耳をふさがない完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds」開封レビュー!【ながら聴きの決定版をSONYが作ったぞ】

今回はドライバーユニットに穴が空いている、耳をふさがない完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds」を紹介します。

s-watermarked-DSC03030.jpg
SONYさんの完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds」(リンクバッズ)です。実売価格はAmazonさんで23000円前後となっています。※レビューする「LinkBuds」のカラーはグレーとなります。





● 耳をふさがない開放的なリスニングスタイル
● 自然な外音の取り込みとバランスの良い音質による音楽再生の両立を実現
● 振動版の中心部が開放されている12mmリング型ドライバーユニットを採用
● WF-1000XM4に採用された統合プロセッサーV1を搭載
● 圧縮音源の高音域をクリアに再現する「DSEE」搭載
● 360 Reality Audio認定モデル

● ソニー完全ワイヤレス史上最小最軽量のコンパクト設計
● 高い装着安定性を実現(同梱されている5種類のフィッティングサポーター)
● 自分の声を通話相手にクリアに届けるマイク性能
● 最長17.5時間 使用可能なバッテリー性能(本体のみで5.5時間・10分充電で90分再生可能)
● IPX4相当の防滴性能(雨や汗でも問題なく使用可能)
● 顔を触って操作するワイドエリアタップ
● ヘッドホンを外すだけで音楽を停止する装着検出機能

● アダプティブボリュームコントロール(周囲の騒音レベルに合わせて自動で再生音量を調整)
● スピーク・トゥ・チャットでイヤホンをしたままの会話が可能
● Quick Accessで、Spotifyの音楽をシームレスに再生
● PC接続時に便利なクイックペアリング(Windows 10)
● マルチペアリング(8台まで)対応(2台同時接続のマルチポイント機能は非対応)
● Google アシスタントとAmazon Alexaに対応

s-watermarked-DSC02937.jpg
環境へ配慮したプラスチックフリーのパッケージとなっています。

s-watermarked-DSC02956.jpg
s-watermarked-DSC02942.jpg
付属品は、フィッティングサポーター(XS、S、M、L、XL)と USB-C to USB-Aケーブル(約20cm)です。フィッティングサポーターは装着時に重要な物なので、自分の耳に合ったサイズを選んで下さい。

s-watermarked-DSC02974.jpg
そして充電ケースとなります。

s-watermarked-DSC02967.jpg
手前が蓋開けボタン。

s-watermarked-DSC02971.jpg
背面に充電用のUSB-C端子とペアリングボタン(初期化とリセットボタン兼用)となります。

s-watermarked-DSC03036.jpg
手前にLEDランプ。充電中やペアリングなどで、緑・オレンジ・青と点灯します。

s-watermarked-DSC03021.jpg
s-watermarked-DSC03003.jpg
本体の「LinkBuds」です。かつて大流行したハンドスピナーのようなデザインで、ドライバーユニット中央に穴が空いています。

s-watermarked-DSC03013.jpg
なかなか癖のあるデザインで、コンセプトとしては、事実上のXperia Ear Duo後継機でしょうか。

s-watermarked-DSC02992.jpg
開封して一番驚いたのが、サイズですね。めちゃくちゃ小さい。無くしても不思議じゃないレベルで小さく軽いです。※サイズ参考のため、10円玉を置いています。

s-watermarked-DSC02986.jpg
質感は、素材に再生プラスチックを使っているので微妙ですが、デザインの可愛さでカバーしている印象。

s-watermarked-DSC02996.jpg
s-watermarked-DSC03007.jpg
フィッティングサポーターは写真のように取り付け。最初は耳への装着に戸惑うかもしれませんね。慣れるしかありません。

s-watermarked-DSC03024.jpg
英字と数字で名乗る分かりにくい製品名でないのが、ある意味1番評価するポイントかもしれません。例えば…「WF-1000XM4」と言われても、普通の人なら、どんな製品かピンときませんよね。※余談として「LinkBuds」の型番はWF-L900となります。

s-watermarked-DSC03039.jpg
同じ統合プロセッサーV1を搭載している「WF-1000XM4」は音質や性能を追う変わりに本体サイズが大きくなっているというデメリットがあったのに対し「LinkBuds」はコンパクトサイズで軽量な点で大きなメリットになっていますね。小さい軽いは正義。

s-watermarked-DSC02960.jpg
ペアリングすると、いきなりソフトウェア更新(Headphones Connectアプリ経由)が始まりました。約30分かかるので時間の余裕がある時に更新した方が良さげです。

少々余談になりますが、マルチペアリング(8台まで)に対応してますが、2台目以降のペアリングに苦戦しました。ペアリングモードにならないんですよね。仕方ないので、初期化してもう一度試したら、何んとかペアリングできました。2台目以降のペアリングは少々癖があるかも。

s-watermarked-DSC03044.jpg
では、音質、着け心地(装着感や装着スピード)、操作性をチェック。音質に関しては、率直に言うと普通ですが、この手の耳をふさがない開放タイプのワイヤレスイヤホンとしては相当優秀です。少なくともXperia Ear Duoよりは大分マシでした。普通に聴けるレベル。

s-watermarked-DSC03047.jpg
最初は装着に戸惑うと思いますが、慣れてしまえば問題ないと思います。寝ながら聴きも普通に使えましたし、フィッティングサポーターをしっかり付けていれば簡単には落ちないと思います。

s-watermarked-DSC03049.jpg
操作性に関しては、顔を触って操作するワイドエリアタップに驚きましたね。耳の手前(もみあげ辺り)をタップして操作できるんです。しかも正確に使えたので実用性もあります。

s-watermarked-DSC03052.jpg
BRAVIAにもペアリングして試してみました。動画での音声遅延は、ほぼ無く快適でした。プロセッサーV1搭載は大きいですね。ちなみに「LinkBuds」を耳から取り外すと、動画も一時停止します。

スクリーンショット 2022-02-26 055112.jpg
Windows 11にも接続。何故かクイックペアリングは出来ませんでしたが、BRAVIA同様に良い感じです。

s-watermarked-DSC02979.jpg
今の時代のために作られたと言ってもおかしくない「ながら聴き」の決定版となるイヤホンです。よく片方だけ外してイヤホンを使ってる方が多いけど、周囲の外音が確認できる「LinkBuds」ならそんな事は不要です。(小さい声で言いますが、FANZAユーザーにもオススメ)あとスピーク・トゥ・チャットも対応しているので、リモートワークにも良いかも。ただコスパは単純に2万越えなので良くないかもしれません。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック