Canon 望遠ズームレンズ「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」レポート1: 【Digital-BAKA】

2016年09月05日

Canon 望遠ズームレンズ「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」レポート1

今回は、70mmから300mmまでの広い焦点距離をカバーするキヤノンさんの望遠ズームレンズを紹介します。

↑↑写真のLレンズは、Canonさんの望遠ズームレンズ「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」です。実売価格はAmazonさんで121000円前後となっています。 ※カメラボディは「EOS 6D」です。

「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」主な仕様

●ポートレートやスポーツ、そして風景撮影までオールラウンドに活用できる望遠ズームレンズ
●コンパクトながらWIDE端70mmからTELE端300mmまでの広い焦点距離をカバー
●光学系にUDレンズ2枚を採用
●デジタル一眼レフの高画素化に対応する高解像感・高画質と耐久性・操作性を実現

●焦点距離　70mm - 300mm
●F値　F4 - 5.6
●画角（水平・垂直・対角線）　29°〜6°50'・19°30'〜4°35'・34°〜8°15'
●レンズ構成　 14群19枚
●絞り羽根枚数　8枚（円形絞り）
●最小絞り　32 ～ 45
●最短撮影距離　1.2m
●最大撮影倍率　0.06倍（70mm時） 0.21倍（300mm時）
●フィルター径　67mm
●最大径×長さ　φ89mm×143mm
●質量　1050g
●手ブレ補正効果　約4段分

焦点距離70mmから300mm（F4 - F5.6）をカバーする「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」は、ポートレートやスポーツ、そして風景撮影までオールラウンドに活用できる望遠ズームレンズです。キヤノンに至らず、各レンズメーカーからも同スペックで発売されている事から凄い需要のある焦点距離かもですね。今回の「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」は他メーカーの同クラスのレンズよりもやや高値の価格設定ですが、白いLレンズですし、画質にも大いに期待ができる望遠ズームレンズとなっています。テレ端で200mmまででは少々物足りないかな？という方には良い選択肢かもしれません。では付属品のチェックから。

↑↑丸型のレンズフード（ET-73B）です。 ※ロック解除ボタンは付いていません。

↑↑レンズフード（ET-73B）を「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」に取り付けると、こんな感じ。迫力がありますね。

↑↑レンズポーチ（LP1424）です。

↑↑レンズキャップ（E-67 II）とレンズダストキャップ Eです。

↑↑マニュアルなどの書類です。 ※CDはPDFファイルの説明書が収録されています。

↑↑付属品ではありませんが、別売りオプションとして「リング式三脚座C(WⅡ) EF70-300mm F4-5.6 L IS USM用」が用意されています。実売価格はAmazonさんで13700円前後となっています。

↑↑写真の三脚座が「リング式三脚座C(WⅡ) EF70-300mm F4-5.6 L IS USM用」となります。

↑↑「リング式三脚座C(WⅡ) EF70-300mm F4-5.6 L IS USM用」を取り付けると、こんな感じ。三脚座を取り付けると、レンズの迫力が増します。

↑↑レンズと三脚座の間は指1本くらいは入る隙間になっています。

↑↑本体の「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」です。

↑↑レンズ構成は14群19枚で、フィルター径は67mmとなります。

↑↑レンズサイズの参考として、「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」（写真左）と「EF24-70mm F4L IS USM」（写真右）をサイズ比較してみました。さすがに標準ズームレンズと比べると大きめのサイズですが、なかなかコンパクトな望遠ズームレンズだという事が分かります。

↑↑手前がズームリングで、後方がフォーカスリング（フルタイムマニュアル対応）となります。

↑↑テレ端（300mm）まで鏡筒が伸びると、こんな感じ。

↑↑スイッチ類は3つ＋1つ搭載されています。上から「AF/MF」の切り替えスイッチ、手ブレ補正のON/OFFを切り替える「STABILIZER(ステビライザー)」、「STABILIZER MODE」の1か2を切り替えるスイッチとなります。

※「STABILIZER MODE」とは、“1”が通常時の手ブレ補正で、“2”が動く被写体を撮る時（流し撮り）に有効な手ブレ補正モードになっています。