【発表時は6.7万円という価格破壊で販売】Dell 32型 4Kゲーミングモニター「G3223Q」開封レビュー!【HDMI2.1搭載機】※重要な追記情報あり(4/23)
今回は、HDMI 2.1端子を搭載した32型の4Kゲーミングモニターを紹介します。
Dellさんの32型 4Kゲーミングモニター「G3223Q」です。価格はDellさんの公式サイトで、10万8416円(30%OFFクーポン適用で4月3日現在の価格)です。※3月11日の発表時は、驚きの6万7887円という安さでした。
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Dell G3223Q 32インチ 4K ゲーミングモニター (FPS向き/1ms/144hz/Fast IPS/DP・HDMIx2/DCI-P3 95%/高さ調整/VESA DisplayHDR 600/AMD FreeSync Premium Pro)
【発表時は6.7万円という価格破壊で販売】Dell 32型 4Kゲーミングモニター「G3223Q」開封レビュー!【高スペックのHDMI 2.1搭載機】
Dell 32型 4Kゲーミングモニター「G3223Q」のHDMI 2.1端子に“落とし穴”があった【PS5で再検証】
【続報!】Dellの4Kゲーミングモニター「G3223Q」でHDR表示にすると白っぽくなる症状を改善する設定方法があった!
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・32型 4K解像度(3840×2160)
・Fast IPS(ノングレア)
・144Hzの高速リフレッシュレート
・120Hzのリフレッシュ レート ※VRR対応(PS5等のHDMI 2.1接続時)
・中間色1msの応答速度
・VESA DisplayHDR 600(最大輝度 600cd/m²)
・DCI-P3カバー率95%(sRGB 99%)
・工場出荷時の事前キャリブレーション
・表示色数は10億7,000万色
・AMD FreeSync Premium Pro
・コントラスト比は1,000:1
・PIPモード・PBPモード対応
4月3日現在は、しれっと価格が上がってしまいましたが、3月11日の発表時は驚きの6万7887円という安さでした。※現在は10万8416円で購入可能。10万8416円という価格設定は他社と比べても充分安いと思います。
HDMI 2.1搭載機でDisplayHDR 600対応、そしてDCI-P3カバー率95%などの高スペックなのに、3年パネル保証付きで、7万2122円ですよ。買わない理由がありませんでした。
割引額は8万8809円でした。Dellさん、価格設定を間違いなくミスりましたね。ただ価格が価格だけに爆売れしたのか、発表時(3月11日)の19時ごろに注文しても、しばらく届かず、突然4月1日に納品されましたが、結果的に半月ほど待たされました。今だと納期が5月下旬になっているので、約2ヵ月待ちですね…。
では付属品の紹介から。電源ケーブル・HDMIケーブル・DPケーブル・USB 3.2 Gen1(5Gbps)アップストリーム ケーブルです。
モニタースタンドです。ゲーミングモニターというとブーメランスタンドが多いですが、Dellさんの「G3223Q」は比較的にノーマルデザイン。
底面は、こんな感じ。足ゴムも付いています。
モニタースタンドのフレームです。
フレームは手回しネジで取り付けが可能です。
マニュアルなどの書類です。
Dellさんの良い所はモニターを箱から出さなくてもスタンドをモニターに直接セットできるって事。これは素晴らしい。他のメーカーも見習ってほしいですね。
本体の32型 4Kゲーミングモニター「G3223Q」です。なかなかカッコ良い。32型と大きめサイズなので威圧感と言うか、迫力があります。本体サイズは、725.28×68.75×427.21mm(幅×奥行き×高さ)です。
背面は、こんな感じ。ゲーミングモニターと考えれば、おとなしいデザインです。
ゲーミングモニターという事で、背面は青く光ります。残念ながらLEDを消す事は出来ないようです。消灯の設定項目が見当たりませんでした。※省電力(スタンバイ)モードでは消灯します。
100mm×100mmのVESAマウントに対応してます。
スタンドは写真のように高さ調整が可能です。※458.98 mm~558.98 mm
スイーベル(左右30度)も対応しています。
上下チルト(21度~5度)にも対応しています。※ただし、画面を90°回転させるピボット機能には非対応です。
インターフェースです。VESAマウントの下に配置されています。
HDMI 2.1 ×2・DisplayPort 1.4 ×1・USB 3.2 Gen1 Type-BのHub(アップストリーム)です。
電源コネクターです。電源は内蔵タイプなので、AC-DCアダプタ不要なのが良いですね。※横にKensingtonセキュリティスロットが付いています。
モニター下側です。
右側に電源ボタン。
電源が入ると白のLEDが点灯。スタンバイモードは白のLEDがゆっくり点滅します。
左側に、USB 3.2 Gen1のダウンストリーム2基(1基は充電対応)とヘッドホンジャック。ちなみにスピーカーは非搭載です。
