「αアンバサダープログラムキックオフミーティング」に参加! ミーティング編

5月30日にソニー本社にて、第1回αアンバサダープログラムキックオフミーティングが開催されました。

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早速αアンバサダープログラムに登録、そしてαアンバサダープログラムキックオフミーティングに応募してみました。 結果、αアンバサダープログラムキックオフミーティングに見事当選させていただいたので会場へと行かせて頂くことになりました。 後で聞いた話では当選確率はかなり低く定員50名に対し10倍ほどの応募があったそうです。 では、その時の模様を簡単ではございますがレポートしたいと思います。

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αアンバサダープログラムはαユーザーでなくとも応募できるので、カメラが好きな方は是非とも登録してみて下さいね。

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まずは、αに込められた想いとして、デジタルイメージング事業本部の岩附氏の挨拶から始まり、SONYのカメラ(サイバーショットやハンディカムなどを含む)の歴史が説明されていました。 サイバーショットが発売され20年が経つんですね。 ビデオカメラに関しては35年経過されているそうです。 歴史を感じますね。 ※コニカミノルタがカメラ事業撤退に伴い、SONYがαを引き継いだのは2006年からです。

ぶっちゃけてしまうと、αの新機種が発売されていないこのタイミングで「αアンバサダープログラムキックオフミーティング」を開催するのは如何なものなのか?と思いましたが“αの魅力を伝える伝道師”という観点だと良い機会だったかもしれません。

なので当然ながら、キックオフミーティングの内容は現行モデルの技術を改めてαの開発者さん自ら説明するという内容でした。 αユーザーなら、ある程度知っている内容が目立ちましたが、αを使った事がない参加者も数名参加されていたので、これはこれで良い機会だったかもしれません。

個人的に価値があったと感じた事と言えば、開発者さん達とのコミュニケーションですね。 参加者の質問が、現行機種の不満や新技術(新機種)の質問が多かったのもブロガーイベントならではでしたね。 さすがに新機種(新技術)の話はありませんでしたが…(笑)ユーザーの要望を聞いて、よりαを使いやすくなるようフィードバックするともおっしゃっていました。 鋭い質問や要望には、ちゃんとメモされていましたね(笑)

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キックオフミーティングの進行は、一眼カメラの基礎となる3つのデバイス 「画像処理エンジン」 「イメージセンサー」 「レンズ」 の3回に分けて各担当の技術者さんでセミナーが行われました。

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「画像処理エンジン」(プロセッサー)

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「イメージセンサー」(フルサイズ対応5軸ボディ内手ブレ補正)

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「レンズ」

部屋が狭い事がやや気になりましたが、開発者さんとユーザーのコミュニケーションを図るには親近感が出て良かったかもしれません。 全ての内容を記事で説明するのは大変なので、当ブログが注目した技術紹介をピックアップしたいと思います。

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まずは「画像処理エンジン」の部屋で“三位一体の開発だからできること”という説明。 画像処理エンジン「BIONZ X」は高度な画像処理、オートフォーカス演算、インターフェース処理など様々な処理を一括集中してコントロールしており、三位一体が自社開発だから圧倒的なレスポンスを実現しているという事は、さすがSONYさんだなと。

個人的な感想としては、画質の処理はもう少し頑張ってほしい(特に暗所によるノイズ)と思う事とカメラ自体のレスポンス(起動時間など)はまだまだ改善の余地があると思います。

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つづいて「イメージセンサー」の部屋です。 SONYが最も得意とするイメージセンサーは他社の技術力を寄せつけない勢いがあると思っています。

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中でも「α7S」の高感度性能はメディアが報道するほど素晴らしい技術ですよね。 ※写真は暗所による高感度性能を実演している所です。

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画期的なオートフォーカスシステム「4D FOCUS」は画面のほぼ全域をカバーする179点像面位相差AFセンサーを搭載しており、この技術はいまだに他社の追随を許していません。 素晴らしいですね。 ※4D FOCUSは「α6000」「α5100」などに搭載されています。

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「α7 Ⅱ (ILCE-7M2)」で装備されたフルサイズ対応5軸ボディ内手ブレ補正機構の説明も「イメージセンサー」の部屋で説明されていました。 手ブレ補正機構部分のモックを見せてもらいましたが、改めてフルサイズ対応5軸ボディ内手ブレ補正は凄い技術なんだなと感心。

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最後に「レンズ」のお話。 個人的には一番興味があるデバイスです。

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FEレンズはSONYの最新技術が惜しみなく採用されているだけあって、AFも早く静かなので非常に使い勝手が良くαユーザーで本当に良かったと思いますね。 ちなみに高画素化を想定して開発しているので、FEレンズに関しては将来のシステム(高画素のカメラボディ)でも充分に耐えれる設計だとおっしゃっていました。 高画素(5000万画素クラス)のカメラボディが将来発売されるかどうかは答えてくれませんでした(笑)


キックオフミーティングでは質疑応答があり、各参加者からなかなかユニークな質問もありました。 例えば「開発チーム同士は仲が良いのか?」とか(笑) 開発者さんの答えは「仕事の面ではぶつかる事もあるが、基本的には仲が良いですよ(笑)」と答えていましたね(笑)

このような素朴な疑問を聞けるのもブロガーイベントならではなので、非常に良かったのではないかと思います。
他にも「お気に入りのレンズを教えて下さい」という質問に「SEL24F18Z」「SEL50F18」 と答えたり、開発に苦労したレンズは特に思い入れがあるといった生々しい事もおっしゃっていましたね。 ちなみに「SEL50F18」は若手のチームが開発したと教えてくれました。

撮影禁止だったので、お見せする事はできませんが、6月26日に発売予定のDistagon T* FE 35mm F1.4 ZA「SEL35F14Z」 が分解された状態のモックも見せて頂きました。 これには萌えましたね(笑) ※当ブログでもDistagon T* FE 35mm F1.4 ZA「SEL35F14Z」はレビュー予定です。

余談ですが、日本では未発表の「FE 90mm F2.8 Macro G OSS (SEL90M28G)」の発売日は?と質問した所、製造している最中ですが、まだはっきりした発売日は分からないとの事でした。

って事で 「αアンバサダープログラムキックオフミーティング」に参加! 無料モニター編 につづく。
次回は、無料モニターとしてお借りした「α7 (ILCE-7)」「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」で撮影した作例をお見せしたいと思います。

「ZERO SPIRITS」(Kozy)さんのエントリーも是非↓↓
αアンバサダーキックオフミーティングレポート イメージセンサー編 [イベント]

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