【SONY最新技術満載のAPS-Cカメラ】デジタル一眼カメラ「α6700」開封レビュー【正常進化?】

今回は、約4年振りのフルモデルチェンジとなる、SONYさんのα6000シリーズ(APS-Cカメラ)の最新モデルである「α6700」を紹介します。

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7月28日に発売された、デジタル一眼カメラ「α6700」(ILCE-6700)です。実売価格はAmazonさんで195,399円前後となっています。

※レンズは別売りの「SELP1020G(E PZ 10-20mm F4 G)」です。

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● 有効約2600万画素(静止画時)のAPS-C裏面照射型Exmor R CMOSセンサー
● 最新の画像処理エンジン BIONZ XRを採用(従来比最大約8倍の高速処理)
● 高解像性能を引き出す高性能 光学式5軸ボディ内手ブレ補正
● AIプロセッシングユニットを搭載した次世代のAFシステム
● より幅広い被写体をカメラが認識
● 最高約11コマ/秒のAF/AE追随連続撮影
● 全画素読み出し6Kオーバーサンプリングによる圧巻の4K解像
● 4K/120p記録対応(38%クロップ)※4K/60pの場合、FX30と同じ1.04倍クロップ
● 動画時の高性能手ブレ補正「アクティブモード」※1.12倍クロップ
● ブリージング補正機能、フォーカスマップ機能
● カメラが被写体認識してクロップするオートフレーミング
● USB接続によるライブストリーミング対応(4K/30p対応)
● バリアングル液晶モニター(3.0型、アスペクト3:2、約103万ドット)
● 約236万ドットXGA OLEDを採用した電子ビューファインダー
● ホールド性を追求したグリップ
● マグネシウム合金ボディ(防塵・防滴に配慮した設計)
● USB PD(Power Delivery)対応による高速充電 ※USB3.2 Gen1

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では付属品の紹介から。リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100です。比較的にバッテリー持ちの良いNP-FZ100採用は嬉しいですね。

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α6700で新採用された、アイピースカップ(FDA-EP20)です。

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「α6700」にアイピースカップ(FDA-EP20)を取り付けると、こんな感じ。視認性が向上するので、スチール撮影には便利です。

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ショルダーストラップです。ロゴは α のみの印字なので、汎用品ですね。

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スタートガイド等の書類です。

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本体の「α6700」です。一目で、SONYのAPS-Cカメラだなと分かるデザインです。

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質感は、軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用している事もあり悪くないですね。バッテリーとメモリーカード込みで、約493gという軽さも魅力です。

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正面です。

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有効約2600万画素(静止画時)のAPS-C裏面照射型Exmor R CMOSセンサーを搭載しています。おそらく、プロ仕様の「FX30」と同じセンサーですね。

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「α6700」のグリップがなかなか強力で、非常に持ちやすいですね。

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そして待望の前ダイヤルもSONY製APS-Cカメラとして初搭載。これは嬉しいですね。

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グリップ横に、C1(カスタムキー1)が配置されています。ぶっちゃけ押しにくいです。

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上面です。フラットなデザインで、SONY製のAPS-Cカメラとすぐ分かる見た目。

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撮影モードダイヤルの下のダイヤルが新たに装備された、静止画/動画/S&Q切り換えダイヤルです。このダイヤルは大変便利です。

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マルチインターフェースシューは、デジタルオーディオインターフェース対応なので、ショットガンマイクロホン「ECM-B10」等でもフルで使用が可能です。

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右側面にインターフェースが集中しています。

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上から、マイク端子・USB-C端子・SDカードスロット・micro HDMI端子・ヘッドホン端子と一通りのインターフェースが付いています。

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ちなみに、Nextorage(ネクストレージ)さんの128GB UHS-II V60 SDXCメモリーカードが安くて高速なのでオススメ。

