【20mmの単焦点レンズ搭載】SONY「VLOGCAM ZV-1F」忖度なしレビュー【ZV-1の廉価版って使い勝手はどうなの?】
今回は10月28日発売された、SONYさんの「VLOGCAM ZV-1F」を紹介します。
VLOGCAM ZV-1の派生モデルである「VLOGCAM ZV-1F」です。実売価格はAmazonさんで82,500円前後となっています。
「VLOGCAM ZV-1F」に対応したアクセサリー製品の紹介はコチラ↓↓
● SONY「VLOGCAM ZV-1F」と一緒に揃えると便利(幸せ)になるアクセサリー製品を紹介【DJI「Osmo Action 3」と本体の比較付き】
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● 1.0型サイズの有効約2010万画素Exmor RS CMOSセンサーを搭載
● 20mm F2.0のツァイス テッサー T*レンズを搭載
● 自分好みの色味に調整できるクリエイティブルック
● スローモーション撮影では5倍スローのなめらかな映像
● 動画専用の電子式手ブレ補正機能「アクティブモード」に対応 ※撮影画角が少し狭くなります
● 指向性3カプセルマイク搭載でクリアな録音を実現
● 初めてのカメラ操作でも迷わず操作可能(タッチパネル採用)
● 主役が映えるユニークなワンタッチ機能「背景ぼけ切り換え」
● すばやくピントの移動ができる「商品レビュー用設定」
● Imaging Edge Mobile Plusでスマホとの接続も可能
● Webカメラとして使用可能(USBストリーミング時は、解像度1280×720、フレームレート30fpsに制限)
● 持ち運びやすさを重視した約256gの小型・軽量ボディ
● モニター 3.0型(4:3) / 921,600ドット
● RAW撮影は非対応
● フォーカス検出方式はコントラストAF(ファストハイブリッドAF非対応)
● リアルタイムトラッキング非対応
では付属品の紹介。VLOGCAMと言えばコレでしょ!というレベルのウインドスクリーン(風防)です。
本体に取り付けるにはセットになったウインドスクリーンアダプターを使用します。開封時は、紙袋に入っていたせいでウインドスクリーンの寝ぐせが酷いです。
バッテリーの「NP-BX1」とUSB-C to USB-Aケーブル。「NP-BX1」はSONYのデジカメでは、すっかり定番となっているバッテリーですが、なんせ電池容量が少ないので予備も必要かも。
マニュアル(スタートガイド)などの書類。ちゃんとした説明書はWebで確認してねというスタイル。
「ZV-1F」は、20mmの単焦点レンズを搭載しているという事もあり、レンズキャップも付属。
フィルター径は、φ40.5で保護フィルターやNDフィルターなども取り付け可能です。レンズを物理的に保護できるのは単焦点レンズ採用のメリットですね。
本体の「VLOGCAM ZV-1F」です。小さくて軽く(約256g)可愛いカメラです。
20mmでF2.0のツァイス テッサー T*単焦点レンズを採用しているという事もあり、単純に軽くて小さいなぁというのが第一印象。可愛い見た目が良いですね。質感はプラスチッキーですが、カラバリはホワイトも用意されており、女子ウケも良さそう。
天面に指向性3カプセルマイクが搭載されています。実際に録音した音声を聞いてみましたが、クリアな音で良い感じでしたよ。外部マイクが無くても良いレベルです。ボタン類は必要最低限の数で初心者の方でもすぐに使えます。また右側に「背景ぼけ切り換え」ボタンがあるのは、VLOGCAMならでは。
ちなみにアクセサリーシューは電子接点を持たないため「ショットガンマイクロホン(ECM-B10)」のようなケーブルレスなマイクには非対応です。
左サイドです。ストラップホールとインターフェースが配置。
上から、マイク端子・USB-C端子・micro HDMI端子となり、必要最低限の端子が装備。USB-C端子採用は嬉しいですね。充電はもちろん、PCに接続すれば、アプリやキャプチャーカードを使用しなくてもWebカメラとして使用可能です。
右サイドは特になくモノラルスピーカーのみ。
底面です。三脚ネジ穴の位置が右側にあるので、カメラを三脚に取り付けたままバッテリーやSDカードが交換ができるのはグット。
バッテリー収納部にSDカードをセットします。相変わらずメモリースティックに対応したカードスロットですが、今時メモリースティックを使う方は居るのでしょうか?
