RØDE ワイヤレスマイク「Wireless ME」開封レビュー【送信機と受信機の両方にマイクが内蔵されて更に便利】

今回は4月21日に発売され、今後の定番製品になりそうなRØDE製ワイヤレスマイクを紹介します。

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「α7 IV」に取り付いているマイクが、RODEさんのワイヤレスマイク「Wireless ME」です。実売価格はAmazonさんで23,000円前後となっています。





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● コンパクトで使いやすいワイヤレスマイクシステム
● 送信機と受信機の両方に高品質のマイクを内蔵
● カメラ前後の音声を同時に録音する事が可能
● 受信機には最大 2 台までの送信機をペアリング
● ゲインアシスト機能を搭載しており入力ゲインを自動的に制御可能
● 100m以上の範囲で非常にクリアな録音が可能(2.4GHz伝送)
● カメラ、PC、スマートフォンとシームレスに連携
● 内蔵の充電式バッテリー(最大7時間のバッテリー寿命)
● RØDE Capture・RØDE Con​​nect・RØDE ReporterなどのRØDE製アプリと互換性あり

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では付属品の紹介から。付属品も豊富です。※余談ですが、乾燥剤にもRØDEロゴが印字されているのは凄いです。

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USB-C - Lightningケーブル(SC21)とUSB-C - USB-Cケーブル(SC22)です。iOSデバイスやPC(Android)に接続します。

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3.5mm TRS - TRSケーブル(SC2)と3.5mm TRS - TRRSケーブル(SC7)です。受信機(RX)をカメラやスマホと接続します。

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ファーウインドシールドです。受信機(RX)と送信機(TX)の2個分が付属されています。まるで「まっくろくろすけ」です。

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ポーチです。ワイヤレスマイク2個とケーブル2本程度なら収納が可能でした。

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そして本体の「Wireless ME」です。受信機(RX)と送信機(TX)の1セットですね。BOØWYのようなロゴマークが素敵。

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モフモフ(ウニ)を取り付けると、こんな感じ。ちなみに、表示窓(ディスプレイ)は非搭載ですが「Wireless GO II」より1万円ほど安くなっています。

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サイドをチェック。電源ボタンと内蔵マイクです。送信機(TX)には、3.5mm TRSマイク入力端子がありますね。

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USB-C端子です。受信機(RX)に3.5mm TRS出力端子があります。

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背面にはクリップが付いています。カメラや衣服などに取り付けが可能です。

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「RØDE Central」というアプリで「Wireless ME」の設定が可能になっています。

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設定画面のUIは分かりやすく直感的に操作できました。

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バッテリーインジケータと接続インジケータのLEDが「Wireless ME」に搭載されており、受信機(RX)の接続インジケータLEDがオレンジの時はマイクが無効になっています。

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受信機(RX)の接続インジケータLEDがグリーンになると、マイクが有効になり、受信機(RX)と送信機(TX)の両方でマイクが使えます。これが便利なんですよね。

ただし、受信機(RX)のマイクを有効にしたい場合は「RØDE Central」からの設定が必要でして、ハードウェア側ではマイクのオンオフができません。この辺りが少々不便かも。

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他にも「RØDE Central」をiPhoneにインストールして使おうとしたら「とりあえずファームウェア更新をパソコンでしてね」というメッセージが表示されて使えませんでした。

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なので、PC用の「RØDE Central」をインストールしてからファームウェア更新を実行しました。これも少々面倒でしたね。

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余談として、PC用の「RØDE Con​​nect」は、OBSやXSplitなどのストリーミング ソフトウェアに接続するための専用出力を備えているため便利ですよ。※日本語非対応がちょっと不便。

「Wireless ME」は、RØDE Capture・RØDE Con​​nect・RØDE ReporterなどのRØDE製アプリと互換性があります。

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カメラに取り付けると、こんな感じ。クリップでアクセサリーシューに取り付ける事ができます。

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音質に関しては、さすがRØDEさんですね。聞き取りやすい音質で録音可能で文句なしです。定番マイクは、やっぱりRØDEさんだなと再認識。



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メイン使用はカメラ接続になると思いますが、PCやスマホにも接続できますし、色々な撮影環境で「Wireless ME」が使えるのは良いですね。ただ先程も言いましたが、受信機(RX)のマイクを有効にしたい場合は「RØDE Central」のアプリでしか設定できないのは不便だなぁと感じました。

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何はともあれ、実売価格が23,000円前後とRØDEさんのワイヤレスマイクとしては安価に購入可能なので、初心者の方にもオススメできますし、インタビュー形式の動画をクリアな音質で収音したい方には強くオススメできる製品です。

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