右の背面に操作ボタン。1番上のジョイスティックの使い勝手は良い感じ。下の4つのボタンはショートカットキーなどで使用します。
HDMI 2.1搭載機という事で、早速PS5と接続。
パネルはノングレアのFast IPSを採用しているので、周辺の映り込みもなく普通に綺麗です。
視野角は広いと思いますが、やや白浮きが気になりましたね。
DisplayHDR 600に対応という事で、非常に明るくHDRの実力もお墨付き。
HDMI 2.1搭載で、ネイティブ120Hzのリフレッシュレートに対応。将来性のあるスペックです。※VRRに関しては、PS5の対応待ち(4月3日現在)です。
つづいてPCに接続。「G3223Q」はPS5等、最新ゲーム機との接続も想定されていますが、やはりPC接続の相性が一番良い気がしますね。補足として、PC接続だとHDMI 2.1接続時でも144Hzのリフレッシュレートに対応していました。
BenQさんの31.5型「デザイナーモニターPD3220U」と並べてみました。30インチオーバーのモニターを2台並べると、かなりの迫力です。
両機種ともに、DCI-P3カバー率95%に対応したモニターですが、画質的には「デザイナーモニターPD3220U」の方が上かな?と感じました。と言っても、画質的にはほぼ同じ品質で「G3223Q」でも充分な高画質ですけど。
もちろんゲームをプレイするなら、144Hzの高速リフレッシュレートや1msの応答速度、VESA DisplayHDR 600(最大輝度 600cd/m²)に対応した「G3223Q」一択です。
前回レビューした「LG UltraGear 27GP950-B」と画質比較をすれば、正直「LG UltraGear 27GP950-B」が圧勝です。27インチサイズで充分と思う方は「LG UltraGear 27GP950-B」をオススメします。ただし、32インチという大きなサイズに魅力を感じる方やコスパを考えると、間違いなく「G3223Q」一択です。
個人的には、画質は「LG UltraGear 27GP950-B」が一番良く、現象や動画編集なら「PD3220U」かなと思いますが、トータルバランスを考えると「G3223Q」が一番です。ゲームにもクリエーターにも対応できる1台で何でもこなせる設計が素晴らしいです。
MENU画面であるオン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)は、こんな感じ。文字が若干小さく見ずらいですが、分かりやすい配列です。ゲーミングモニターなので、ゲームに特化した設定項目が多いですが、カスタマイズで色合いや色彩などは細かく設定可能です。
ちなみにディスプレイ設定で、DisplayHDR 600を有効化する項目がありました。他にも入力切り替えの自動モードに対応していたので、個人的には一安心。
個人的には、あまり使用しない機能ですが、PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)とPBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)の機能にも対応しています。
PBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)を使えば「G3223Q」1台で同時に2台のデバイスを表示させる事が可能です。※写真は50対50の表示で、左側のアスペクト比がおかしいですが、気にしないで下さい()
75対25の表示だと、こんな感じ。画質が劣化したり、文字がぼやけたりはしないので、意外と実用的な機能でした。
左(右でも可)で作業をしながら、右(左でも可)でTwitterをするなんて事も可能。(PC同士なので意味ありませんが…)
PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)の表示は、こんな感じ。例えば、メインPCでゲームをプレイしつつ、子画面で実況コメントをチェックするという使い方が出来ます。
6万7887円という価格で、HDMI 2.1搭載などの最新スペックゲーミングモニターが手に入る(入った)のは驚きですね。残念ながら、現在は10万8416円という価格設定になっていますが、それでも32型のHDMI 2.1搭載機と考えれば、充分に安い価格です。
非常にバランスの良いゲーミングモニターで、コレといった欠点はない4Kゲーミングモニターだと感じました。ほとんどの方が満足できるゲーミングモニターだと思います。スペックを見ても分かりますが、ゲームにもクリエーターにも対応できる1台で何でもこなせる設計が素晴らしいモニターですね。他機種と比べ、ずば抜けた機能はありませんが、間違いなくオールマイティーなモニターでオススメできます。
【追記】4月23日付
「G3223Q」に接続したPS5(HDR有効)で、画面の白っぽくなる症状が気になる方は…
① PS5側でHDRを「オフ」にする
② G3223Q側で、ゲーム→プリセットモード「作成者」→色空間「sRGB」を選択
③ PS5側でHDRを「常にオン」にする ※非HDR(SDR)ゲームも彩度が上がります
を試してみて下さい! 白っぽさが無くなり、色彩が豊かに改善されます!
