PC用の4Kモニターとして4Kブラビア「KD-49X8500B」(49V型)を本気で使用してみた
今回は、4Kブラビアである「KD-49X8500B」(49V型)をPC用の4Kモニターとして実用的に使えるか?検証してみたいと思います。
↑↑写真は、SONYさんの4K BRAVIA「KD-49X8500B」(49V型)でございます。 2015年2月現在の実売価格は17万円前後となっています。
「KD-49X8500B」(49V型)をPC用4Kモニターとして検証するPCは、自作PCで簡単なスペックは以下の通りとなります。 ※ビデオカードはNVIDIA GeForce GTX 660を搭載したビデオカードです。
●CPU
Intel 「Core i7 4770K」
●マザーボード
ASUS 「Z87-PRO」
●メモリー
elixir 「DDR3-1600 (PC3-12800)」 4GB 2枚組 ×2 ※計16GB (型番 W3U1600HQ-4G)
●ビデオカード
MSI グラフィックカード 「N660GTX Twin Frozr 4S OC」
●OS
Windows 8.1
↑↑X8500Bシリーズである「KD-49X8500B」は、HDMI ver2.0 (YUV 4:2:0 8bit) を搭載しているので、4K(3840×2160)/60pの信号伝送で使用可能になっています。 ※X9200BシリーズやX9500BシリーズもHDMI ver2.0 (YUV 4:2:0 8bit) を搭載しています。
「KD-49X8500B」(49V型)のレビューはコチラ↓↓
SONY 4K BRAVIA 「KD-49X8500B」 (49V型) レポート7 使用編 (後編)
SONY 4K BRAVIA 「KD-49X8500B」 (49V型) レポート6 使用編 (前編)
SONY 4K BRAVIA 「KD-49X8500B」 (49V型) レポート5 機能編
SONY 4K BRAVIA 「KD-49X8500B」 (49V型) レポート4 4K編
SONY 4K BRAVIA 「KD-49X8500B」 (49V型) レポート3 画質・比較編
SONY 4K BRAVIA 「KD-49X8500B」 (49V型) レポート2 本体編
SONY 4K BRAVIA 「KD-49X8500B」 (49V型) レポート1 開封編
なので、HDMI ver2.0を搭載したビデオカードならば、4K(3840×2160)/60p環境での使用が可能です。 ※最近のビデオカードだと、NVIDIA GeForce GTX960 や NVIDIA GeForce GTX 970 や NVIDIA GeForce GTX980 などがHDMI ver2.0を搭載しています。
↑↑残念ながら当ブログが運用している自作PCは、HDMI ver1.4対応のビデオカードなので、今回のレポートでは4K(3840×2160)/30pでのレビューとなります。
【49インチというサイズを4KPCモニターとして使う使用感は?】
↑↑4分割のマルチウインドウでも、フルHDなみの解像度で使用できる4K解像度は、「KD-49X8500B」(49V型)で試してみると非常に快適です。 ※写真右のモニターはEIZOさんの27.0型「FlexScan EV2736W-FS」(2560×1440)です。
↑↑ブラウザを4分割のマルチウインドウで開いた所です。 先程も述べたようにフルHDなみの解像度で閲覧が可能なので、フルHDモニターを4台並べている感じで使用できます。 これは快適ですよ(笑)
↑↑49インチサイズだと、最適な使用距離は約1mほど「KD-49X8500B」から離れて使うのがベストかなと感じました。 これ以上近づくとモニターが視野一杯になって実用的だとは感じませんでしたね。 約1mくらいの距離だと文字もハッキリ読めますし、4K解像度が快適に使用できます。 ※快適だと感じる使用距離には個人差があります。
【贅沢にサブディスプレイとしてX8500Bシリーズを使ってみる】
↑↑「KD-49X8500B」は、あくまでも“テレビ”なので、サブディスプレイ用と割り切って使用するのも有りですね。