背面です。3.0型モニターを採用しており、タッチパネル対応です。タッチ感度も悪くなく使い勝手はまあまあ。操作ボタンは 兄貴分の「VLOGCAM ZV-1」とほぼ同じ。
当然、バリアングルモニターを採用しており、撮影中は赤い枠がモニター周辺に表示されます。分かりやすいですね。※本体側にレコーディングランプ(赤のLED)も付いているので撮影ボタンの押し忘れは防げると思います。
メニューも新しいUIを採用しており、使いやすくなってますね。
「Imaging Edge Mobile Plus」というアプリで、スマホからのリモート撮影やデータのコピーが可能で、スマホ接続のレスポンスも良好です。
リモート撮影でも撮影設定が可能で、ある程度のカメラ設定も操作可能です。UIも分かりやすく、SONY製アプリとしては「Imaging Edge Mobile Plus」は優秀でした。
USB-Cケーブルのみの接続で、PCからWebカメラとして使用できるのも単純に便利です。
ライブ配信用ソフトである「OBS Studio」でも使ってみましたが、さすが1型センサーですね。解像度1280×720、フレームレート30fpsに制限はされますが、クッキリとした高画質で好印象。
では「VLOGCAM ZV-1F」を3日間ほど使ってみたファーストインプレッションです。※写真の「VLOGCAM ZV-1F」はサードパーティー製のウインドスクリーンを装着しています。このウインドスクリーンは次回のエントリーで紹介します。
【良いと思ったところ】
・20mmの単焦点レンズが思いの外、使い勝手が良い
(1.5倍の解像ズームが可能だが、望遠撮影ならZV-1の方が有利)
・1インチセンサーの画質も相当良い(暗所の撮影ならスマホやアクションカメラよりも断然有利)
・三脚ネジ穴の位置が右側に移動したのでカメラを三脚に取り付けたままバッテリー交換ができる
・解像度1280×720、フレームレート30fpsに制限されるが、Webカメラとして使用しても優秀
・撮影最短距離はレンズ先端から5cmとなかなか寄れる
・電源を入れた後の起動がめちゃくちゃ早い
・タッチパネルもやっと使えるレベルになった
・Imaging Edge Mobile Plusでリモート撮影やデータのコピーが可能でスマホ接続のレスポンスが良い
・単焦点レンズなので保護フィルターやNDフィルター等が付けられて、物理的にレンズも守れる
・ある意味…アクションカムの派生モデルかなと。防塵防水では無いので、その辺りを強化したらGoProなどのウェアラブルカメラと勝負できる
【イマイチと感じたところ】
・コントラストAFなので、AFスピードはお察し(唯一の大きな欠点かも)
・コントラストAFなので、商品レビュー用設定の場合は、被写体の位置を中央に調節しなければいけないのが微妙
・相変わらずバッテリーの消耗が早い(残量の数字表示がされない)
・アクセサリーシューは電子接点を持たないため「ショットガンマイクロホン(ECM-B10)」のようなケーブルレスなマイクには非対応
・手ブレ補正のアクティブモードは優秀だが、クロップ(約1.2倍)されるのが残念(ただ手持ちで自撮りしても問題のない焦点距離)
・本体の質感が兄貴分の「VLOGCAM ZV-1」と比べ、微妙(質感は確実に劣化してます)
・スチール撮影はRAW撮影ができない(動画用カメラと割り切るなら問題なし)
・価格が少々お高い(今後の値下げに期待)
正直に言わせてもらうと触るまでは全然「VLOGCAM ZV-1F」に期待していませんでしたが、20mmの単焦点レンズが思いの外、使い勝手が良く、撮影する事が楽しいカメラに仕上がっていますね。
2年前の記事で当ブログでは、こんな事を言っていました。「ZV-1」は自撮りでも有効な20mmスタートが理想と。その要望が「ZV-1F」で叶ってくれました。単焦点レンズとなってしまいましたが、スマホやアクションカメラも単焦点レンズなので、その辺りも違和感なく「ZV-1F」を使えている要因かと。
SONY「VLOGCAM ZV-1F」と一緒に揃えると便利(幸せ)になるアクセサリー製品を紹介【DJI「Osmo Action 3」と本体の比較付き】につづく。
VLOGCAM ZV-1の派生モデルである「VLOGCAM ZV-1F」です。実売価格はAmazonさんで82,500円前後となっています。
「VLOGCAM ZV-1F」に対応したアクセサリー製品の紹介はコチラ↓↓
● SONY「VLOGCAM ZV-1F」と一緒に揃えると便利(幸せ)になるアクセサリー製品を紹介【DJI「Osmo Action 3」と本体の比較付き】
【関連記事】
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● 当ブログ…ではなくYouTuberの私が使用している「VLOGCAM ZV-1」対応のアクセサリー製品を紹介します!
