VAIO 「VAIO S11 (VJS1111)」 レビュー3 使用編
最終レビューの今回は、「VAIO S11」をしばらく使ってみて感じた使用感をレビューしたいと思います。
↑↑写真のモバイルPCは、VAIO株式会社の「VAIO S11 (VJS1111)」※ブラックでございます。
↑↑まずはデザインについて触れてみましょう。 クラムシェルのノートパソコンとして考えれば可もなく不可もなくといった感じでしょうか。
↑↑VAIO株式会社は、この「VAIO S11」に対し、ビジネス向けですよと割り切って発売している事もありますが、昔からのVAIOファン視点で評価すると、決して満足するデザインではありません。
SONY製VAIOでいう“type G”の現代版と言った方がピンとくるかもしれませんね。
↑↑キーボードは静かで心地よい打鍵感だけではなく、摩耗と皮脂油によるテカリを防いでくれる仕様になっています。 この辺りのこだわりはVAIO社の“丁寧な物作り”がひしひしと伝わってきます。
↑↑質感は正直、安物臭い材質(樹脂)を採用しているので所有欲は満たされませんね。 逆に考えると、これくらいの質感の方がモバイル用途としては気楽に扱えるかもしれませんが、VAIOというブランドイメージとは少し違う気がします。
↑↑VAIOというブランドイメージを振り払って、11インチのモバイルPCという視点では素晴らしいパソコンです。 タッチパッドなんかはSONY製VAIOと比べると遥かに使いやすくなっていますし、スピーカーも思いの外に音質が良かったです。
↑↑11インチのVAIOを待ちに待っていた方も多いと思います。 このサイズ感に質量(約920g)は単純に良いです。 欲を言わせてもらうと、もう少し薄く、質量も900gを切っていると更に評価が高かったかもしれませんね。 エンジニア視点から言うと、かなり難しい課題なんでしょうが、ユーザー視点で言わせてもらうとVAIOらしさが欠けている気がします。
お世辞抜きで隅から隅まで丁寧に作られているパソコンだなぁと感心していますが、心のどこかでは「これじゃない」と思ってしまうのは私だけでしょうか。 VAIO株式会社になってから、たった1つの製品でも失敗は許されず、どうしても物作りに対し冒険は出来ないんでしょうね。 誤解して欲しくないのは、「VAIO S11」は本当に良いマシンです。 “VAIOのパソコン”という視点だとやや厳しくなってしまいますが(笑) ※冒険とは“変態PC”の事を指します(笑)
↑↑私が最も評価しているのがインターフェースの豊富さですね。 最新規格の“USB Type-C”も搭載されていますし、VGA端子や有線LAN端子まで装備されています。 ここまで新旧のインターフェースが揃っているのは、2016年1月時点では、この「VAIO S11」だけではないでしょうか。
HDMI端子がないのは残念ですが“USB Type-C”から変換アダプタでHDMI接続が可能なので問題ないと思います。 あとUSB端子が左右サイドどちらにも配置されている所が個人的に嬉しかったですね。
↑↑不満を挙げるなら、このディスプレイ品質です。 IPSなので視野角は広いのですが、ギラツブ液晶で色合いも微妙です。 ここはもう少し頑張って欲しかったですね。 数年前の安物液晶パネルといった感じです。
↑↑解像度はフルHD(1920×1080)です。 11インチなので、フルHDだと絶妙に見やすく決して悪くないと思いますが、今となっては寂しい解像度ですよね。 カスタマイズで高解像度の液晶パネルを選択できたら良かったのになぁと思いました。
色々と不満も書いてしまいましたが、11インチのビジネス向けノートパソコンと考えると、最強のノートパソコンだなと強く感じています。 LTE対応のSIMスロットが選択できるようになっているのも大きなポイントですよね。 なんだかんだ言ってしまいましたが、仕事用として「VAIO S11」…凄く気に入っています(笑) ではでは失礼しました。
【関連記事 ・ リンク】
VAIO 「VAIO S11 (VJS1111)」 レビュー2 本体編
VAIO 「VAIO S11 (VJS1111)」 レビュー1 開封編
「VAIO S11」の“USB Type-C”を“DisplayPort出力端子”として使ってみた!
ソニーストアで「VAIO S11」を買うと無料でもらえる「VAIOロゴ入りケース」を紹介!
