【SONYの技術がテンコ盛り】「Xperia 1 IV」(SO-51C)開封レビュー!【比較&アクセサリー製品の紹介もあるよ】

今回は6月3日に発売された「Xperia 1 IV」(SO-51C)を紹介します。

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「Xperia 1 IV」(SO-51C)※docomoモデルです。レビューする「Xperia 1 IV」のカラーはパープルです。価格は19万872円(docomo価格)となっています。





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● 6.5インチ有機ELディスプレイ(4K/HDR)・1644×3840
● 画面の最大輝度が約50%向上
● アスペクト比 21:9・最大120Hz駆動(240Hzの残像低減技術)
● 質量 約187g
● チップセット「Snapdragon 8 Gen 1」
● 内蔵(RAM/ROM)12GB/256GB
● バッテリー 5000mAh
● 外部ストレージ microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB)
● 3.5mmオーディオジャック(4極ヘッドセット対応)
● 防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)
● Bluetooth 5.2・FMラジオ・ワイヤレス充電
● eSIM対応
● カラーはブラック、アイスホワイト、パープルの3色

● リアカメラ
・16mm(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.2 ※1/2.5型センサー
・24mm(広角) :有効画素数約1220万画素/F値1.7 ※1/1.7型センサー、OIS
・85mm-125mm(望遠):有効画素数約1220万画素/F値2.3-2.8
 ※光学ズームレンズ(望遠)1/3.5型センサー、OIS
・3D iToFセンサー搭載
● フロントカメラ
・有効画素数約1220万画素/F値2.0 ※1/2.9型センサー(ソニー製)

● BRAVIA CORE for XPERIA(ソニー・ピクチャーズの対象作品が1年間見放題)
● Xperia単体でゲーム実況を楽しめる「YouTubeライブ配信」
● Videography Proから「YouTubeライブ配信」
● フルステージステレオスピーカー搭載
● Music Proからプロのスタジオとマイクで録音したかのような体験を提供(有料)

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本体の「Xperia 1 IV」(SO-51C)です。カラーはパープルをチョイス。ちなみに付属品は無し。docomoの書類のみです。

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21:9の6.5インチ有機ELディスプレイ(4K/HDR)です。画質は基本「Xperia 1 III」と全く同じ。

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「Xperia 1 III」も同じでしたが、視野角は相変わらず微妙。正面からの画質は悪くありませんが、斜めから見ると色味が極端に変わります。青っぽくなる感じでしょうか。

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セットアップ時に追加するアプリとして「BRAVIA CORE for XPERIA」が表示されますが、これは絶対インストールした方が良いです。

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ソニー・ピクチャーズと連携して誕生したストリーミングサービスで、 迫力ある映像と臨場感ある音質でコンテンツを堪能できます。しかも(ほぼ)無料です。

※ソニー・ピクチャーズの名作や話題作が1年間見放題(主に旧作品)です。
※有料コンテンツは、映画作品と引き換え可能なクレジットが5枚付いてきます。ちなみにアカウントは紐付けされるので「BRAVIA XR」でアカウント登録した方も、そのまま使えます。

詳しくは、BRAVIA CORE for XPERIA特設サイトでチェックして下さい。

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「BRAVIA CORE for XPERIA」を4K HDRで視聴すると、意外と言うと失礼ですが、なかなか綺麗でした。最初は期待していませんでしたが、BRAVIA XRと比べるとディスプレイサイズが、かなり小さいので、HDRの効果が凄く分かります。「Xperia 1 IV」で動画視聴するのも良いですね。

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リアカメラは、16mm(超広角)・24mm(広角)・85mm-125mm(望遠)となります。特に注目するのは望遠の85mm-125mmまでをカバーする光学ズームレンズでしょうか。「Xperia 1 III」の望遠と比べ、センサーサイズが小さくなってしまったらしいですが、画質は差ほど変わらない印象でした。

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どちらかと言うと、広角側に光学ズームが欲しいなぁと思いますが…技術的に難しいのでしょうか?

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背面の質感はマット仕上げとなっており質感が非常に高いですね。所有欲が満たされます。

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ただしdocomoロゴは健在。ただ印字が薄くなってるので…まだマシかも。あと「>>5G」の印字が無くなったのは素直に喜ばしい()

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3.5mmオーディオジャック(4極ヘッドセット対応)は当然搭載しています。

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USB PD対応USB-C端子の横にSIMカードスロットがあります。何故この位置なんですかね?