※「α6700」のSDカードスロットは、UHS-IIに対応しています。

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ちなみにストラップリングは、ぶらぶら動く仕様です。と言うのも、動画撮影時に金具の音がマイクに入ってしまうので、フルサイズの「α7 IV(ILCE-7M4)」等のように固い仕様にして欲しかったですね。

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背面です。

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モニターは、バリアングル液晶モニターを採用しており、サイズは3.0型(アスペクト3:2、約103万ドット)となります。

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MENU画面(UI)も当然リニューアルされており、レスポンスも向上しています。使い勝手は慣れてしまえば何とかなりますね。

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ちなみに、保護フィルムは「α7 IV」と同じサイズ(アスペクト3:2)の物を買えばOKです。※純正だと「PCK-LG2」となります。

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電子ビューファインダーは、約236万ドットのXGA OLEDを採用しています。まあまあの視認性です。可もなく不可もなくといった感じでしょうか。

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底面です。グリップ側に、バッテリー(NP-FZ100)の収納ボックスがあります。

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超広角パワーズームGレンズの「SELP1020G(E PZ 10-20mm F4 G)」を取り付けると、こんな感じ。

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「SELP1020G」は個人的に超オススメできるレンズで、サイズ的にも「α6700」にピッタリ。

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特に動画目的では「α6700」と「SELP1020G」の組み合わせは最強ですね。

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セットアップは、モバイルアプリケーション「Creators' App」を使えば初期設定がスマホで可能になっています。

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リリースされた当初はカメラと繋がりにくいクソアプリでしたが、今は安定して使える気がします。※写真のスクショは「Creators' App」を使って初期設定しています。

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「Creators' App」では、リモート撮影や写真や動画を見たり取り込む事が可能です。

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リモート撮影のUIは、こんな感じ。レスポンス的には不安が残りますが、なかなか使いやすいですね。

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個人的に嬉しい機能が、USB接続によるライブストリーミングです。

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USBストリーミングでも、4K/30pに対応しています。これは良いですね。

※Webカメラ(フルHD~4K/30P)で使用する場合、USB 3.2端子とUSB 3.2ケーブル(5Gbps対応ケーブル)が必須となります。USB 2.0で接続している時は、HD(720p)/30pとなります。

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ちなみにOBSでは、ILCE-6700と認識されます。

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参考として、1インチセンサー搭載の「VLOGCAM ZV-1 II」と本体比較すると、こんな感じ。「VLOGCAM ZV-1 II」と比較すると、一回り大きなサイズとなりますが、フルサイズカメラと比較すると、かなりコンパクトなサイズなので、旅カメラとかサブカメラ等に最適ですね。

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「α6700」ファーストインプレッション

・スチール撮影も動画撮影も平均的に優れている機能が多い
・AIプロセッシングユニット(被写体認識)が凄すぎる ※SONYの最新技術が楽しめる
・軽いは正義 ※バッテリーとメモリーカード込みで約493g
・4K/60p撮影の場合、FX30と同じ1.04倍クロップなので、ほぼノンクロップな所が良い
・光学式手ブレ補正搭載だが、スマホと比べると不自然さが残る
・手ブレ補正効果を向上させる「アクティブモード」は悪くないが、1.12倍クロップされる
・まともに使えるようになったタッチパネルが便利
・SDカードスロットが1スロットのみは少々寂しい
・グリップが安定して握り易いのと前ダイヤル搭載が良い(スチール撮影メインの方には嬉しい仕様)
・動画を撮っているとボディが熱くなりやすいので、熱停止が心配

α6600やα6400等からの買い替えを検討している方なら、間違いなくオススメできる機種ですね。ミニα7R Vは言い過ぎな気がしますが、フルサイズカメラと比較しても見劣りしない性能なので、価格さえ納得するならば「買い」です。

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SONY製APS-Cカメラとして確実に正常進化してますが、APS-Cカメラとしてのフラッグシップモデルとなると、ダブルスロットで無かったりジョイスティック非搭載な所から「?」となるので、必要十分な機能だな!と納得の方なら買って損はないと思います。

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