VAIO株式会社 「VAIO Pro 13 | mk2」(VJP1321) レビュー3 比較&使用編
VAIO株式会社 「VAIO Pro 13 | mk2」(VJP1321) レビュー2 本体編
VAIO株式会社 「VAIO Pro 13 | mk2」(VJP1321) レビュー1 開封編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート6 使用(まとめ)編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート5 アクセサリー編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート4 比較編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート3 本体(その2)編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート2 本体(その1)編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート1 開封編
Apple 「MacBook」 (12インチ/MK4M2J/A) レビュー2 比較&使用編
Apple 「MacBook」 (12インチ/MK4M2J/A) レビュー1 開封編
アレが届く前に先に届いたので…緊急レビュー Apple「USB-C - USBアダプタ」をチェック
週刊アスキー 「週アス×VAIOコラボノートPCインナーバッグ」 購入レポート
SONY PC用TV視聴・録画アプリ 「PC TV with nasne」 使用レポート
VAIO 「VAIO S11 (VJS1111)」 公式ページ
ソニーストア 「VAIO S11 (VJS1111)」 販売ページ
※特徴や課題については、あくまで当ブログの個人的な意見に基く表記です。 なお、情報内容(仕様・スペック等)に誤りがあった場合は、直ちに修正いたします。 ※コメントを希望される方は、ツイッターの“@Digital_BAKA”宛までお願いいたします。
↑↑写真のモバイルPCは、VAIO株式会社の「VAIO S11 (VJS1111)」※ブラックでございます。
↑↑まずはデザインについて触れてみましょう。 クラムシェルのノートパソコンとして考えれば可もなく不可もなくといった感じでしょうか。
↑↑VAIO株式会社は、この「VAIO S11」に対し、ビジネス向けですよと割り切って発売している事もありますが、昔からのVAIOファン視点で評価すると、決して満足するデザインではありません。
SONY製VAIOでいう“type G”の現代版と言った方がピンとくるかもしれませんね。
↑↑キーボードは静かで心地よい打鍵感だけではなく、摩耗と皮脂油によるテカリを防いでくれる仕様になっています。 この辺りのこだわりはVAIO社の“丁寧な物作り”がひしひしと伝わってきます。
↑↑質感は正直、安物臭い材質(樹脂)を採用しているので所有欲は満たされませんね。 逆に考えると、これくらいの質感の方がモバイル用途としては気楽に扱えるかもしれませんが、VAIOというブランドイメージとは少し違う気がします。
↑↑VAIOというブランドイメージを振り払って、11インチのモバイルPCという視点では素晴らしいパソコンです。 タッチパッドなんかはSONY製VAIOと比べると遥かに使いやすくなっていますし、スピーカーも思いの外に音質が良かったです。
↑↑11インチのVAIOを待ちに待っていた方も多いと思います。 このサイズ感に質量(約920g)は単純に良いです。 欲を言わせてもらうと、もう少し薄く、質量も900gを切っていると更に評価が高かったかもしれませんね。 エンジニア視点から言うと、かなり難しい課題なんでしょうが、ユーザー視点で言わせてもらうとVAIOらしさが欠けている気がします。
お世辞抜きで隅から隅まで丁寧に作られているパソコンだなぁと感心していますが、心のどこかでは「これじゃない」と思ってしまうのは私だけでしょうか。 VAIO株式会社になってから、たった1つの製品でも失敗は許されず、どうしても物作りに対し冒険は出来ないんでしょうね。 誤解して欲しくないのは、「VAIO S11」は本当に良いマシンです。 “VAIOのパソコン”という視点だとやや厳しくなってしまいますが(笑) ※冒険とは“変態PC”の事を指します(笑)
↑↑私が最も評価しているのがインターフェースの豊富さですね。 最新規格の“USB Type-C”も搭載されていますし、VGA端子や有線LAN端子まで装備されています。 ここまで新旧のインターフェースが揃っているのは、2016年1月時点では、この「VAIO S11」だけではないでしょうか。
HDMI端子がないのは残念ですが“USB Type-C”から変換アダプタでHDMI接続が可能なので問題ないと思います。 あとUSB端子が左右サイドどちらにも配置されている所が個人的に嬉しかったですね。
↑↑不満を挙げるなら、このディスプレイ品質です。 IPSなので視野角は広いのですが、ギラツブ液晶で色合いも微妙です。 ここはもう少し頑張って欲しかったですね。 数年前の安物液晶パネルといった感じです。
↑↑解像度はフルHD(1920×1080)です。 11インチなので、フルHDだと絶妙に見やすく決して悪くないと思いますが、今となっては寂しい解像度ですよね。 カスタマイズで高解像度の液晶パネルを選択できたら良かったのになぁと思いました。
色々と不満も書いてしまいましたが、11インチのビジネス向けノートパソコンと考えると、最強のノートパソコンだなと強く感じています。 LTE対応のSIMスロットが選択できるようになっているのも大きなポイントですよね。 なんだかんだ言ってしまいましたが、仕事用として「VAIO S11」…凄く気に入っています(笑) ではでは失礼しました。
【関連記事 ・ リンク】
VAIO 「VAIO S11 (VJS1111)」 レビュー2 本体編
VAIO 「VAIO S11 (VJS1111)」 レビュー1 開封編
「VAIO S11」の“USB Type-C”を“DisplayPort出力端子”として使ってみた!
ソニーストアで「VAIO S11」を買うと無料でもらえる「VAIOロゴ入りケース」を紹介!
VAIO株式会社 「VAIO Pro 13 | mk2」(VJP1321) レビュー3 比較&使用編
VAIO株式会社 「VAIO Pro 13 | mk2」(VJP1321) レビュー2 本体編
VAIO株式会社 「VAIO Pro 13 | mk2」(VJP1321) レビュー1 開封編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート6 使用(まとめ)編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート5 アクセサリー編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート4 比較編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート3 本体(その2)編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート2 本体(その1)編
VAIO株式会社 「VAIO Z」(Z13A1) レポート1 開封編
Apple 「MacBook」 (12インチ/MK4M2J/A) レビュー2 比較&使用編
Apple 「MacBook」 (12インチ/MK4M2J/A) レビュー1 開封編
アレが届く前に先に届いたので…緊急レビュー Apple「USB-C - USBアダプタ」をチェック
週刊アスキー 「週アス×VAIOコラボノートPCインナーバッグ」 購入レポート
SONY PC用TV視聴・録画アプリ 「PC TV with nasne」 使用レポート
VAIO 「VAIO S11 (VJS1111)」 公式ページ
ソニーストア 「VAIO S11 (VJS1111)」 販売ページ
※特徴や課題については、あくまで当ブログの個人的な意見に基く表記です。 なお、情報内容(仕様・スペック等)に誤りがあった場合は、直ちに修正いたします。 ※コメントを希望される方は、ツイッターの“@Digital_BAKA”宛までお願いいたします。
この記事へのコメント