SONY デジタル一眼カメラ 「α9 (ILCE-9)」 レポート2 本体編

【Digital-BAKA】 10th Anniversary 記念レビュー vol.1
今回はデジタル一眼カメラ「α9 (ILCE-9)」の本体周りを詳しくレビューしたいと思います。

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写真のカメラボディはSONYさんのデジタル一眼カメラ「α9 (ILCE-9)」です。※写真のレンズは別売りの「FE 24-70mm F2.8 GM」となります。

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まずは正面からチェックします。ボディはマグネシウム合金をまとったボディ外装を採用しております。

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ゴールドカラーになっている「α9」ロゴ。

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センサーは有効約2420万画素のメモリー内蔵 35mmフルサイズ積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS」を搭載しています。またレンズマウントの固定用ネジは従来の4本から6本へ強化されています。

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グリップです。 ホールド性が高いグリップデザインになっており、グリップ部分に前ダイヤルとリモコン受光部が配置されています。 グリップの上には電源スイッチとシャッターボタンが配置されています。個人的に感じたのは「α9」のシャッターボタンが絶妙に押しやすく細かな所もしっかり改良されている印象です。

またグリップとマウントの間にAF補助光発光部/セルフタイマーランプが配置され、レンズ取り外しボタンはマウントの左下に配置されています。

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上面をチェックします。

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右側にモードダイヤル(モードダイヤルロック解除ボタン付き)と露出補正ダイヤルとC(カスタム)1ボタンとC(カスタム)2ボタンが配置されています。

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ファインダーの上にマルチインターフェースシューが配置されており、サイドに内蔵マイク(L/R)が配置されています。

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左側にEマウントでは初搭載となるドライブモードダイヤル(上)とフォーカスモードダイヤル(下)が配置されています。また両ダイヤルにはロック解除ボタンも搭載しています。個人的にロック解除ボタンは不要な気がします…(笑)

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右サイド(グリップ側)をチェックします。 右サイドにはNFC(Wi-Fiモジュール)が配置されています。

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メモリーカードスロットは待望のデュアルスロットとなり、SDカード(UHS-II対応)とSD/MSカードに対応しています。Eマウントもようやく高速書き込みが期待できるUHS-II対応(下側のスロットのみ)となりました。またメモリーカードスロットのカバースイッチも搭載しています。

SDカードの書き込みはUHS-IIに対応したとは言え、連写撮影を続けると、SDカードへの書き込みが終わるまで流石に待たされます。誤解が無いよう記載しますが、UHS-II対応SDカードを使用すると確実に書き込みが早くなる事を実感しています。またバッファメモリーの大容量化によって、めちゃくちゃ快適な連写撮影(電子シャッター時)が可能ですよ。

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当ブログでも早速、UHS-II対応SDXCカードであるLexar製「Professional 2000x」(64GB)を用意してみました。※Lexar製「Professional 2000x」のレビューは別のエントリーでアップします。

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左サイドをチェックします。下側にはスピーカーが配置されています。

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カバーは左右に3つあり、これまたEマウント初となるLAN端子(100BASE-TX)が搭載されており、FTPサーバーへ転送可能となります。その下にはシンクロコードで接続するストロボを接続できるシンクロ端子が搭載しています。さすがプロ機を想定したカメラですね。

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右上のカバーにはマイク端子/ヘッドホン端子、右下のカバーにはmicro HDMI端子/マルチ端子(micro USB端子)となります。※本体でバッテリーを充電すると中央の充電ランプがオレンジに点灯します。

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背面をチェックします。

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ファインダーは約369万画素の「Quad-VGA OLED Tru-Finder」を採用しています。これ…素晴らしいですね。こんな高精細で高輝度のEVFファインダーは初体験です。またファインダーの上にはアイセンサーが配置されています。アイセンサーは液晶モニターがチルトしている場合は誤動作防止のためオフになります。

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視度調整ダイヤルは右側に配置されています。

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3.0型液晶モニターはタッチフォーカスに対応しており、約144万ドットの高解像度を実現しています。タッチフォーカス対応は個人的に嬉しい機能ですが、タッチパネルではないのが惜しい所。

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また自由なアングルで撮影できるチルト可動式液晶モニター(上方向に約107度、下方向に約41度)となります。

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右上に後ダイヤルと動画ボタン、AEL(一覧表示)ボタン、AFオン(拡大)ボタンが配置されています。ようやく割り当て不要の親指AFボタンが付いてくれました。個人的には、これだけでも買い(笑)

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モニター右側にマルチセレクター、ファンクションボタン/スマートフォン転送ボタン、コントロールホイール、再生ボタン、C(カスタム)4/削除ボタンとなります。

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マルチセレクターはAFエリアを任意で指定する時などに便利です。「α99II」と比べると、かなり改善されたとは思いますが、少し反応が悪い気がします。コントロールホイールも付いているので気にする事もありませんが。

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C(カスタム)4/削除ボタンの横にはメモリーカードのアクセス(書き込み)ランプが配置されています。

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左上にC(カスタム)3ボタンとメニューボタンが配置されています。

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底面をチェックします。 三脚ネジ穴は丁度マウント部分の位置にあり、グリップの底面に新バッテリーの「NP-FZ100」を収納します。

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では 「α9」にも対応 SONY グリップエクステンション「GP-X1EM」 レポート につづく。
次回は横位置や縦位置撮影でグリップを握った際に指の収まりを良くするグリップエクステンション「GP-X1EM」を紹介します。

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