SONY ブラビア X8300Dシリーズ 「KJ49X8300D」 レポート1 開封編

あけましておめでとうございます。 今年も 【Digital-BAKA】 をよろしくお願いいたします。 2017年一発目のレビューは2016年の9月17日に発売されたブラビアのX8300Dシリーズを開封編として紹介します。

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↑↑写真の4KテレビはSONYさんのブラビア X8300Dシリーズ「KJ49X8300D」(49インチ/ブラック)です。 実売価格はAmazonさんで154000円前後となっています。

ブラビア X8300Dシリーズ 主な特徴

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●さまざまな映像を高精細な映像につくりかえる超解像エンジン「4K X-Reality PRO」搭載
●色再現領域を拡大することで幅広い色の表現を可能にした「トリルミナスディスプレイ」搭載
●HDR(ハイダイナミックレンジ)信号に対応
●「倍速駆動パネル」に新たなバックライトオン/オフ技術の「モーションフローXR240」を搭載

●本体背面に豊かな低音の出力を可能にする「バスレフ型スピーカー」を搭載
●小型・高効率のデジタルアンプ「S-Master」をテレビ用に最適化して搭載
●CD以上(48kHz/24bit)にアップスケーリング(2chのみ)する「DSEE」
●高精度なデジタル信号処理によって理想的な音響特性に補正する「Clear Phase テクノロジー」を採用
●声の大きさだけを自由にコントロールする「ボイスズーム」機能
●映像の世界と一体になったような臨場感サラウンド「S-Force フロントサラウンド」
●スタジアムならではの音の響きを再現する「サッカーモード」を搭載

●Android TVを採用 (Androidバージョンは、6.0.1 ※2016年12月現在)
●アプリを利用している時や番組を視聴中でも次に見たいコンテンツを選べる「番組チェック」を搭載
●AndroidやiOSのスマートフォンで見ている動画を大画面に映す「Google Cast」対応
●ゲームに最適な画質を再現する「ゲームモード」を搭載

●2色のカラーバリエーション(ブラックとウォームシルバー) ※当ブログではブラックをチョイス
●「音声検索機能付きリモコン」付属
●テレビ番組を見ながら裏番組が録画できる「外付けHDD裏番組録画」対応(Wチューナー)

●4K放送チューナー標準搭載 (スカパー!プレミアムサービスチューナー)
●無線LAN内蔵(IEEE802.11ac/n/a/g/b)

●サイズ 43インチ/49インチ ※当ブログでは49インチをチョイス
●画素数(水平×垂直) 3840×2160(4K)
●LEDバックライト

●3D機能は非対応
●2画面機能は非対応
●4K高画質プロセッサー「X1」は非搭載


2016年モデルの4Kブラビアも2015年モデルの4Kブラビア同様にAndroid TVを採用しています。 ここにきて、ようやく安定してきたAndroid TVでして、コストパフォーマンスが高いX8300Dシリーズ(2016年秋モデル)の使い勝手や画質など色々とレビューしたいと思います。

X8300Dシリーズより少し上のモデルであるX8500Dシリーズも良いなと思っていたんですが、最終的にX8300Dシリーズをチョイスしました。 理由はいくつかあり、X8500シリーズは4K高画質プロセッサー「X1」を搭載していますが、個人的には4K高画質プロセッサー「X1」の効果に疑問に思っており非必要だった事と、X8500シリーズには49インチが無かった事でしょうか。 他のスペックに関しては、ほぼ同じ仕様だったという理由もあります。 ではX8300Dシリーズである「KJ49X8300D」(49インチ)の付属品チェックから。

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↑↑音声検索機能付きリモコン(RMF-TX200J)です。 ※赤外線方式となります。

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↑↑使用する電池は単四電池×2本となります。 ※単四電池 2本は付属されています。

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↑↑ボタンのストロークが極端に短い仕様になっています。 何故このような物理ボタンを採用したかは謎ですが…うーん、少しばかり使いづらいですね。

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↑↑参考として、リモコン(RMF-TX200J)のボタン種類やボタン位置を確認できるよう2分割に接写撮影してみました。 音声検索ボタンや“GooglePlay”や“NETFLIX”の専用ボタンがあるのが特徴的です。

