SONY ブルーレイディスクレコーダー 「BDZ-ET2200」 レポート4 使用編
最終レポートの今回は、「BDZ-ET2200」をしばらく使ってみての使用感をレビューしたいと思います。
↑↑写真は、SONYさんのブルーレイディスクレコーダー「BDZ-ET2200」でございます。
●みんなの予約ランキングとみんなの視聴数について
↑↑“みんなの予約ランキング”です。 “みんなの予約ランキング”はBDレコーダー(2014年モデル)ユーザーが予約録画したコンテンツを予約数の多い順からチェックできるランキング機能です。 録画予約を忘れている時や面白そうなコンテンツを知る事ができるので、まあまあ便利かなと感じましたね。
↑↑“みんなの視聴数”です。 “みんなの視聴数”とは録画されたコンテンツを自分以外に何人の方に視聴されたのかをチェックする事ができる機能です。 簡単に言えば録画コンテンツの視聴率です。 面白い機能だとは思いますが、参考程度にしかならない機能かなと感じました。
●外からどこでも視聴(快適視聴モード)の使い勝手は?
↑↑「BDZ-ET2200」は、スマートフォンやタブレット端末があれば外出先でコンテンツ視聴が可能な“外からどこでも視聴 (快適視聴モード)”に対応しています。 ※写真のタブレット端末は「Xperia Z3 Tablet Compact」です。
↑↑“外からどこでも視聴”の快適視聴モードは、2014年モデルBDレコーダーのみの機能で、番組選択やシーン切替時の読みこみ時間を約50%短縮しているので、レスポンスが向上されていますが、画質はやや落ちます。 画質さえ気にしなければ、使い勝手は断然に良いと思います。 詳しくはレポート3の機能編をご覧下さい。
●「もくじでジャンプ」は標準で使える便利機能
↑↑“もくじでジャンプ”は2013年モデルのBDレコーダーでも対応していましたが、とても便利なので再度ご紹介したいと思います。
↑↑例えば音楽番組なら、観たいアーティスト(聞きたい曲)を“もくじでジャンプ”から選択し、一瞬にしてそのシーン(曲)から再生させる事が可能なんです。 写真のように水樹奈々さんだけを観たいという時でも一発で再生する事が可能です。 上手く作られている機能ですね。
●おでかけ転送を改めて使ってみる
↑↑「BDZ-ET2200」は定番の機能である“おでかけ転送”にも対応しています。 もちろん“ワイヤレスおでかけ転送”にも対応していますが、散々とレポートしてきましたし、ナスネでも“ワイヤレスおでかけ転送”は対応しているので、今回は割愛させて頂きます。 ※写真の端末は、ウォークマンAシリーズ「NW-A16」です。
↑↑「BDZ-ET2200」の前面にある取り込み用のUSB端子にウォークマンを接続すれば、「BDZ-ET2200」で録画されたコンテンツを転送できます。 ※ウォークマンから「BDZ-ET2200」にコンテンツを戻す“おかえり転送”も可能です。
↑↑転送したいコンテンツを選び実行ボタンを押せば、あとは転送が完了するまで待つだけです。 ワンタッチ転送を“入”にしておけば、おでかけ転送用動画ファイルが作成されるので、コンテンツが“ワンタッチ転送リスト”で簡単に高速転送されます。
●「お引越し」機能について
「お引越し」機能とは、LANを経由して本体のHDDおよびUSB接続した外付けHDDに含まれる番組などをレコーダー間でタビングできる機能の事を言います。 しかし、この「お引越し」機能は、BDZ-ET2200、ET1200、EW1200、EW520の4機種に対応しており、すなわち2014年モデルBDレコーダーのみの対応となっています。
って事は「お引越し」機能を使いたい場合、2014年モデルを2台購入しなければいけません。 これは理解できません。 2014年モデルを2台購入するユーザーはどのくらいいらっしゃるのでしょうか。 「お引越し」機能を使いたくても、ほとんど方は使えないと思うのですが、どうなんでしょうか。
●質感と“情報ウインドウ”の廃止について
↑↑1番の問題が「BDZ-ET2200」の質感ではないでしょうか。 コストダウンがもろに影響されている気がします。
デザインも含め、完全に手を抜いているのでは?と言わざるを得ません。
↑↑個人的に1番驚いたのが、本体正面に搭載されていたディスプレイ(情報ウィンドウ)が廃止された事です。 このディスプレイでコンテンツの再生時間をチェックしたり、チャンネル表示を確認していただけに、当たり前のように重宝していたのですが、いざ無くなってみると非常に不便な事に気付きました。 これもコストダウンが原因だとは思いますが、廃止するべきではなかったと強く感じました。
●まとめ
性能的には2013年モデルのBDレコーダーに若干のテコ入れが入ったくらいで、ほとんど同じ性能です。 むしろ本体の質感が落ちているのは非常に残念ですね。 4K関連の機能は「4Kテレビ」モードという機能が搭載されていますが、4Kアップコンバートには非対応です。 今年の後半にもBDレコーダーの新モデルは発売されると思いますが、次期モデルは是非とも4Kに関連した機能を強化して欲しいですね。 あと、本体の正面にディスプレイ(情報ウィンドウ)の復活を強く希望します(笑)
色々とツッコミ所満載の「BDZ-ET2200」ですが、価格は比較的に安いですし、4年ほど前のBDレコーダーから買い替えを検討するならば、選択肢に選んでも良いのではないでしょうか。 ぶっちゃけてしまうと、2013年モデルのBDレコーダーの在庫が残っていれば、2013年モデルのBDレコーダーをオススメします。
ではでは失礼しました。
【関連記事 ・ リンク】
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※特徴や課題については、あくまで当ブログの個人的な意見に基く表記です。 なお、情報内容(仕様・スペック等)に誤りがあった場合は、直ちに修正いたします。 ※コメントを希望される方は、ツイッターの“@Digital_BAKA”宛までお願いいたします。
↑↑写真は、SONYさんのブルーレイディスクレコーダー「BDZ-ET2200」でございます。
●みんなの予約ランキングとみんなの視聴数について
↑↑“みんなの予約ランキング”です。 “みんなの予約ランキング”はBDレコーダー(2014年モデル)ユーザーが予約録画したコンテンツを予約数の多い順からチェックできるランキング機能です。 録画予約を忘れている時や面白そうなコンテンツを知る事ができるので、まあまあ便利かなと感じましたね。
↑↑“みんなの視聴数”です。 “みんなの視聴数”とは録画されたコンテンツを自分以外に何人の方に視聴されたのかをチェックする事ができる機能です。 簡単に言えば録画コンテンツの視聴率です。 面白い機能だとは思いますが、参考程度にしかならない機能かなと感じました。
●外からどこでも視聴(快適視聴モード)の使い勝手は?