※豆知識 : 「G3223Q」のHDMI 2.1端子の帯域幅は24Gbpsなので、PS5と組み合わせた時に4K/120HzでカラーフォーマットがYUV420となります。それによりHDRを有効にしていると、画面全体が白っぽくなります。その改善方法が上記の設定となります。※本来なら、HDMI 2.1の最大伝送帯域は48Gbpsです。
※追記 : HDRパフォーマンスが向上されたファームウェアが公開されました。
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・32型 4K解像度(3840×2160)
・Fast IPS(ノングレア)
・144Hzの高速リフレッシュレート
・120Hzのリフレッシュ レート ※VRR対応(PS5等のHDMI 2.1接続時)
・中間色1msの応答速度
・VESA DisplayHDR 600(最大輝度 600cd/m²)
・DCI-P3カバー率95%(sRGB 99%)
・工場出荷時の事前キャリブレーション
・表示色数は10億7,000万色
・AMD FreeSync Premium Pro
・コントラスト比は1,000:1
・PIPモード・PBPモード対応
4月3日現在は、しれっと価格が上がってしまいましたが、3月11日の発表時は驚きの6万7887円という安さでした。※現在は10万8416円で購入可能。10万8416円という価格設定は他社と比べても充分安いと思います。
HDMI 2.1搭載機でDisplayHDR 600対応、そしてDCI-P3カバー率95%などの高スペックなのに、3年パネル保証付きで、7万2122円ですよ。買わない理由がありませんでした。
割引額は8万8809円でした。Dellさん、価格設定を間違いなくミスりましたね。ただ価格が価格だけに爆売れしたのか、発表時(3月11日)の19時ごろに注文しても、しばらく届かず、突然4月1日に納品されましたが、結果的に半月ほど待たされました。今だと納期が5月下旬になっているので、約2ヵ月待ちですね…。
では付属品の紹介から。電源ケーブル・HDMIケーブル・DPケーブル・USB 3.2 Gen1(5Gbps)アップストリーム ケーブルです。
モニタースタンドです。ゲーミングモニターというとブーメランスタンドが多いですが、Dellさんの「G3223Q」は比較的にノーマルデザイン。
底面は、こんな感じ。足ゴムも付いています。
モニタースタンドのフレームです。
フレームは手回しネジで取り付けが可能です。
マニュアルなどの書類です。
Dellさんの良い所はモニターを箱から出さなくてもスタンドをモニターに直接セットできるって事。これは素晴らしい。他のメーカーも見習ってほしいですね。
本体の32型 4Kゲーミングモニター「G3223Q」です。なかなかカッコ良い。32型と大きめサイズなので威圧感と言うか、迫力があります。本体サイズは、725.28×68.75×427.21mm(幅×奥行き×高さ)です。
背面は、こんな感じ。ゲーミングモニターと考えれば、おとなしいデザインです。
ゲーミングモニターという事で、背面は青く光ります。残念ながらLEDを消す事は出来ないようです。消灯の設定項目が見当たりませんでした。※省電力(スタンバイ)モードでは消灯します。
100mm×100mmのVESAマウントに対応してます。
スタンドは写真のように高さ調整が可能です。※458.98 mm~558.98 mm
スイーベル(左右30度)も対応しています。
上下チルト(21度~5度)にも対応しています。※ただし、画面を90°回転させるピボット機能には非対応です。
インターフェースです。VESAマウントの下に配置されています。
HDMI 2.1 ×2・DisplayPort 1.4 ×1・USB 3.2 Gen1 Type-BのHub(アップストリーム)です。
電源コネクターです。電源は内蔵タイプなので、AC-DCアダプタ不要なのが良いですね。※横にKensingtonセキュリティスロットが付いています。
モニター下側です。
右側に電源ボタン。
電源が入ると白のLEDが点灯。スタンバイモードは白のLEDがゆっくり点滅します。
左側に、USB 3.2 Gen1のダウンストリーム2基(1基は充電対応)とヘッドホンジャック。ちなみにスピーカーは非搭載です。
右の背面に操作ボタン。1番上のジョイスティックの使い勝手は良い感じ。下の4つのボタンはショートカットキーなどで使用します。
HDMI 2.1搭載機という事で、早速PS5と接続。
パネルはノングレアのFast IPSを採用しているので、周辺の映り込みもなく普通に綺麗です。
視野角は広いと思いますが、やや白浮きが気になりましたね。
DisplayHDR 600に対応という事で、非常に明るくHDRの実力もお墨付き。
