SONY「Xperia 5 V」(XQ-DE44)忖度なし開封レビュー【提供レビューが多いので自腹購入して確かめる】
今回は10月27日に発売されたSIMフリーモデルの「Xperia 5 V」(XQ-DE44)を紹介します。

SIMフリーモデルの「Xperia 5 V」(XQ-DE44)です。カラーはブルーをチョイス。実売価格はAmazonさんで139,700円前後となっています。
ご購入はコチラ(Amazon)↓↓

ソニー Xperia 5 Ⅴ / SIMフリースマホ / 【日本正規代理店品】 / 防水/防塵/Snapdragon 8 Gen 2 / ストレージ256GB / ブラック/XQ-DE44 B
【関連記事】
● 「Xperia 5 V」対応のアクセサリー製品を紹介【Magsafe対応ケースと高品質ガラスフィルム】
● USB-Cとアクションボタン搭載の「iPhone 15 Pro」(ナチュラルチタニウム)開封レビュー【本体比較もあるよ】
● 【このスペックで62,700円はヤバい】Google「Pixel 7a(Coral)」開封レビュー【Pixel初購入】

● Snapdragon 8 Gen 2搭載
● RAM 8GB / ROM 256GB(microSD対応 ※最大1TB)
● 6.1インチ 有機ELディスプレイ(21:9/FHD+/HDR/120Hz駆動)※1080×2520
● ブラビアから生まれた「X1 for mobile」搭載(HDR10/HLGに対応)
● SONY独自のコンテンツサービス「BRAVIA CORE」対応
● フルステージステレオスピーカー搭載
● DSEE Ultimate搭載(AI技術で高音域の表現力や微細な音の再現性が向上)
● Snapdragon Sound対応
● ワイヤレス充電(おすそわけ充電)に対応
● バッテリー容量 5000mAh
● nanoSIM/eSIM(デュアルSIM仕様)
● 3.5mmオーディオジャック搭載
● Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3
● マット仕上げが魅せるスタイリッシュな美しさ
(ブルー・ブラック・プラチナシルバー)
● 本体サイズ 約68mm×約154mm×約8.6mm
● 重量 約182g
● 2つのレンズに3つの画角(16mm・24mm・48mm)※48mmは光学2倍相当
● Exmore T for mobile搭載(24mmは1/1.35型・16mmは1/2.5型)
● 24mmは有効画素数4,800万画素・記録画素数1,200万画素
● リアカメラ 1,200万画素(1/2.9型)

SIMフリーモデルのパッケージです。プラスチック使用を廃止し怖いくらいにシンプルです。付属品は無し。
ちなみにXperiaのSIMフリーモデルは初購入です。今まではSIMフリーモデルの発売がキャリアモデルより遅かった事もありますし、購入タイミングが合わなかったんですよね。

かろうじてスタートガイドは付いていました。

本体の「Xperia 5 V」(XQ-DE44)です。カラーはブルーを選びました。パープル寄りの淡いブルーで良い色です。
前々から、6.1インチ採用のXperia 5シリーズが気になっており、今回の「Xperia 5 V」はSIMフリー版の発売がキャリアモデルとそんなに変わらないという事もあって購入を決意しました。(ソニーマーケティングによる「Xperia 5 V」の忖度しまくり案件動画が急に増えてきたので、私が自腹購入して忖度なしのレビューをしたかったという理由もあります)

背面の質感はマット仕上げでなかなか良さげですね。今までのXperiaとは違いカジュアルな見た目になったのも新鮮です。今まではdocomoからXperiaを購入しており、ウザいdocomoロゴも印字されていましたが、SIMフリーモデルなので消え去りました。SIMフリーモデル最高です。

カメラは2つのレンズを搭載しています。この辺りのデザインも今までのXperiaとは違い新鮮に見えて好きですね。ぶっちゃけ、3眼タイプの「Xperia 1 V」のようなデザインは飽きてしまい購入をスルーしてました。※レンズ横にはNFCロゴが印字されています。
2つのレンズで、16mm・24mm・48mmの焦点距離をカバーしており、48mmは光学2倍相当となります。48mm以上の望遠はデジタルズームとなってしまいますが、個人的には充分な仕様(焦点距離)ですね。

では側面をチェック。左側は特になし。側面のカラーも背面と同じですね。若い方にウケそうな質感です。

右側にボリュームキー、電源ボタン(指紋認識)、シャッターボタンが付いています。

指紋認証部分はブラックになっており、カッコイイですね。

Xperiaと言えば、このシャッターボタンですよね。ただ、Xperia 1シリーズのようなエンボス加工じゃないのが少々残念。※サイレント撮影もSIMフリーモデルなら可能です。