● Vlog撮影に最適なレンズ交換式(Eマウント)VLOGCAMがやってきた!SONY「VLOGCAM ZV-E10」開封レビュー!(オススメのアクセサリー紹介付き)
● Vlog撮影に最適なレンズ交換式(Eマウント)VLOGCAMがやってきた!SONY「VLOGCAM ZV-E10」本体レビュー!
● 1.0型サイズの有効約2010万画素Exmor RS CMOSセンサーを搭載
● 20mm F2.0のツァイス テッサー T*レンズを搭載
● 自分好みの色味に調整できるクリエイティブルック
● スローモーション撮影では5倍スローのなめらかな映像
● 動画専用の電子式手ブレ補正機能「アクティブモード」に対応 ※撮影画角が少し狭くなります
● 指向性3カプセルマイク搭載でクリアな録音を実現
● 初めてのカメラ操作でも迷わず操作可能(タッチパネル採用)
● 主役が映えるユニークなワンタッチ機能「背景ぼけ切り換え」
● すばやくピントの移動ができる「商品レビュー用設定」
● Imaging Edge Mobile Plusでスマホとの接続も可能
● Webカメラとして使用可能(USBストリーミング時は、解像度1280×720、フレームレート30fpsに制限)
● 持ち運びやすさを重視した約256gの小型・軽量ボディ
● モニター 3.0型(4:3) / 921,600ドット
● RAW撮影は非対応
● フォーカス検出方式はコントラストAF(ファストハイブリッドAF非対応)
● リアルタイムトラッキング非対応
では付属品の紹介。VLOGCAMと言えばコレでしょ!というレベルのウインドスクリーン(風防)です。
本体に取り付けるにはセットになったウインドスクリーンアダプターを使用します。開封時は、紙袋に入っていたせいでウインドスクリーンの寝ぐせが酷いです。
バッテリーの「NP-BX1」とUSB-C to USB-Aケーブル。「NP-BX1」はSONYのデジカメでは、すっかり定番となっているバッテリーですが、なんせ電池容量が少ないので予備も必要かも。
マニュアル(スタートガイド)などの書類。ちゃんとした説明書はWebで確認してねというスタイル。
「ZV-1F」は、20mmの単焦点レンズを搭載しているという事もあり、レンズキャップも付属。
フィルター径は、φ40.5で保護フィルターやNDフィルターなども取り付け可能です。レンズを物理的に保護できるのは単焦点レンズ採用のメリットですね。
本体の「VLOGCAM ZV-1F」です。小さくて軽く(約256g)可愛いカメラです。
20mmでF2.0のツァイス テッサー T*単焦点レンズを採用しているという事もあり、単純に軽くて小さいなぁというのが第一印象。可愛い見た目が良いですね。質感はプラスチッキーですが、カラバリはホワイトも用意されており、女子ウケも良さそう。
天面に指向性3カプセルマイクが搭載されています。実際に録音した音声を聞いてみましたが、クリアな音で良い感じでしたよ。外部マイクが無くても良いレベルです。ボタン類は必要最低限の数で初心者の方でもすぐに使えます。また右側に「背景ぼけ切り換え」ボタンがあるのは、VLOGCAMならでは。
ちなみにアクセサリーシューは電子接点を持たないため「ショットガンマイクロホン(ECM-B10)」のようなケーブルレスなマイクには非対応です。
左サイドです。ストラップホールとインターフェースが配置。
上から、マイク端子・USB-C端子・micro HDMI端子となり、必要最低限の端子が装備。USB-C端子採用は嬉しいですね。充電はもちろん、PCに接続すれば、アプリやキャプチャーカードを使用しなくてもWebカメラとして使用可能です。
右サイドは特になくモノラルスピーカーのみ。
底面です。三脚ネジ穴の位置が右側にあるので、カメラを三脚に取り付けたままバッテリーやSDカードが交換ができるのはグット。
バッテリー収納部にSDカードをセットします。相変わらずメモリースティックに対応したカードスロットですが、今時メモリースティックを使う方は居るのでしょうか?
