SONY 「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」レビュー1 開封編: 【Digital-BAKA】

2015年07月01日

SONY 「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」レビュー1 開封編

今回はFEレンズ(フルサイズ)では初となる中望遠マクロレンズを開封編として紹介します。

↑↑写真のレンズは、Eマウントマクロレンズ「FE 90mm F2.8 Macro G OSS (SEL90M28G)」でございます。
※写真のカメラボディは「α7S (ILCE-7S)」です。

SONY 「FE 90mm F2.8 Macro G OSS (SEL90M28G)」主な特徴

●Gレンズならではの美しいボケ味と高解像度を両立したFEレンズ初となる中望遠マクロレンズ
●光学式手ブレ補正機能搭載
●フォーカス方式には撮影距離による収差変動を抑制するフローティング機構を採用
●ナノARコーティングやスーパーED（特殊低分散）ガラスなどソニーの先進技術も惜しみなく投入
●2つのフォーカスレンズ群の駆動には停止位置精度と静粛性に優れた「ダイレクトドライブSSM」を採用
●フォーカスリングを前後にスライドさせるだけで、AF/MFを素早く切り替えられる「リングスライドスイッチ」
●全長固定でレンズの繰り出しのない「インターナルフォーカシング」
●フォーカスロックを迅速に行える「フォーカスホールドボタン」
●防塵防滴に配慮した設計 ※ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません

●レンズ構成　11群15枚
●最短撮影距離　0.28m
●最大撮影倍率　1倍
●35mmフルサイズ対応 (焦点距離 90mm)
●焦点距離イメージ　135mm (35mm判換算値)
●フィルター径　φ62mm
●大きさ　最大径φ79mm、全長130.5mm
●質量　約602g

FEマウント(フルサイズ)に対応した待望のマクロレンズがついに発売されました。実売価格は14万円前後と決して安いレンズではありませんが、光学式手ブレ補正やAF/MFを素早く切り替えられる「リングスライドスイッチ」などなど素晴らしい機能が満載のマクロレンズです。では付属品の紹介から。

↑↑フード(ALC-SH138)です。フードタイプは丸形バヨネット式を採用しています。

↑↑「SEL90M28G」にフード(ALC-SH138)を取り付けると、こんな感じ。すごい迫力ですね（笑）

↑↑レンズキャップ(62mm)とリアキャップです。

↑↑ソフトケースです。 ※「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA (SEL35F14Z)」と全く同じソフトケースです。

↑↑マニュアルなどの書類です。

↑↑そして本体のレンズである「FE 90mm F2.8 Macro G OSS (SEL90M28G)」です。

↑↑全長が約130.5mmあるので、かなり迫力のあるマクロレンズですね。

↑↑フィルター径はφ62mmとなります。

↑↑フォーカスリングは、やや太めに設計されており適度なトルク感で滑らかに回ります。

↑↑AF/MFの切り替えは素晴らしいギミックとなっており、フォーカスリングを前後にスライドさせるだけで、AF/MFを素早く切り替えられます。このギミックを「リングスライドスイッチ」と言うそうです。切り替えレスポンスも良くかなり便利です。 ※上でAF、下でMFとなります。

↑↑フォーカスリングの下に倍率/距離目盛が配置されています。 MFに切り替えていると、倍率/距離目盛も同時に回ります。

↑↑“G”ロゴの下にフォーカスホールドボタン、スイッチ類はフォーカスレンジリミッターと手ブレ補正スイッチ「OPTICAL STEADY SHOT」が配置されています。

フォーカスレンジリミッターは、フォーカスの駆動範囲を全域でカバーする「FULL」、無限遠から0.5mの間で駆動する「∞-0.5m」、0.5mから0.28mの間で駆動する「0.5m-0.28m」の切り替えとなります。