14インチMacBook Proまでの繋ぎ?敢えて最安構成にした「13インチ MacBook Pro スペースグレイ(2020年モデル)」の開封&最速レビュー!

今回は突如5月4日に発表された「13インチ MacBook Pro スペースグレイ(2020年モデル)」を紹介します。

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Appleさんの「13インチ MacBook Pro スペースグレイ(2020年モデル)」です。※第8世代のCore i5を採用したエントリーモデルです。価格は134,800円(税抜)です。



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【システム構成】
・第8世代の1.4GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
・8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
・256GB SSDストレージ
・True Tone搭載13インチRetinaディスプレイ
・Intel Iris Plus Graphics 645
・Thunderbolt 3ポート x 2
・Touch BarとTouch ID
・バックライトMagic Keyboard - 日本語(JIS)

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どのパーツもアップグレードしていない素の構成(最小・最安構成)になっています。税込みで14万8280円です。15万を切って13インチのMacBook Proが買えるんですね。いや~安くなりました。

【13インチ MacBook Pro(2020年モデル最安構成)を購入した3つの理由(ポエム)】

第10世代のIntel CPU搭載やThunderbolt 3 x 4ポート搭載の上位モデルを選ばなかった理由は、サブPCという位置付けという事もありまして、単純にそこまでのスペックを必要としなかったからですね。もう1つの理由が14インチのディスプレイでは無かったという事とマイナーチェンジ感が強かった事ですかね。14インチ(フルモデルチェンジ)だったら上位モデルで検討していたと思います。

第10世代のIntel CPUと第8世代のIntel CPUは、GPU(グラフィック性能)だと大きな性能アップが期待できますが、CPU処理は多少の性能アップで留まっています。(メインマシンとして使用するって方は第10世代のIntel CPU搭載をオススメします)

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あと「iPad Pro11」のMagic Keyboardをキャンセルした事も理由の1つかもしれません。そうなんです「13インチ MacBook Pro(2020年モデル)」はMagic Keyboardを搭載しています。余談として“ESC”キーがTouch Barではなく物理キーになってますね。

つまり何が言いたいかというとMagic Keyboardをキャンセルした「iPad Pro11」だと困難な作業(タイピングを必要とする作業)を今回の「13インチ MacBook Pro(2020年モデル)」で補うつもりなのです。ぶっちゃけ「MacBook Air」でも良かったのですが、1ヵ月近く納期がかかるのでスルーしました。そう考えると、最小構成でも十分なスペックなんです。

(本音を言うと、もし2020年モデルが14インチ搭載MacBook Proだったら全力で購入するつもりでしたが、マイナーチェンジに留まってしまったので“繋ぎ”として購入しました。繋ぎなので価格もなるべく安く。)

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5月4日の夜中に発注して、お届け予定日が5月12日~だったので、すっかり気を抜いていたら…7日の午前中に届いてビビりました。中2日という短納期で届いた事になります。この辺りは流石Appleさんですね。※5月7日現在の納期は5月20日~となっています。

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MacBook Proを購入したのは約4年半ぶり。デザインの見た目は2016年モデルとあまり変わっていませんね。

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付属品。61W USB-C電源アダプタとUSB-C充電ケーブル(2m)とマニュアルなどの書類。リンゴシールはスペースグレーになってました。

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本体の「13インチ MacBook Pro スペースグレイ(2020年モデル)」です。やっぱカッコイイよね。悔しいけどApple製品はワクワクしてしまいます。(VAIOもカラバリ以外でワクワクさせてよ…)

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Magic Keyboardを搭載した事もあって、厚みは2019年モデルと比べて0.7mm厚くなったみたい。

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故障の多かったバタフライ式のキーボードをやめ、シザー式のMagic Keyboardに生まれ変わりました。これだけで買いって方も多いんでしょうね。

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“ESC”キーが物理キーになったのも注目。Touch ID(電源ボタン)も2016年モデルと比べて押しやすい形状に変わってました。

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エントリーモデルなので、Thunderbolt 3ポートは2つのみ。正直、4つ欲しかったのですが、ここだけは妥協しました。右サイドの3.5mmヘッドフォンジャックは要らないからThunderbolt 3ポートを増やして欲しいかも。

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Thunderbolt 3のお陰で、デュアルディスプレイ環境も楽々。

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ケーブル1本で充電と映像出力ができるThunderbolt 3は控えめに言って最高。14インチの「VAIO SX14」では出来なかったのよね。

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個人的にめっちゃお気に入りのPCディスプレイであるBenQさんの31.5インチ「デザイナーモニターPD3220U」にThunderbolt 3ケーブル1本で繋げてみました。4K出力(擬似解像度3840 x 2160)はもちろん、HDRも使えます。

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2560 x 1600のRetinaディスプレイ(IPSパネル)は広色域(P3)や500ニトの輝度に対応しており文句なしの高画質。色温度はやや低めにチューニングしているみたい。悪く言うと、やや黄ばみのある液晶。

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表面加工はツルテカなグレアですね。個人的にはノングレアの方が好きなんですが、Macならグレアの方が似合うと思います。

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iPadをサブモニターにも出来るのね。Mac触るの4年振りだから今更だけど色々できるようになってるのが地味に感動。さすがAppleさん。

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参考までに「13インチ MacBook Pro」と「11インチiPad Pro」のサイズ比較。

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「11インチiPad Pro」で使う予定だったMagic Mouse 2(スペースグレー)は「13インチ MacBook Pro」で使う事にしました。

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(良い所)
・Magic Keyboard搭載(これに尽きる)
・最小構成でも見た目は上位モデルとほぼ同じでApple品質を楽しめる
・安心安定のRetinaディスプレイ品質
・スピーカーの音質がノートパソコンとは思えない高音質(Dolby Atmosに対応している)
・いざとなればWindowsもインストールできる
・2019年モデルの最小構成と比べると、SSDは128GBから256GBと増量され5000円安くなった
・ドヤれる()

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(ダメな所)
・Wi-Fi 6は非対応(最新のiPhoneやiPadは対応してるのに何故?)
・Thunderbolt 3ポートが2つのみは少々不便(第8世代Intel CPU搭載モデルのみ)
・どう考えても14インチモデル(2021年発売?)の繋ぎモデル
・Cellularモデルがない(全てのMac)


YouTube「5月4日に発表された「13インチ MacBook Pro スペースグレイ(2020年モデル)」を開封」

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