もちろん、上側には3.5mmオーディオジャックを搭載しています。Xperiaは音質も良いので、有線タイプのイヤホンでも聞いて欲しいですね。

下側にUSB-C端子とSIMカードスロット。SIMカードスロットはSIMピンが無くても取り外せます。

nanoSIMスロットの裏にmicroSDカードスロット(最大1TBまで)があります。

次にディスプレイ側をチェック。6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しており、アスペクト比はSONYお得意の21:9となります。21:9の縦長は大嫌いでしたが、6.1インチなら許せる気がします。※解像度は1080×2520のFHD+で、HDR/120Hz駆動に対応しています。

ディスプレイの品質も良いですね。SONYらしく寒色系の色域ですが、日本人が好むような色合いになっている印象です。iPhoneのディスプレイより個人的には好きです。

ちなみにSONY独自の画質設定があり、色域とコントラスト、ホワイトバランスなどが設定可能です。

何より視野角が広い事に驚きです。と言うのも…Xperia 1シリーズ(6.5インチ)は視野角が最悪だったんですよね。一部では酷評なディスプレイ品質のようですが、カラーシフトが酷いのは、寧ろXperia 1シリーズ(6.5インチ)の方だと思います。※このカラーシフトの酷さに関しては前々から当ブログでは言ってました。

6.1インチの「Xperia 5 V」を握ってみて、久しぶりに「Xperia、ええやん」となりましたね。このサイズ感はめちゃくちゃ好みです。(アスペクト比21:9は大嫌いですが普通に許せるレベル)

あと普通に軽いです。保護ガラスフィルム込みで190.4gでした。ただし放熱性を向上した事で「Xperia 5 IV」よりは10gほど重くなったようです。

音質にも期待できる「Xperia 5 V」でして、他メーカーの端末では対応機種が極端に少ない「Snapdragon Sound」にも対応しています。この辺りはXperiaの強み。※高音質で低遅延を実現したaptXの全ての技術を集めたオーディオ技術です。
また、コーデック「LC3」対応のLE Audioにも対応しています。※Bluetoothの新規格で、LE Audioで接続すると、高音質(LC3)や伝送の安定性、音の遅延を抑える事が可能です。

初期設定に関しては、Android端末がもう1個あると多少楽になります。※iPhone(iOS)と比べると、Android端末の初期設定は、まだまだ面倒くさい部分があります。

では、比較的にサイズが似ている3機種のスマートフォンで本体比較します。中央が「Xperia 5 V」左側が「iPhone 15 Pro」右側が「Pixel 7a」となります。
この3機種を比較すると、横幅は「Xperia 5 V」が一番コンパクトですが、縦幅は「Xperia 5 V」が1番長いですね。また「Xperia 5 V」と「Pixel 7a」のカメラは共に2眼レンズを採用しています。

実は、この3機種ともに同じ6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しています。ただ、このように比較すると微妙にサイズが違うと言うか、アスペクト比が異なります。
【アスペクト比の比較】
「Xperia 5 V」21:9
「iPhone 15 Pro」19.5:9
「Pixel 7a」20:9
※ディスプレイサイズは全て6.1インチ
参考として
※「Xperia 1 V」6.5インチ(21:9)
※「iPhone 15 Pro Max」6.7インチ(19.5:9)

ちなみにMagSafe対応ケースを装着させると、こんな感じ。※「iPhone 15 Pro」のみ純正ケースです。

「Xperia 5 V」の価格は139,700円となり「Pixel 7a」は69,300円となります。2倍近く高い「Xperia 5 V」ですが、ボディの質感や性能は「Pixel 7a」を上回る印象です。ただ「Pixel 7a」も決して負けておらず、コスパは最強かもしれません。

ディスプレイ品質は、ぶっちゃけどちらも綺麗で優秀です。先程も述べた通り「Xperia 5 V」は寒色系の色域で、日本人が好むような色合いになっている印象です。「Pixel 7a」は、やや暖色系の色域となりますが、価格以上のディスプレイ品質です。

この3機種では1番価格の高い「iPhone 15 Pro」ですが、質感はピカイチでレンズも3眼レンズ搭載なので、仕方ないかもしれませんね。※「iPhone 15 Pro」(128GB)の価格は159,800円となります。

「iPhone 15 Pro」のディスプレイと比較すると「Xperia 5 V」は、やけに色温度が高めですね。これは好みが分かれると思います。

「Xperia 5 V」ファーストインプレッション
・とにかく握りやすく、サイズ感が最高(これに尽きる)
・21:9の縦長は否定派だが、6.1インチなら許せる…かな?
・2眼を採用したお陰で新鮮なデザインに感じる
・2眼でも充分なカメラ性能(望遠レンズも欲しい方はオススメしない)
・カメラ画質は色を忠実に再現しているので逆にSNS受けは悪いかも(映えない?)
・音にこだわるならXperiaが良い(スマホでよく音楽鑑賞する方はXperiaが良い)
・しれっとSnapdragon Soundに対応(23年11月現在では対応スマホが意外と少ない)
・Xperia 1シリーズよりOLED品質が高い(Xperia 1シリーズは視野角が最悪)
・21:9のアスペクト比なのでアイコンが横に4つしか並ばない(横幅が短い)
・ベゼルがやや太いかな(見た目は悪くないですが)
・Xperiaブランド以外コレといった特徴がない(正常進化モデルでロマンは無い)
・シャッターボタンが小さく押しにくい(エンボス加工じゃない)
・製品名が言いづらい問題(エクスペリア・ファイブ・マークファイブって…)
最後にちょっと気になった事を。「Xperia 5 V」のキャリアモデルは絶滅危惧種になっているという事。「Xperia 5 V」は、ソフトバンクでは販売なし、auはオンライン販売のみなんですよ。つまり…今後のXperia 5シリーズはどうなる?と思ってしまいました。個人的にはSIMフリーモデルさえ発売されれば問題ないですが、とても心配ですね。
「Xperia 5 V」対応のアクセサリー製品を紹介【Magsafe対応ケースと高品質ガラスフィルム】につづく。