HDMI 2.1搭載で、ネイティブ120Hzのリフレッシュレートに対応。将来性のあるスペックです。※VRRに関しては、PS5の対応待ち(4月3日現在)です。
つづいてPCに接続。「G3223Q」はPS5等、最新ゲーム機との接続も想定されていますが、やはりPC接続の相性が一番良い気がしますね。補足として、PC接続だとHDMI 2.1接続時でも144Hzのリフレッシュレートに対応していました。
BenQさんの31.5型「デザイナーモニターPD3220U」と並べてみました。30インチオーバーのモニターを2台並べると、かなりの迫力です。
両機種ともに、DCI-P3カバー率95%に対応したモニターですが、画質的には「デザイナーモニターPD3220U」の方が上かな?と感じました。と言っても、画質的にはほぼ同じ品質で「G3223Q」でも充分な高画質ですけど。
もちろんゲームをプレイするなら、144Hzの高速リフレッシュレートや1msの応答速度、VESA DisplayHDR 600(最大輝度 600cd/m²)に対応した「G3223Q」一択です。
前回レビューした「LG UltraGear 27GP950-B」と画質比較をすれば、正直「LG UltraGear 27GP950-B」が圧勝です。27インチサイズで充分と思う方は「LG UltraGear 27GP950-B」をオススメします。ただし、32インチという大きなサイズに魅力を感じる方やコスパを考えると、間違いなく「G3223Q」一択です。
個人的には、画質は「LG UltraGear 27GP950-B」が一番良く、現象や動画編集なら「PD3220U」かなと思いますが、トータルバランスを考えると「G3223Q」が一番です。ゲームにもクリエーターにも対応できる1台で何でもこなせる設計が素晴らしいです。
MENU画面であるオン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)は、こんな感じ。文字が若干小さく見ずらいですが、分かりやすい配列です。ゲーミングモニターなので、ゲームに特化した設定項目が多いですが、カスタマイズで色合いや色彩などは細かく設定可能です。
ちなみにディスプレイ設定で、DisplayHDR 600を有効化する項目がありました。他にも入力切り替えの自動モードに対応していたので、個人的には一安心。
個人的には、あまり使用しない機能ですが、PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)とPBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)の機能にも対応しています。
PBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)を使えば「G3223Q」1台で同時に2台のデバイスを表示させる事が可能です。※写真は50対50の表示で、左側のアスペクト比がおかしいですが、気にしないで下さい()
75対25の表示だと、こんな感じ。画質が劣化したり、文字がぼやけたりはしないので、意外と実用的な機能でした。
左(右でも可)で作業をしながら、右(左でも可)でTwitterをするなんて事も可能。(PC同士なので意味ありませんが…)
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非常にバランスの良いゲーミングモニターで、コレといった欠点はない4Kゲーミングモニターだと感じました。ほとんどの方が満足できるゲーミングモニターだと思います。スペックを見ても分かりますが、ゲームにもクリエーターにも対応できる1台で何でもこなせる設計が素晴らしいモニターですね。他機種と比べ、ずば抜けた機能はありませんが、間違いなくオールマイティーなモニターでオススメできます。
【追記】4月23日付
「G3223Q」に接続したPS5(HDR有効)で、画面の白っぽくなる症状が気になる方は…
① PS5側でHDRを「オフ」にする
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③ PS5側でHDRを「常にオン」にする ※非HDR(SDR)ゲームも彩度が上がります
を試してみて下さい! 白っぽさが無くなり、色彩が豊かに改善されます!
※豆知識 : 「G3223Q」のHDMI 2.1端子の帯域幅は24Gbpsなので、PS5と組み合わせた時に4K/120HzでカラーフォーマットがYUV420となります。それによりHDRを有効にしていると、画面全体が白っぽくなります。その改善方法が上記の設定となります。※本来なら、HDMI 2.1の最大伝送帯域は48Gbpsです。
※追記 : HDRパフォーマンスが向上されたファームウェアが公開されました。
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