マイナーチェンジで正常進化した「PlayStation VR（CUH-ZVR2）」をミニレビュー: 【Digital-BAKA】

2017年10月17日

マイナーチェンジで正常進化した「PlayStation VR（CUH-ZVR2）」をミニレビュー

ゲーム〔ハード〕 製品全般〔購入・レビュー〕

今回は10月14日に発売となった第2世代の「PSVR」を紹介します。

写真のゲームハードは「PlayStation VR（CUH-ZVR2）」（PlayStation Camera同梱版）です。価格は44980円＋税となります。

基本的なスペックは初代モデルとほぼ同じなので、今回は変更された仕様のみ紹介したいと思います。

初代モデルのレビューはコチラ↓↓
SONY 「PlayStation VR」レポート開封＆本体編

ちなみに新モデルは“PlayStation Camera同梱版”のみの販売となっています。

付属品です。ACアダプターと電源コード、HDMIケーブル、microUSB - USBケーブルとなります。ケーブル類の付属品は特に変更ないですね。

ヘッドホンは新型「PSVR」からリニューアルされています。イヤーピース一式（S、M、Lサイズ）も付属されています。

新型「PSVR」のプロセッサーユニットです。コンパクトになりシンプルなデザインに変更されています。

初代プロセッサーユニットのわずわらしいスライド機構が廃止され、接続端子部分はシンプルになっています。良いですね。

VRヘッドセットです。プロセッサーユニットとVRヘッドセットを接続するための“VRヘッドセット接続ケーブル”が無くなり、VRヘッドセットに直結されているケーブルを直接プロセッサーユニットに接続する仕様となりました。接続がシンプルになり分かりやすくなっていますね。

VRヘッドセットの背面は、こんな感じ。

VRヘッドセットのケーブルも細くなり柔らかい材質なので取り回しが良くなっています。地味な変更ですが、この変更でかなりストレスが減りました。確実にブラッシュアップされています。

ヘッドホン端子はヘッドバンド部分に移動しています。初代モデルはケーブルの所に配置されており、この変更は個人的にありがたいですね。

ヘッドホン端子がヘッドバンド部分に移動したお陰で、単純にケーブルが挿しやすくなりましたね。※写真のヘッドホンは「h.ear on 2 Mini Wireless （WH-H800）」です。

イヤーピースホルダーも新しく付きました。

底面にマイクが付いているのは変更ありませんが、何やらボタンが新しく付いています。

そう、電源ボタンとマイクミュートボタンと音量ボタン（＋、－）がVRヘッドセットに移動されました。※初代モデルはVRヘッドセットのケーブルに配置されていました。

おや？スコープ調整ボタンが無いぞ？と探していたら…

上に移動していました（笑）ボタン類の位置も地味に変更され、操作性は確実に良くなっていますね。

そして、一番の大きな変更点と言えば…HDR映像のパススルーに対応したという事。初代モデルはHDRのパススルーに非対応だったため「PS4 Pro」でHDRを楽しみたい時は「PSVR」を物理的に外さなければ駄目でした。

「PS4 Pro」と「PSVR」の組み合わせで不都合な仕様を原始的に解決してみた
HDRパススルーにも対応したTendak製4K対応の双方向HDMI切替器を買ってみた！

それが新型「PSVR」では、めでたくHDRパススルー対応となったのです。これは嬉しい変更点です。って言うか…最初からHDRパススルー対応にして欲しかったですね…。