↑↑メインディスプレイには、解像度もそこそこ高くサイズ的にも使いやすい27インチのWQHD(2560×1440)ディスプレイを使い、サブディスプレイとして49インチ(4K)の「KD-49X8500B」を使うのもアリかもしれません。
↑↑普段の作業はメインディスプレイに任せて、4Kに対応した動画(コンテンツ)や写真鑑賞をする時は「KD-49X8500B」を使用するなんて使用方法もオススメです。 ※写真の4KコンテンツはYouTubeの動画です。
【4Kブラビアの高精細な解像度を写真で堪能してみる】
↑↑4Kの良さはデスクトップの領域を広く使えるだけではなく、写真鑑賞にも適しています。
↑↑写真左が「KD-49X8500B」で、写真右が「FlexScan EV2736W-FS」です。 WQHD(2560×1440)でも、そこそこの解像度なので高精細に閲覧できますが、4Kで写真を閲覧すると更に高精細な画質で閲覧できます。 物理的なサイズが違うので、dpi(ドット密度)も変わってきますが、やはり「KD-49X8500B」の方が高精細に感じました。
【X8500BシリーズをPCモニターとして使うと、文字の滲み(にじみ)は大丈夫か?】
↑↑「KD-49X8500B」は、“YUV 4:2:0 8bit”なので文字が滲むのでは?と不安に思っていらっしゃる方がいるかもしれませんが、結論からすると文字の滲みはほとんど確認されません。 心配無用です(笑)
↑↑滲みは確認されませんが、単純に文字が小さすぎると感じる方はWindowsのアップスケーリング機能で文字を大きくして使用しても良いかもしれませんね。
↑↑125%(中)に変更してみると、こんな感じです。 デスクトップ領域は小さくなりますが、4K(49インチ)だと全く狭く感じる事はありませんでした。
4Kブラビア「KD-49X8500B」(49V型)をPCディスプレイとして使用してみた感じ、49インチというサイズは実用的だとは感じませんでしたが、使用距離によっては全然アリだなという結論に至りました。 あくまでも個人的な感想ですが、PCのメインディスプレイとして使うには、24インチ~32インチまでが限界かなと。 ただサブディスプレイとして4Kブラビアを使用すると最強かもしれません(笑)
2015年に発売される4Kブラビアには、43インチサイズの4Kブラビアが日本でも発売されるかもしれないので、ますますPCディスプレイ用途として視野に入れても良い選択肢になるかもしれませんね。 ではでは失礼しました。
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※特徴や課題については、あくまで当ブログの個人的な意見に基く表記です。 なお、情報内容(仕様・スペック等)に誤りがあった場合は、直ちに修正いたします。 ※コメントを希望される方は、ツイッターの“@Digital_BAKA”宛までお願いいたします。
↑↑写真は、SONYさんの4K BRAVIA「KD-49X8500B」(49V型)でございます。 2015年2月現在の実売価格は17万円前後となっています。
「KD-49X8500B」(49V型)をPC用4Kモニターとして検証するPCは、自作PCで簡単なスペックは以下の通りとなります。 ※ビデオカードはNVIDIA GeForce GTX 660を搭載したビデオカードです。
●CPU
Intel 「Core i7 4770K」
●マザーボード
ASUS 「Z87-PRO」
●メモリー
elixir 「DDR3-1600 (PC3-12800)」 4GB 2枚組 ×2 ※計16GB (型番 W3U1600HQ-4G)
●ビデオカード
MSI グラフィックカード 「N660GTX Twin Frozr 4S OC」
●OS
Windows 8.1
↑↑X8500Bシリーズである「KD-49X8500B」は、HDMI ver2.0 (YUV 4:2:0 8bit) を搭載しているので、4K(3840×2160)/60pの信号伝送で使用可能になっています。 ※X9200BシリーズやX9500BシリーズもHDMI ver2.0 (YUV 4:2:0 8bit) を搭載しています。
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SONY 4K BRAVIA 「KD-49X8500B」 (49V型) レポート1 開封編
