ニッシンデジタル 「スピードライト Air1+Di700A キット (ソニー用)」 レビュー

今回は、ニッシンデジタルさんのワイヤレスTTLシステムを搭載したソニー用ストロボを紹介します。

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↑↑写真のストロボは、ニッシンデジタルさんの「スピードライト Air1+Di700A キット (ソニー用)」でございます。 実売価格はAmazonさんで29700円(2月現在)となっています。 ※写真のカメラは「α7RⅡ (ILCE-7RM2)」です。

「スピードライト Air1+Di700A キット (ソニー用)」 主な特徴

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●ストロボの「Di700A」とコマンダーの「Air1」がセットとなる製品
●電波式ワイヤレスTTLシステム「NAS(Nissin Air System)」を搭載
●ペアリングしたAir1とのみ通信するため、混信や誤動作の起こりにくい安定した環境を実現
●最大半径30mの範囲
●発光グループはA/B/Cの3つ (最大21台まで同一空間で使用可能)
●電波式ワイヤレスTTLスレーブのほかにデジタルスレーブ(SD)、アナログスレーブ(SF)、光学式ワイヤレスTTLスレーブ(グループA/B/C)など豊富なワイヤレス発光モードを装備
●光学式ワイヤレスTTLスレーブは純正ストロボのワイヤレスTTLシステムと互換性あり
●Di700Aと同様のシンプル操作ができる専用コマンダー「Air1」付属
●ペアリング設定さえ行えば、異なるマウント用のDi700AでもTTLオート・マニュアルモードで使用可能
●AF補助光も搭載
●広角24mmから望遠200mmまで照射角を可変可能 (レンズ焦点距離が200mmを超える場合は、照射角200mmでカバーします)
●最大ガイドナンバー54
●ファームウェアアップデート(サービス対応)
●デジタルTTLはソニーのADI/P-TTL(ソニー用)に対応


気楽にクリップオンストロボ(ワイヤレスストロボ)が使用できる事で好評なニッシンデジタルさんの「スピードライト Air1+Di700A キット (ソニー用)」です。 ではパッケージ内容をチェックしたいと思います。

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↑↑「Di700A」を収納するためのソフトケースです。 ベルト通しも背面に付いています。

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↑↑ミニスタンドです。

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↑↑専用コマンダー「Air1」です。

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↑↑スピードライト「Di700A」です。

他にも「Di700A」のマニュアルと「Air1」のマニュアルが別々に付属しています。

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↑↑コマンダー「Air1」をカメラに取り付けている状態です。 前面にはオートフォーカス補助光が配置されています。 ※当然ですが、ワイヤレスでストロボを使用するので「Air1」はカメラに取り付ける必要があります。

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↑↑上面にLED表示パネル、モード選択ボタン、パイロットランプ、電源ボタン、セットボタン(セレクトダイヤル)が配置されています。 LED表示パネルはシンプルで非常に分かりやすい表示ですね。

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↑↑サイドに単四電池×2本を収納する電池カバーが配置されています。

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↑↑背面にはシューロック/ロック解除ボタンが配置されています。 またストラップホールも配置されています。

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↑↑シュー接点ピンです。 αのマルチインターフェースシュー用(ソニー用)となります。 保護カバーが付属されていないのは残念ですね。

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↑↑「Di700A」はガイドナンバー54に対応した大光量ストロボなので、かなりのサイズです。

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↑↑発光部の正面にオートフォーカス補助光(スレーブセンサー)が配置されています。

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↑↑発光部の上にワイドパネル(16mm相当の撮影画角に対応)とキャッチライトパネル(バウンス撮影時に使用)が配置されています。

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↑↑ヘッドは、上方に90度、下方に7度、左右に180度回転します。

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↑↑ヘッドはサイドにあるヘッド回転ロックボタンを押しながら向きを変えます。

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↑↑背面にカラーディスプレイとセレクトダイヤル(セットボタン)とパイロットランプ(テスト発光ボタン)と電源ボタン(操作ロックボタン)が配置されています。 カラーディスプレイは非常に見やすく、シンプル操作で分かりやすいですね。

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↑↑カラーディスプレイの下側に、シューロック/ロック解除ボタンが配置されています。

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↑↑シュー接点ピンです。 もちろん、αのマルチインターフェースシュー用(ソニー用)となります。 「Air1」と同様に保護カバーが付属されていないのは残念ですね。

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↑↑サイドは電池カバーが配置されており、後ろにスラ イドしてバッテリーマガジ ンを引き出せます。 ※電池は単三電池×4本を使用します。

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↑↑電池カバーの下に、ストロボ増設端子とシンクロ端子が配置されています。

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↑↑反対側に、外部電源用ソケットが配置されています。

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↑↑「Di700A」と「Air1」のペアリング設定を行えば、すぐにワイヤレス発光が可能です。 ペアリング設定は非常に簡単な設定で、α(カメラボディ)側の設定は、フラッシュモードを“ワイヤレス(WL)”にするだけです。

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↑↑もちろんワイヤレスだけではなく、直接「Di700A」をカメラのアクセサリーシューに取り付けて使用する事も可能です。 ※写真のカメラは「α7RⅡ (ILCE-7RM2)」です。

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↑↑では「Di700A」と「Air1」を使い、試し撮影(ワイヤレス発光)してみます。

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↑↑写真左が無灯(フラッシュなし)で撮影した写真で、写真右が「Di700A」を右側に設置してワイヤレス発光したものです。 光量調整や構図などは一切考えずに撮影したので、その辺りはスルーして下さい(笑) 光と陰のコントラストが簡単に作れるのもクリップオンストロボならではです。 

難しい設定は一切なく気楽にワイヤレス発光が可能ですし、「Di700A」(スレーブユニット)を増やして多灯撮影なんかも気楽にできると思います。

光源(ライティング)が重要となるポートレート撮影や物撮りにはオススメのストロボです。 ペアリング設定さえ行えば、異なるマウント用のDi700AでもTTLオート・マニュアルモードで使用可能な所も良いですね。 また光学式ワイヤレスTTLスレーブは純正ストロボのワイヤレスTTLシステムと互換性があるので、既に純正品のストロボをお持ちの方にも良いのではないでしょうか。

価格も純正品よりかなりお安くなっているので、強力なストロボが欲しいけど高いなぁ…となかなか踏ん切りがつかない方にもオススメです(笑) クリップオンストロボ良いですよ(笑) ではでは失礼しました。



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ニッシンデジタル 「スピードライト Air1+Di700A キット」 公式ページ

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