SONY 4Kブラビア 「KJ-43X8500C」 (43v型) レビュー3 画質＆使用編
最終レポートの今回は、「KJ-43X8500C」(43v型)の画質や使用感(Android)についてレビューしたいと思います。
↑↑写真の4Kテレビは、SONYさんの4Kブラビア「KJ-43X8500C」(43v型)でございます。
【4K高画質プロセッサー「X1(エックスワン)」の実力は？】
↑↑新開発の4K高画質プロセッサー「X1(エックスワン)」を搭載している2015年モデルの「KJ-43X8500C」ですが、率直に言ってしまうと…「たいした事ないな」という感想です。
↑↑地デジなどのHD画質では、発色が何となく不自然で前モデルと比較しても、明らかにBRAVIAらしい発色とは言えません。 どうしてこうなった？…と言わざるを得ません。 超解像エンジン「4K X-Reality PRO(エックス リアリティー プロ)」もイマイチ効果が分かりません。
↑↑4K表示に関しては満足してますが…どうも発色の悪さが目立ちます。 パネルが悪いのか？…定かではありませんが、「トリルミナスディスプレイ」搭載とはとても思えません。
↑↑画質の悪さをフォローするつもりではありませんが、43インチと4Kテレビとして考えれば少し小さなパネルですが、4Kコンテンツを映すと高精細な画質が間違いなく楽しめるので、初めての4Kテレビとして購入されるなら“アリ”かもしれませんね。
↑↑画質設定で、とことん好みの画質を追求しましたが、いまいちBRAVIAらしい美しい画質をチューニングするのは無理でした。 Android OSを採用した事により、画質設定の使い勝手も改悪している気がします。
【Android TVの使い心地は？】
↑↑今年のブラビア4Kモデルは、Android TVを搭載しています。 これがまた不安定でストレス以外何もありません。 個人的な事を言いますが、ホームメニューを表示すると、度々表示されるYouTuberさんが非常にうっとうしいです。
↑↑アプリの数も少なく、今後のアップデートなどに期待するしかないのでしょうか。 一つだけAndroidで良かったなと思った事は、タッチパッドリモコンを使った音声検索ぐらいですかね…（笑）
↑↑何度かアップデートがありましたが、いまだにAndroidはかなり不安定です。 当ブログが体験した事を言うと、入力切り替えでよく再起動します。 ブラビアリンクとAndroidの相性がイマイチかもしれません。 こればっかりは今後のアップデートに期待するしかありませんね。
【お気に入りのアプリを使ってみた】
↑↑対応したスマートフォンを4Kブラビアにワイヤレス表示する事が可能なスクリーンミラーリングは安定して使えます。
↑↑“TV SideView”のリモコンもちゃんと使用できます。
【PCディスプレイとして使用すると？】
↑↑せっかくの4Kモニター(3840×2160)なので、PCディスプレイとしても使用してみます。
↑↑自作PCとして愛用しているDELLさんの27型 4Kモニター「P2715Q」と並べてみました。 4Kディスプレイのデュアル環境ですね。
↑↑43インチと比較的に小さなパネルですが、PCディスプレイとして使用するならば4Kの高精細な解像度でもなかなか見やすく使いやすいですね。
↑↑ただ、一つだけ大きな不満があります。 ズバリ、文字が滲みます。 前モデルの「KD-49X8500B」では滲みをほとんど確認できませんでしたが、「KJ-43X8500C」だと明らかに色の付いたフォント(特に赤色)が滲んでいます。 うーん惜しいですね。
【写真 (4K動画) ビューアとして使ってみる】
↑↑唯一良いね！と思ったのが、写真 (4K動画) ビューアとしての使用方法。 HDMI端子でカメラを接続しフォトビューワとして使ってみました。 ※写真のカメラは「α7RⅡ (ILCE-7RM2)」です。
↑↑4240万画素という高画素の写真だと、かなり高精細に写真をチェックできます。 色合いもデフォルトの画質設定でも悪くない印象です。
↑↑特に「α7RⅡ (ILCE-7RM2)」で撮影した4K動画を「KJ-43X8500C」で見ると、今までにない高精細な4K動画でかなり感動しました。 上の写真は決して静止画ではなく動画ですよ（笑）
↑↑半分は「α7RⅡ (ILCE-7RM2)」の評価になってしまいますが、4K動画だと小さな葉っぱも潰れず表示され、ノイズも皆無で高精細に表示されます。 4K動画が撮れる環境をお持ちの方は、これだけでも4Kブラビアを購入しても悪くないほどです。
【9月に実施予定の大型アップデートに期待】
↑↑8月31日現在では、今年の4KBRAVIAはお世辞にも使いやすくないですし、画質も微妙です。 しかし、唯一期待できるのが9月に延期された大型アップデートですね。
9月下旬にネットワークダウンロード、10月下旬に放送ダウンロードによるアップデートを予定している内容は、外付けHDD番組録画・本体番組表からのブルーレイディスクレコーダーやnasne(ナスネ)への録画・2画面表示・ハイブリッドキャスト対応等があります。 詳しくはコチラ。
↑↑画質の向上などはアップデート内容に記載されていませんが、その辺りもほんの少しだけ期待しています。 また大型アップデートした後に何らかの形でレビューする予定ですが、現時点では史上最悪なBRAVIAだと感じています。 Androidなんて搭載する必要性はあったのか？と強く感じてます。
あと43インチと49インチ(3D非対応モデル)のみらしいんですが、チャンネルボタンを押しても電源が入らない仕様は地味に不便です。 これもAndroidが足を引っ張っているんですかね？
BRAVIAが欲しいと言う方には申し訳ないですが、現時点ではオススメできません。 アップデート内容を見て、もう少し様子を見るか、前モデル(2014年モデル)の在庫があればそちらをオススメします。 ではでは失礼しました。
