猿でも分かるレポート「CPUクーラーの取り付け方 (LGA2011-v3 対応版)」

【 2015年 - 2016年 怒涛の自作PCレビュー! (その8) 】
今回は自作PC初心者の方でも分かりやすく「CPUクーラーの取り付け方 (LGA2011-v3 対応版)」を説明します。

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↑↑今回取り付けるCPUクーラーは、サイズさんの「虎徹 12cmサイドフロー(SCKTT-1000)」です。 実売価格はAmazonさんで3500円前後(12月現在)となります。

※CPUはIntelさんの「Core i7 5820K」で、CPUグリスはアイネックスさんの「ナノダイヤモンドグリス (HTC-01)」です。

※取り付けるマザーボードはASUSさんの「X99-PRO/USB 3.1」(Intel X99 Express搭載)となります。

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↑↑LGA2011-v3(Haswell-E)対応はもちろんの事、対応ソケットは以下の通りになります。 ※最新のLGA1151ソケット(Skylake)にも対応しています。

Intelソケット775/1366/1156/1155/1150/1151/2011
AMDソケットAM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2


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↑↑「虎徹 12cmサイドフロー(SCKTT-1000)」のパッケージ内容は、こんな感じ。 使用するネジ類はソケットによって異なります。 (1つのソケットで全てのネジを使用する事はありません) また日本語のマニュアルも付いています。

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↑↑多重エアフロー透過構造採用の巨大なヒートシンクには6mm径ヒートパイプを4本採用しており、12cmの非干渉薄型ファンがセットになっています。 詳しい仕様は公式ページでチェックして下さいね。

ではCPUに、この「虎徹 12cmサイドフロー(SCKTT-1000)」を取り付けてみます。 CPUをマザーボードに取り付ける方法はコチラ↓↓

6コア/12スレッドのCPUがやってきた! Intel 「Core i7 5820K」 開封レビュー

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↑↑用意するのは高性能なCPUグリスと、あると便利なマスキングテープとプラスドドライバーです。 ちなみにCPUグリスは「虎徹 12cmサイドフロー(SCKTT-1000)」にも付属品として付いているので無理して別途購入する必要はありません。

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↑↑写真のCPUグリスは、アイネックスさんの「ナノダイヤモンドグリス (HTC-01)」です。

CPUグリスは、熱伝導率が高いグリスをオススメします。 今回用意したグリスは熱伝導率 : 8W/m・Kとなります。 またグリスを塗るためのヘラも用意しておきましょう。 ※ヘラはCPUグリスに付属されている場合が多いです。

取り付け方法を説明しているソケットは、LGA2011-v3(Haswell-E)となります。

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↑↑まず付属品のネジ(スタッドナット B)を4つ用意します。

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↑↑CPUをマザーボードに取り付けたら、CPU周りの角に4ヶ所あるネジ穴にスタッドナット(B)を取り付けます。

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↑↑マスキングテープを写真のようにCPU周りに付けます。 これはCPUグリスが余計な部分にまで付かないようにする為の配慮です。 汚れ防止ですね。

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↑↑準備ができたら、いよいよCPUグリスを塗る作業です。 CPUの中央にCPUグリスを米粒2つ分のグリスを付けます。 多すぎてもダメですし、少なすぎてもダメです(笑) 米粒2つ分を目安にグリスを付けてください。

そして用意してあるヘラでグリスを写真のように平らに塗っていきます。

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↑↑グリスを綺麗に塗り終わったら、マスキングテープを剥がします。

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↑↑もしグリスが余った場合は、ヒートシンク(銅製受熱ベースプレート)側に塗っても大丈夫だと思います。 ただし、塗り過ぎは汚れるだけなので注意してくださいね。

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↑↑次に「虎徹 12cmサイドフロー(SCKTT-1000)」に付属されているマウンティングプレートとネジ(小)×4を用意します。

マウンティングプレートを最初に取り付けてあるスタッドナット(B)に乗せ、ネジ(小)×4で取り付けます。

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↑↑そして、いよいよヒートシンクの取り付けとなります。 付属のマウンティングバーをヒートシンク(ヒートパイプ)に乗せます。

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↑↑ネジ(大)×2で、マウンティングプレートの所(写真の2ヶ所)に締めすぎないように取り付けます。 ※取り付けは付属のレンチを使用してください。

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↑↑これでヒートシンクの取り付けは完了です。 ヒートシンクのグラつきがないか検品しましょう(笑)

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↑↑最後にファンを取り付けます。 ファンクリップ×2を用意します。

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↑↑ファンクリップ×2をヒートシンクに引っ掛けて、全ての取り付けが完了となります。 この時、ヒートシンクと平行にファンがハマっているかチェックしましょう。

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↑↑ファンの電源端子をマザーボードに取り付けるのも忘れずに(笑)

「虎徹 12cmサイドフロー(SCKTT-1000)」の使用感は、ファンがめっちゃくちゃ静かで、めちゃくちゃ冷えます。 オーバークロックしなければ35度~40度前後で安定しています。 もちろんオーバークロックする方にもオススメできます。 かなり大きめサイズのCPUファンですが、PCケースと干渉しなければ超オススメできます。 ではでは失礼しました。



【関連記事 ・ リンク】
サイズ 「虎徹 12cmサイドフロー(SCKTT-1000)」 公式ページ

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