【3つの指向性を約72gのコンパクトなマイクで実現】SONY「ショットガンマイクロホン(ECM-B10)」レビュー
今回は、SONY純正のカメラ(アルファ)用ショットガンマイクロホンを紹介します。
7月29日に発売された、SONYさんの「ショットガンマイクロホン(ECM-B10)」です。実売価格はAmazonさんで25,200円前後となっています。※写真のカメラは「α7 IV」です。
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● 切り換え可能な3つの指向性を搭載した“1台3役”の小型ショットガンマイクロホン
● ビームフォーミング技術を使用したデジタルシグナルプロセッサーの信号処理システム
● 高性能な4つのマイクユニット搭載
● 不要な雑音を抑制するフィルター機能「ノイズカットフィルター」と「ローカットフィルター」
● デジタルデータ伝送でノイズレスな高音質(マルチインターフェースシュー搭載カメラ)
● バッテリーレス、ケーブルレスで自由な撮影
● 振動ノイズに配慮した設計
● さまざまなオーディオ設定が可能
● 防塵・防滴に配慮した設計
付属品です。ウインドスクリーン、ポーチ、端子保護キャップです。
マニュアルなどの書類です。
本体の「ショットガンマイクロホン(ECM-B10)」です。真上に4つのマイクユニットが装備されています。
正面には、SONYロゴ。
やや縦長サイズですが、手のひらに収まるコンパクトサイズ。質量も72gと驚きの軽さ。小さくて軽いは正義。
ロックダイヤル周辺は、振動ノイズに配慮した設計で、防振構造を採用しています。
サイドのカバーに謎のマイクロUSB端子。調べてみると、保守・サービス用となっていました。
背面側に操作スイッチ類が付いています。
「ECM-B10」は、切り換え可能な3つの指向性を搭載しています。
[鋭指向性]
周囲の音を抑え、カメラ正面の音を強調して収録できます。
想定撮影シーン:インタビュー、自撮り撮影(主要被写体の声を収音)
[単一指向性]
背後の音は抑えつつ、前方の音を幅広く収録可能です。
想定撮影シーン:対談(複数人の声を収音)
[全指向性]
すべての方向に等しく感度を保つことができます。
想定撮影シーン:環境音を積極的に収録したい場合、撮影者の声も合わせて収録したい場合
他のスイッチの役割は下記の通り。
・DIGITAL/ANALOGスイッチ:
デジタル接続とアナログ接続を切り換えます。
・フィルタースイッチ:
耳障りな定常的雑音をデジタル信号処理で効果的に除去する「ノイズカットフィルター」と、風切り音や空調ノイズ、振動ノイズなどの不要な低音域を低減する「ローカットフィルター」と、オフスイッチ。
・アッテネータ(ATT)スイッチ:
録音したい音声の大きさに応じて選択できます。
・AUTO/MANスイッチ:
録音レベルを調節できます。AUTOは自動調節、MANはAUDIO LEVELダイヤルで調節できます。
・AUDIO LEVELダイヤル:
AUTO/MANスイッチがMANのとき、録音レベルを調節できます。
ウインドスクリーンを装着すると、こんな感じ。風切り音防止になるので、屋外撮影時に便利なアイテムです。
「α7 IV」に装着すると、こんな感じ。
マルチインターフェースシュー搭載のカメラ(アルファ)ならケーブルレスで接続できるのが強み。
デジタルオーディオインターフェースに対応したアルファはもちろんの事、デジタルオーディオインターフェース非対応のアルファでも使用可能。※「α7 IV」はデジタルオーディオインターフェースに対応しています。
「α7C」に装着すると、こんな感じ。「α7C」は、デジタルオーディオインターフェースに対応しているので、劣化のない高音質録音が可能です。
「α7 IV」を確認すると、48kHz/16bit 2chと表示され「ECM-B10」を認識している事が分かります。
マルチインターフェースシューの音声設定でも、48kHz/16bit 2chを確認。※設定変更はできず、固定になっています。
Fnキーの録音レベルでは「ECM-B10」が接続されていると、無効となっています。
肝心の音質は、良い意味で普通です。内蔵マイクよりは遥かに聞きやすく高音質なので、ある程度のレベルで音にもこだわりたい方には良い選択肢だと思います。何より、このサイズで3つの指向性を選択出来て、全指向性まで使えるのは大変便利です。
「ノイズカットフィルター」だと、エアコンのファンノイズがちゃんとカットされてて凄いなと素直に驚きました。ただし、フィルタースイッチで「ローカットフィルター」を選択すると、やや音質自体が劣化するなという印象だったので、個人的には「ノイズカットフィルター」一択かなとに思いました。
少々価格が高い気がしますが、アルファユーザーで動画メインの方には強いアイテムになると思います。
