるかに超える超高域100kHz再生を実現
●広帯域再生を実現する大口径70mmドライバーユニット搭載
●ハイレゾリューション・オーディオ対応
●振動板材料として理想的な特性を持つLCP(液晶ポリマー)にアルミニウム薄膜をコーティング
●重低音のリズムを正確に再現するビートレスポンスコントロール
●人間工学に基づいた立体縫製により、頭部の凹凸にイヤーパッドが優しくフィット
●包み込む装着感を実現するエンフォールディングストラクチャー
●可動部のガタつきを低減するサイレントジョイント
●独自のハンガー構造を採用、ハウジングの回転軸を内側に向けることで装着安定性を向上
●ハンガーにも金属を採用し、ヘッドバンド上面には本革を使用
●銀コートOFC線を採用
●グラウンドを分離し、4芯構成にすることでクロストークを低減
●着脱式ケーブルでバランス接続にも対応
●左右の音の分離を改善し、ノイズに強いバランス接続に対応
●ねじ止め機構を採用し、外れにくいケーブル固定を実現
●からみにくいセレーションケーブル


広帯域再生を実現する大口径70mmドライバーユニットを採用した「MDR-Z7」。 同じ時期に発売されたMDR-1シリーズの「MDR-1A」が40mmドライバーユニットを採用している事を考えると、いかに70mmドライバーユニットが大口径のドライバーユニットかという事が分かります。 ヘッドホンなのに、まるでスピーカーで聞いているかのような解放感あるサウンドが楽しめるそうです。 当ブログでも非常に楽しみにしていたヘッドホンなんです。 では付属品の紹介から。

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↑↑フラッグシップモデルらしく「MDR-Z7」のパッケージは、ブラックに覆われており非常に高級感があります。 しかもパッケージにシリアルナンバーまで刻まれています。

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↑↑からみにくいセレーションケーブルを採用したヘッドホンケーブル(3.0m)です。 3.0mとやや長いケーブルですが、室内でのリスニングでしたら問題ないと思います。 ※「MDR-Z7」は着脱式ケーブルを採用しています。

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↑↑アンバランスのヘッドホンケーブル(3.0m)はステレオミニジャックを採用しており、金メッキプラグとなっています。

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↑↑「MDR-Z7」は左右の両出しとなっているので、L(白)・R(赤)それぞれのピンジャックが用意されています。 不意に外れないようネジ止め機構となっています。

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↑↑「MDR-Z7」にヘッドホンケーブルを取り付けると、こんな感じになります。

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↑↑ケーブルは銀コートOFC線を採用しており、信号伝送ロスを抑え音の劣化を低減し、なめらかな高音域の再生を実現しているそうです。 また、グラウンドを分離し、4芯構成にすることでクロストークを低減しています。

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↑↑ステレオミニジャックからステレオ標準プラグへ変換ができる金メッキ仕様のプラグアダプターです。

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↑↑バランス接続ケーブル(2.0m)も付属されています。 別売のバランス出力対応のポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」と接続することで、より高音質なバランス出力での音楽再生が可能となります。 ※写真のバランス接続ケーブルは開封時の梱包されている状態です。

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↑↑マニュアルなどの書類です。

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↑↑そして本体のステレオヘッドホン「MDR-Z7」です。

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↑↑大口径70mmドライバーユニットを搭載しているだけあって、相当大きいです(笑) ※写真右のDAPはウォークマンAシリーズ「NW-A16」です。

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↑↑大口径70mmドライバーユニットを搭載したハウジングには“SONY”ロゴが刻印してあり、振動板はアルミニウムコートLCP振動板を採用しているそうです。

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↑↑イヤーパッドは、ふわふわとした柔らかさで非常に分厚く、耳を優しく包み込み疲れはほとんどありません。

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↑↑ハウジングの下部にポート(通気孔)が設けられており、低域における通気抵抗をコントロールしているそうです。

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↑↑ハンガーは独自の構造を採用しているインワードアクシスストラクチャーとなっています。 また、可動部のガタつきを低減するサイレントジョイントを採用しています。 装着時の安定性やフィット感は素晴らしいですね。

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↑↑ヘッドバンド部は本革を採用しており、高級感のあるヘッドバンド部となっています。 さすがフラッグシップモデルです。

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↑↑ヘッドバンドの伸び縮み調整は、こんな感じ。

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↑↑伸び縮み調整部分には親切にメモリまで印字されていました。

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↑↑ハウジングとハンガー部分はアルミ素材で、ヘッドバンドは本革を採用しているので、非常に質感の高いヘッドホンですね。 「MDR-Z7」本体を見てるだけで満足感が得られますよ(笑)
※写真のヘッドホンスタンドは、ソニーストアさんで販売している「ヘッドホンスタンド (CC-DST-HP1AW)」です。 「ヘッドホンスタンド (CC-DST-HP1AW)」に関しては別のエントリーでレポートする予定です。

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「MDR-Z7」のファーストインプレッションですが、高域の解像度は非常に高く、変に高域を強調される事もなく良いバランスの高域を再現していると感じました。 低域は耳へダイレクトに伝わり、まるでスピーカーで聞いているような迫力を感じます。 エージングしていくと良い意味で更に化けるヘッドホンになりそうです。 残念ながら、バランス接続での試聴環境がないので何とも言えませんが、かなり期待できそうです。 あと、音漏れが半端ないです(笑) 「MDR-Z7」はサイズも大きいので室内用として割り切りましょう。 いやー良いですよ「MDR-Z7」。

って事で SONY ステレオヘッドホン 「MDR-Z7」 レポート2 試聴編 につづく。
次回は、「MDR-Z7」を使ってみて感じた音質などの印象をレポートしたいと思います。



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SONY ステレオヘッドホン 「MDR-Z7」 公式ページ

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