背面です。3.0型モニターを採用しており、タッチパネル対応です。タッチ感度も悪くなく使い勝手はまあまあ。操作ボタンは 兄貴分の「VLOGCAM ZV-1」とほぼ同じ。
当然、バリアングルモニターを採用しており、撮影中は赤い枠がモニター周辺に表示されます。分かりやすいですね。※本体側にレコーディングランプ(赤のLED)も付いているので撮影ボタンの押し忘れは防げると思います。
メニューも新しいUIを採用しており、使いやすくなってますね。
「Imaging Edge Mobile Plus」というアプリで、スマホからのリモート撮影やデータのコピーが可能で、スマホ接続のレスポンスも良好です。
リモート撮影でも撮影設定が可能で、ある程度のカメラ設定も操作可能です。UIも分かりやすく、SONY製アプリとしては「Imaging Edge Mobile Plus」は優秀でした。
USB-Cケーブルのみの接続で、PCからWebカメラとして使用できるのも単純に便利です。
ライブ配信用ソフトである「OBS Studio」でも使ってみましたが、さすが1型センサーですね。解像度1280×720、フレームレート30fpsに制限はされますが、クッキリとした高画質で好印象。
では「VLOGCAM ZV-1F」を3日間ほど使ってみたファーストインプレッションです。※写真の「VLOGCAM ZV-1F」はサードパーティー製のウインドスクリーンを装着しています。このウインドスクリーンは次回のエントリーで紹介します。
【良いと思ったところ】
・20mmの単焦点レンズが思いの外、使い勝手が良い
(1.5倍の解像ズームが可能だが、望遠撮影ならZV-1の方が有利)
・1インチセンサーの画質も相当良い(暗所の撮影ならスマホやアクションカメラよりも断然有利)
・三脚ネジ穴の位置が右側に移動したのでカメラを三脚に取り付けたままバッテリー交換ができる
・解像度1280×720、フレームレート30fpsに制限されるが、Webカメラとして使用しても優秀
・撮影最短距離はレンズ先端から5cmとなかなか寄れる
・電源を入れた後の起動がめちゃくちゃ早い
・タッチパネルもやっと使えるレベルになった
・Imaging Edge Mobile Plusでリモート撮影やデータのコピーが可能でスマホ接続のレスポンスが良い
・単焦点レンズなので保護フィルターやNDフィルター等が付けられて、物理的にレンズも守れる
・ある意味…アクションカムの派生モデルかなと。防塵防水では無いので、その辺りを強化したらGoProなどのウェアラブルカメラと勝負できる
【イマイチと感じたところ】
・コントラストAFなので、AFスピードはお察し(唯一の大きな欠点かも)
・コントラストAFなので、商品レビュー用設定の場合は、被写体の位置を中央に調節しなければいけないのが微妙
・相変わらずバッテリーの消耗が早い(残量の数字表示がされない)
・アクセサリーシューは電子接点を持たないため「ショットガンマイクロホン(ECM-B10)」のようなケーブルレスなマイクには非対応
・手ブレ補正のアクティブモードは優秀だが、クロップ(約1.2倍)されるのが残念(ただ手持ちで自撮りしても問題のない焦点距離)
・本体の質感が兄貴分の「VLOGCAM ZV-1」と比べ、微妙(質感は確実に劣化してます)
・スチール撮影はRAW撮影ができない(動画用カメラと割り切るなら問題なし)
・価格が少々お高い(今後の値下げに期待)
正直に言わせてもらうと触るまでは全然「VLOGCAM ZV-1F」に期待していませんでしたが、20mmの単焦点レンズが思いの外、使い勝手が良く、撮影する事が楽しいカメラに仕上がっていますね。
2年前の記事で当ブログでは、こんな事を言っていました。「ZV-1」は自撮りでも有効な20mmスタートが理想と。その要望が「ZV-1F」で叶ってくれました。単焦点レンズとなってしまいましたが、スマホやアクションカメラも単焦点レンズなので、その辺りも違和感なく「ZV-1F」を使えている要因かと。
SONY「VLOGCAM ZV-1F」と一緒に揃えると便利(幸せ)になるアクセサリー製品を紹介【DJI「Osmo Action 3」と本体の比較付き】につづく。
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