なので、HDMI ver2.0を搭載したビデオカードならば、4K(3840×2160)/60p環境での使用が可能です。 ※最近のビデオカードだと、NVIDIA GeForce GTX960 や NVIDIA GeForce GTX 970 や NVIDIA GeForce GTX980 などがHDMI ver2.0を搭載しています。
↑↑残念ながら当ブログが運用している自作PCは、HDMI ver1.4対応のビデオカードなので、今回のレポートでは4K(3840×2160)/30pでのレビューとなります。
【49インチというサイズを4KPCモニターとして使う使用感は?】
↑↑4分割のマルチウインドウでも、フルHDなみの解像度で使用できる4K解像度は、「KD-49X8500B」(49V型)で試してみると非常に快適です。 ※写真右のモニターはEIZOさんの27.0型「FlexScan EV2736W-FS」(2560×1440)です。
↑↑ブラウザを4分割のマルチウインドウで開いた所です。 先程も述べたようにフルHDなみの解像度で閲覧が可能なので、フルHDモニターを4台並べている感じで使用できます。 これは快適ですよ(笑)
↑↑49インチサイズだと、最適な使用距離は約1mほど「KD-49X8500B」から離れて使うのがベストかなと感じました。 これ以上近づくとモニターが視野一杯になって実用的だとは感じませんでしたね。 約1mくらいの距離だと文字もハッキリ読めますし、4K解像度が快適に使用できます。 ※快適だと感じる使用距離には個人差があります。
【贅沢にサブディスプレイとしてX8500Bシリーズを使ってみる】
↑↑「KD-49X8500B」は、あくまでも“テレビ”なので、サブディスプレイ用と割り切って使用するのも有りですね。
↑↑メインディスプレイには、解像度もそこそこ高くサイズ的にも使いやすい27インチのWQHD(2560×1440)ディスプレイを使い、サブディスプレイとして49インチ(4K)の「KD-49X8500B」を使うのもアリかもしれません。
↑↑普段の作業はメインディスプレイに任せて、4Kに対応した動画(コンテンツ)や写真鑑賞をする時は「KD-49X8500B」を使用するなんて使用方法もオススメです。 ※写真の4KコンテンツはYouTubeの動画です。
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↑↑写真左が「KD-49X8500B」で、写真右が「FlexScan EV2736W-FS」です。 WQHD(2560×1440)でも、そこそこの解像度なので高精細に閲覧できますが、4Kで写真を閲覧すると更に高精細な画質で閲覧できます。 物理的なサイズが違うので、dpi(ドット密度)も変わってきますが、やはり「KD-49X8500B」の方が高精細に感じました。
【X8500BシリーズをPCモニターとして使うと、文字の滲み(にじみ)は大丈夫か?】
↑↑「KD-49X8500B」は、“YUV 4:2:0 8bit”なので文字が滲むのでは?と不安に思っていらっしゃる方がいるかもしれませんが、結論からすると文字の滲みはほとんど確認されません。 心配無用です(笑)
↑↑滲みは確認されませんが、単純に文字が小さすぎると感じる方はWindowsのアップスケーリング機能で文字を大きくして使用しても良いかもしれませんね。
↑↑125%(中)に変更してみると、こんな感じです。 デスクトップ領域は小さくなりますが、4K(49インチ)だと全く狭く感じる事はありませんでした。
4Kブラビア「KD-49X8500B」(49V型)をPCディスプレイとして使用してみた感じ、49インチというサイズは実用的だとは感じませんでしたが、使用距離によっては全然アリだなという結論に至りました。 あくまでも個人的な感想ですが、PCのメインディスプレイとして使うには、24インチ~32インチまでが限界かなと。 ただサブディスプレイとして4Kブラビアを使用すると最強かもしれません(笑)
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