↑↑「BDZ-ET2200」は、スマートフォンやタブレット端末があれば外出先でコンテンツ視聴が可能な“外からどこでも視聴 (快適視聴モード)”に対応しています。 ※写真のタブレット端末は「Xperia Z3 Tablet Compact」です。
↑↑“外からどこでも視聴”の快適視聴モードは、2014年モデルBDレコーダーのみの機能で、番組選択やシーン切替時の読みこみ時間を約50%短縮しているので、レスポンスが向上されていますが、画質はやや落ちます。 画質さえ気にしなければ、使い勝手は断然に良いと思います。 詳しくはレポート3の機能編をご覧下さい。
●「もくじでジャンプ」は標準で使える便利機能
↑↑“もくじでジャンプ”は2013年モデルのBDレコーダーでも対応していましたが、とても便利なので再度ご紹介したいと思います。
↑↑例えば音楽番組なら、観たいアーティスト(聞きたい曲)を“もくじでジャンプ”から選択し、一瞬にしてそのシーン(曲)から再生させる事が可能なんです。 写真のように水樹奈々さんだけを観たいという時でも一発で再生する事が可能です。 上手く作られている機能ですね。
●おでかけ転送を改めて使ってみる
↑↑「BDZ-ET2200」は定番の機能である“おでかけ転送”にも対応しています。 もちろん“ワイヤレスおでかけ転送”にも対応していますが、散々とレポートしてきましたし、ナスネでも“ワイヤレスおでかけ転送”は対応しているので、今回は割愛させて頂きます。 ※写真の端末は、ウォークマンAシリーズ「NW-A16」です。
↑↑「BDZ-ET2200」の前面にある取り込み用のUSB端子にウォークマンを接続すれば、「BDZ-ET2200」で録画されたコンテンツを転送できます。 ※ウォークマンから「BDZ-ET2200」にコンテンツを戻す“おかえり転送”も可能です。
↑↑転送したいコンテンツを選び実行ボタンを押せば、あとは転送が完了するまで待つだけです。 ワンタッチ転送を“入”にしておけば、おでかけ転送用動画ファイルが作成されるので、コンテンツが“ワンタッチ転送リスト”で簡単に高速転送されます。
●「お引越し」機能について
「お引越し」機能とは、LANを経由して本体のHDDおよびUSB接続した外付けHDDに含まれる番組などをレコーダー間でタビングできる機能の事を言います。 しかし、この「お引越し」機能は、BDZ-ET2200、ET1200、EW1200、EW520の4機種に対応しており、すなわち2014年モデルBDレコーダーのみの対応となっています。
って事は「お引越し」機能を使いたい場合、2014年モデルを2台購入しなければいけません。 これは理解できません。 2014年モデルを2台購入するユーザーはどのくらいいらっしゃるのでしょうか。 「お引越し」機能を使いたくても、ほとんど方は使えないと思うのですが、どうなんでしょうか。
●質感と“情報ウインドウ”の廃止について
↑↑1番の問題が「BDZ-ET2200」の質感ではないでしょうか。 コストダウンがもろに影響されている気がします。
デザインも含め、完全に手を抜いているのでは?と言わざるを得ません。
↑↑個人的に1番驚いたのが、本体正面に搭載されていたディスプレイ(情報ウィンドウ)が廃止された事です。 このディスプレイでコンテンツの再生時間をチェックしたり、チャンネル表示を確認していただけに、当たり前のように重宝していたのですが、いざ無くなってみると非常に不便な事に気付きました。 これもコストダウンが原因だとは思いますが、廃止するべきではなかったと強く感じました。
●まとめ
性能的には2013年モデルのBDレコーダーに若干のテコ入れが入ったくらいで、ほとんど同じ性能です。 むしろ本体の質感が落ちているのは非常に残念ですね。 4K関連の機能は「4Kテレビ」モードという機能が搭載されていますが、4Kアップコンバートには非対応です。 今年の後半にもBDレコーダーの新モデルは発売されると思いますが、次期モデルは是非とも4Kに関連した機能を強化して欲しいですね。 あと、本体の正面にディスプレイ(情報ウィンドウ)の復活を強く希望します(笑)
色々とツッコミ所満載の「BDZ-ET2200」ですが、価格は比較的に安いですし、4年ほど前のBDレコーダーから買い替えを検討するならば、選択肢に選んでも良いのではないでしょうか。 ぶっちゃけてしまうと、2013年モデルのBDレコーダーの在庫が残っていれば、2013年モデルのBDレコーダーをオススメします。
ではでは失礼しました。
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