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↑↑標準スタンドです。 X8300Dシリーズのスタンド、なかなか良いデザインです。

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↑↑スタンドは地味にヘアライン加工されており、質感も良いです。

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↑↑スタンド脚の背面側に溝があり、ケーブルをスタンドのまとめ、リアカバーで覆うことが出来ます。 前から見るとケーブルが見えないためスッキリした配線が可能になります。

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↑↑付属のスタンド取付金具(2個)をスタンド組み立て用ネジ(2本)でスタンドに取り付けます。 ※ドライバーは別途用意が必要です。

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↑↑スタンド取付金具をスタンドに取り付けると、こんな感じ。

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↑↑スタンドは「KJ49X8300D」本体の背面にある赤く囲んでいる2箇所にスタンド組み立て用ネジ(4本)を使い、取り付けます。

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↑↑ACアダプターとACケーブルです。 ※49V型のみ。

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↑↑このACアダプター、半端ない大きさだったので「iPhone 7」と比較してみました。 2倍以上の大きさです(笑)

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↑↑転倒防止用固定ベルト一式とケーブルを束ねる結束バンドです。 ※結束バンドはテレビ本体の背面に取り付け可能です。

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↑↑マニュアルなどの書類です。 ※スカパー!ICカードスロット用の保護カードも付属されています。

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↑↑そして本体となる 4Kブラビア X8300Dシリーズ「KJ49X8300D」(49インチ/ブラック) です。 ※写真の「KJ49X8300D」はスタンドが取り付け済みです。

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↑↑背面は、こんな感じ。 ※本体の詳しい仕様はレポート2で紹介します。

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↑↑写真左側に2015年モデルの4Kブラビア「KJ-43X8500C」(43v型)と「KJ49X8300D」(写真右)を並べてみました。 スタンドが太くなった所で判別できますが、デザインは差ほど変わっていない印象です。

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↑↑43インチ(手前)と49インチ(後方)のサイズを比べると、49インチの方が一回り大きくなった感じです。 設置スペースに余裕があるならば、あくまで主観的な意見となりますが4Kテレビの場合、49インチ~55インチ辺りがベストだと思います。

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↑↑電源を入れると、Android TVという事でAndroidのアカウント設定から始まり、その後にテレビ設定などを実行します。

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↑↑Android TVなので、Androidのスマートフォンで紐付け(設定)する事も出来ます。

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X8300Dシリーズ「KJ49X8300D」のファーストインプレッション

●「トリルミナスディスプレイ」と「4K X-Reality PRO」の出来栄えが、2015年モデルより向上していると実感。
●4K高画質プロセッサー「X1」は非搭載だか、全く問題なしと言っても良いくらい画質(アプコン)の向上が確認できる。

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●Android TV自体は突然のフリーズや再起動もなく、かなり安定している。 レスポンスも許容範囲。
●2画面機能が何気にカット(非搭載)されていたのは残念。

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●4Kコンテンツ視聴の場合、49インチというサイズは4Kの高精細な解像度もハッキリと実感でき、適したサイズと感じる。 ※43インチでは4Kの高精細さが余り実感できなかった。
●バックライトは普通のエッジ型LEDバックライトを搭載している事もあり、黒と白の表現が弱い(輝度ムラがやや目立つ)。

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●HDMI端子の2と3は拡張フォーマットとして、4K 60p 4:4:4、4:2:2、および4K 60p 4:2:0 10bitなどに対応しており、パソコンやPS4 Proなどを接続しても高精細に表示ができるかも。 ※「KJ49X8300D」とパソコンとの接続は後日のエントリーで試してみたいと思います。
●2015年モデルの8500Cシリーズと比較すると、本体の質感が細部に渡り良くなっている。

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では SONY ブラビア X8300Dシリーズ 「KJ49X8300D」 レポート2 本体編 につづく。
次回は「KJ49X8300D」(ブラック)の本体周りを詳しくレビューします。



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SONY ブラビア X8300Dシリーズ 公式ページ

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