「ECM-B10」公式ページ
https://www.sony.jp/ichigan/products/ECM-B10/index.html
7月29日に発売された、SONYさんの「ショットガンマイクロホン(ECM-B10)」です。実売価格はAmazonさんで25,200円前後となっています。※写真のカメラは「α7 IV」です。
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● 不要な雑音を抑制するフィルター機能「ノイズカットフィルター」と「ローカットフィルター」
● デジタルデータ伝送でノイズレスな高音質(マルチインターフェースシュー搭載カメラ)
● バッテリーレス、ケーブルレスで自由な撮影
● 振動ノイズに配慮した設計
● さまざまなオーディオ設定が可能
● 防塵・防滴に配慮した設計
付属品です。ウインドスクリーン、ポーチ、端子保護キャップです。
マニュアルなどの書類です。
本体の「ショットガンマイクロホン(ECM-B10)」です。真上に4つのマイクユニットが装備されています。
正面には、SONYロゴ。
やや縦長サイズですが、手のひらに収まるコンパクトサイズ。質量も72gと驚きの軽さ。小さくて軽いは正義。
ロックダイヤル周辺は、振動ノイズに配慮した設計で、防振構造を採用しています。
サイドのカバーに謎のマイクロUSB端子。調べてみると、保守・サービス用となっていました。
背面側に操作スイッチ類が付いています。
「ECM-B10」は、切り換え可能な3つの指向性を搭載しています。
[鋭指向性]
周囲の音を抑え、カメラ正面の音を強調して収録できます。
想定撮影シーン:インタビュー、自撮り撮影(主要被写体の声を収音)
[単一指向性]
背後の音は抑えつつ、前方の音を幅広く収録可能です。
想定撮影シーン:対談(複数人の声を収音)
[全指向性]
すべての方向に等しく感度を保つことができます。
想定撮影シーン:環境音を積極的に収録したい場合、撮影者の声も合わせて収録したい場合
他のスイッチの役割は下記の通り。
・DIGITAL/ANALOGスイッチ:
デジタル接続とアナログ接続を切り換えます。
・フィルタースイッチ:
耳障りな定常的雑音をデジタル信号処理で効果的に除去する「ノイズカットフィルター」と、風切り音や空調ノイズ、振動ノイズなどの不要な低音域を低減する「ローカットフィルター」と、オフスイッチ。
・アッテネータ(ATT)スイッチ:
録音したい音声の大きさに応じて選択できます。
・AUTO/MANスイッチ:
録音レベルを調節できます。AUTOは自動調節、MANはAUDIO LEVELダイヤルで調節できます。
・AUDIO LEVELダイヤル:
AUTO/MANスイッチがMANのとき、録音レベルを調節できます。
ウインドスクリーンを装着すると、こんな感じ。風切り音防止になるので、屋外撮影時に便利なアイテムです。
「α7 IV」に装着すると、こんな感じ。
マルチインターフェースシュー搭載のカメラ(アルファ)ならケーブルレスで接続できるのが強み。
デジタルオーディオインターフェースに対応したアルファはもちろんの事、デジタルオーディオインターフェース非対応のアルファでも使用可能。※「α7 IV」はデジタルオーディオインターフェースに対応しています。
「α7C」に装着すると、こんな感じ。「α7C」は、デジタルオーディオインターフェースに対応しているので、劣化のない高音質録音が可能です。
「α7 IV」を確認すると、48kHz/16bit 2chと表示され「ECM-B10」を認識している事が分かります。
マルチインターフェースシューの音声設定でも、48kHz/16bit 2chを確認。※設定変更はできず、固定になっています。
Fnキーの録音レベルでは「ECM-B10」が接続されていると、無効となっています。
肝心の音質は、良い意味で普通です。内蔵マイクよりは遥かに聞きやすく高音質なので、ある程度のレベルで音にもこだわりたい方には良い選択肢だと思います。何より、このサイズで3つの指向性を選択出来て、全指向性まで使えるのは大変便利です。
「ノイズカットフィルター」だと、エアコンのファンノイズがちゃんとカットされてて凄いなと素直に驚きました。ただし、フィルタースイッチで「ローカットフィルター」を選択すると、やや音質自体が劣化するなという印象だったので、個人的には「ノイズカットフィルター」一択かなとに思いました。
少々価格が高い気がしますが、アルファユーザーで動画メインの方には強いアイテムになると思います。
「ECM-B10」公式ページ
https://www.sony.jp/ichigan/products/ECM-B10/index.html
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