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SIMスロットの裏側にmicroSDスロット(最大1TB)があります。

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右側に、音量キー・電源ボタン(指紋認証センサー)・シャッターボタンとなります。めでたく?Googleアシスタントキーは廃止となりました。

プチ情報ですが、指紋認証センサーでロック解除すると、“コンッ”って感じでバイブレーションするんですが、このバイブの感覚がXperia過去最高の気持ち良さかもしれません()

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左側は、何もなし。

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5月27日に発売されたばかりの「WH-1000XM5」との相性がすこぶる良い感じです。

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「Xperia 1 III」と聴き比べしてみましたが、何となく解像度が高くなった印象です。表現が難しいですが、全体的にフラットな音質ですね。

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「α7IV」を使って、外部モニターとして使ってみます。

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外部モニターアプリの設定を確認すると、YouTube(ストリーミング)ライブ配信も可能になってますね。

※他にもゲーム実況やVideography ProからもYouTubeライブ配信が可能です。

ぶっちゃけ「Xperia 1 IV」でストリーミング配信する人は、ごく僅かだと思いますが、これもトレンドな機能なんでしょうね。あとストリーミング配信で熱暴走しないか少々心配です。今度試してみようと思います。

【「Xperia 1 IV」のオススメ・アクセサリー製品2点を紹介】

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ミヤビックスさんの「Xperia 1 IV SO-51C / SOG06 用 光沢保護フィルム」です。実売価格はAmazonさんで998円前後となっています。

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材質は、ポリエチレンテレフタレートとなっています。個人的に「Xperia 1 IV」は、ガラス素材よりもフィルム素材の方が相性が良い気がします。ガラスだとタッチパネルの反応が良すぎる気がします。

サイズはピッタリサイズで流石はミヤビックスさん。ただし貼り付けの難易度は高めかも。

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つづいてSONY純正の「Style Cover with Stand for Xperia 1 IV」です。実売価格はAmazonさんで3830円前後となっています。

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「Xperia 1 IV」本体に装着すると、こんな感じ。

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カメラ回りもガッチリ保護。

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「Style Cover with Stand for Xperia 1 IV」を装着すると、SIMカードスロットは外せないようになってますね。

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商品名の通り、開閉式のスタンド機構を搭載したケースです。これが便利なんですよね。

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折角なので「Xperia 1 III」用のStyle Cover(写真左側)と比較。デザインは基本同じですね。

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素材が微妙に変更したみたいで、手触りが少し違いました。どちらもマット仕上げですが「Xperia 1 IV」用のStyle Coverの方がツルツルしてます。(写真右下が「Xperia 1 IV」用のStyle Coverです)

【写真で見る「Xperia 1 III」と「Xperia 1 IV」の本体比較】

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「Xperia 1 III」(左側)と「Xperia 1 IV」(右側)の本体比較をしてみます。基本的なデザインは同じですね。ただ細かい部分をチェックすると意外と多くの違いがありました。ちなみに、どちらもパープルカラーでほぼ同じ色といった印象です。

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まず背面ですが、微妙に手触りが違いますね。「Xperia 1 IV」(写真上側)の背面の方がザラザラしてます。どちらもマット仕上げなので、かなり分かりづらいと思いますが、この微妙な違いは写真では気付きませんでした。

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Googleアシスタントキーが廃止された事により、電源ボタンの位置が下がってますね。押しやすくなった気がします。あと、エッジの効いたデザインが洗練されて「Xperia 1 IV」の方が個人的に好みです。スピーカーに関しては同じ音質かな?という印象です。

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つづいてディスプレイ側。ほとんど区別がつかないです。

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斜め視点だと、ディスプレイの色味が青っぽくなる所は相変わらず同じ。

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ディスプレイ画質もほぼ同じ印象。多分同じパネルでしょうね。(サムスン製パネルかな?知らんけど)

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よく見ないと分からないレベルですが「Xperia 1 IV」のディスプレイの方が表面の端がフラットになっていますね。保護フィルムもディスプレイ端まで貼れて良いかも。

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「Xperia 1 IV」の画面の最大輝度は約50%向上したという事で、両端末ともに輝度を最大にして比較してみました。たしかに「Xperia 1 IV」の方が明るい印象。なので、太陽光などの屋外では「Xperia 1 IV」の方が見やすいかもしれません。

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ただ、明るさの自動調整をONにすると「Xperia 1 IV」の画面の方が暗くなりました。誤差レベルではありますが、面白い結果です。

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「Xperia 1 IV」の画質設定のクリエイターモードには「リアルタイムHDRドライブ」という項目が追加されています。これは動画などの視聴時にフレームごとの輝度や階調を自動的に解析しているそうです。しれっと凄い機能です。

「BRAVIA CORE for XPERIA」に最適な設定だと思うので、是非とも有効にして視聴してみて下さい。

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今回は開封レビューとして「Xperia 1 IV」を紹介しましたが、丸1日使ってみた印象としては、SONYの技術力が惜しみなく入っており、上手くまとめた端末だと感じました。正常進化ですね。デザインが余り変わっていないので新鮮味はありませんが、既に完成されたデザインとも思うので良しとします。

カメラに関しては個人的に“スマホのカメラはある程度、綺麗に撮れれば良いよ”という感じなので不満なしです。もし「Xperia 1V」が出るなら、広角側に光学ズームを載せて欲しいかも。SONYさんなら出来る()

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