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※特徴や課題については、あくまで当ブログの個人的な意見に基く表記です。 なお、情報内容(仕様・スペック等)に誤りがあった場合は、直ちに修正いたします。 ※コメントを希望される方は、ツイッターの“@Digital_BAKA”宛までお願いいたします。
↑↑写真の4Kテレビは、SONYさんの4Kブラビア「KJ-43X8500C」(43v型)でございます。
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↑↑地デジなどのHD画質では、発色が何となく不自然で前モデルと比較しても、明らかにBRAVIAらしい発色とは言えません。 どうしてこうなった？…と言わざるを得ません。 超解像エンジン「4K X-Reality PRO(エックス リアリティー プロ)」もイマイチ効果が分かりません。
↑↑4K表示に関しては満足してますが…どうも発色の悪さが目立ちます。 パネルが悪いのか？…定かではありませんが、「トリルミナスディスプレイ」搭載とはとても思えません。
↑↑画質の悪さをフォローするつもりではありませんが、43インチと4Kテレビとして考えれば少し小さなパネルですが、4Kコンテンツを映すと高精細な画質が間違いなく楽しめるので、初めての4Kテレビとして購入されるなら“アリ”かもしれませんね。
↑↑画質設定で、とことん好みの画質を追求しましたが、いまいちBRAVIAらしい美しい画質をチューニングするのは無理でした。 Android OSを採用した事により、画質設定の使い勝手も改悪している気がします。
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↑↑今年のブラビア4Kモデルは、Android TVを搭載しています。 これがまた不安定でストレス以外何もありません。 個人的な事を言いますが、ホームメニューを表示すると、度々表示されるYouTuberさんが非常にうっとうしいです。
↑↑アプリの数も少なく、今後のアップデートなどに期待するしかないのでしょうか。 一つだけAndroidで良かったなと思った事は、タッチパッドリモコンを使った音声検索ぐらいですかね…（笑）
↑↑何度かアップデートがありましたが、いまだにAndroidはかなり不安定です。 当ブログが体験した事を言うと、入力切り替えでよく再起動します。 ブラビアリンクとAndroidの相性がイマイチかもしれません。 こればっかりは今後のアップデートに期待するしかありませんね。
【お気に入りのアプリを使ってみた】
↑↑対応したスマートフォンを4Kブラビアにワイヤレス表示する事が可能なスクリーンミラーリングは安定して使えます。
↑↑“TV SideView”のリモコンもちゃんと使用できます。
【PCディスプレイとして使用すると？】
↑↑せっかくの4Kモニター(3840×2160)なので、PCディスプレイとしても使用してみます。
↑↑自作PCとして愛用しているDELLさんの27型 4Kモニター「P2715Q」と並べてみました。 4Kディスプレイのデュアル環境ですね。
↑↑43インチと比較的に小さなパネルですが、PCディスプレイとして使用するならば4Kの高精細な解像度でもなかなか見やすく使いやすいですね。
↑↑ただ、一つだけ大きな不満があります。 ズバリ、文字が滲みます。 前モデルの「KD-49X8500B」では滲みをほとんど確認できませんでしたが、「KJ-43X8500C」だと明らかに色の付いたフォント(特に赤色)が滲んでいます。 うーん惜しいですね。
【写真 (4K動画) ビューアとして使ってみる】
↑↑唯一良いね！と思ったのが、写真 (4K動画) ビューアとしての使用方法。 HDMI端子でカメラを接続しフォトビューワとして使ってみました。 ※写真のカメラは「α7RⅡ (ILCE-7RM2)」です。
↑↑4240万画素という高画素の写真だと、かなり高精細に写真をチェックできます。 色合いもデフォルトの画質設定でも悪くない印象です。
↑↑特に「α7RⅡ (ILCE-7RM2)」で撮影した4K動画を「KJ-43X8500C」で見ると、今までにない高精細な4K動画でかなり感動しました。 上の写真は決して静止画ではなく動画ですよ（笑）
↑↑半分は「α7RⅡ (ILCE-7RM2)」の評価になってしまいますが、4K動画だと小さな葉っぱも潰れず表示され、ノイズも皆無で高精細に表示されます。 4K動画が撮れる環境をお持ちの方は、これだけでも4Kブラビアを購入しても悪くないほどです。
【9月に実施予定の大型アップデートに期待】
↑↑8月31日現在では、今年の4KBRAVIAはお世辞にも使いやすくないですし、画質も微妙です。 しかし、唯一期待できるのが9月に延期された大型アップデートですね。
9月下旬にネットワークダウンロード、10月下旬に放送ダウンロードによるアップデートを予定している内容は、外付けHDD番組録画・本体番組表からのブルーレイディスクレコーダーやnasne(ナスネ)への録画・2画面表示・ハイブリッドキャスト対応等があります。 詳しくはコチラ。
↑↑画質の向上などはアップデート内容に記載されていませんが、その辺りもほんの少しだけ期待しています。 また大型アップデートした後に何らかの形でレビューする予定ですが、現時点では史上最悪なBRAVIAだと感じています。 Androidなんて搭載する必要性はあったのか？と強く感じてます。
あと43インチと49インチ(3D非対応モデル)のみらしいんですが、チャンネルボタンを押しても電源が入らない仕様は地味に不便です。 これもAndroidが足を引っ張っているんですかね？
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