「Xperia 5 V」レビューとは直接関係ありませんが、ソニーマーケティングさんに一言物申したいと思います。※興味がない方はそっ閉じして下さい。
【「Xperia 5 V」の案件動画は話半分で観た方が良いです】
「Xperia 5 V」(SIMフリー版)の発売前に案件動画が急に増えてきて忖度しまくり動画を何件か拝見しました。提供動画をばら撒いて売上を伸ばすのはマーケティング的には当然かもしれませんが、もう少しご自身のブランド(SONYやXperia)を大切にした方が良いかと。ばら撒き過ぎです。
【案件動画の特徴】
アピールする箇所がカメラばかり。もっとアピールすべきSONYらしい性能があるのになぁと感じました。※「SONY」ではなく「Sony」という表記の動画は99%ソニーマーケティング提供の忖度動画です。
【タレントを起用したマーケティングって古臭くない?】
まず「新しいスマホ。新しいワタシ。」という全然伝わらないキャッチコピー。もう少しひねって考えて欲しいです。タレント(NiziU)を起用するのはマーケティング的にどうなのか?Xperiaに興味がない層に売る気満々なのでしょうか。無理です。(みんなiPhoneだよね)
【キャッシュバックするなら、標準価格を下げて欲しかった】
こんな経済状況ですし、色々な事情があるのは重々承知なんですが、発売前からキャッシュバックキャンペーンをするくらいなら最初から、もう少し安くして欲しいなぁと。個人的には適正価格かなぁと思いますが、世間では「高すぎる」との声が多い気がします。
ご購入はコチラ(Amazon)↓↓

ソニー Xperia 5 Ⅴ / SIMフリースマホ / 【日本正規代理店品】 / 防水/防塵/Snapdragon 8 Gen 2 / ストレージ256GB / ブラック/XQ-DE44 B

SIMフリーモデルの「Xperia 5 V」(XQ-DE44)です。カラーはブルーをチョイス。実売価格はAmazonさんで139,700円前後となっています。
ご購入はコチラ(Amazon)↓↓

ソニー Xperia 5 Ⅴ / SIMフリースマホ / 【日本正規代理店品】 / 防水/防塵/Snapdragon 8 Gen 2 / ストレージ256GB / ブラック/XQ-DE44 B
【関連記事】
● 「Xperia 5 V」対応のアクセサリー製品を紹介【Magsafe対応ケースと高品質ガラスフィルム】
● USB-Cとアクションボタン搭載の「iPhone 15 Pro」(ナチュラルチタニウム)開封レビュー【本体比較もあるよ】
● 【このスペックで62,700円はヤバい】Google「Pixel 7a(Coral)」開封レビュー【Pixel初購入】

● Snapdragon 8 Gen 2搭載
● RAM 8GB / ROM 256GB(microSD対応 ※最大1TB)
● 6.1インチ 有機ELディスプレイ(21:9/FHD+/HDR/120Hz駆動)※1080×2520
● ブラビアから生まれた「X1 for mobile」搭載(HDR10/HLGに対応)
● SONY独自のコンテンツサービス「BRAVIA CORE」対応
● フルステージステレオスピーカー搭載
● DSEE Ultimate搭載(AI技術で高音域の表現力や微細な音の再現性が向上)
● Snapdragon Sound対応
● ワイヤレス充電(おすそわけ充電)に対応
● バッテリー容量 5000mAh
● nanoSIM/eSIM(デュアルSIM仕様)
● 3.5mmオーディオジャック搭載
● Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3
● マット仕上げが魅せるスタイリッシュな美しさ
(ブルー・ブラック・プラチナシルバー)
● 本体サイズ 約68mm×約154mm×約8.6mm
● 重量 約182g
● 2つのレンズに3つの画角(16mm・24mm・48mm)※48mmは光学2倍相当
● Exmore T for mobile搭載(24mmは1/1.35型・16mmは1/2.5型)
● 24mmは有効画素数4,800万画素・記録画素数1,200万画素
● リアカメラ 1,200万画素(1/2.9型)

SIMフリーモデルのパッケージです。プラスチック使用を廃止し怖いくらいにシンプルです。付属品は無し。
ちなみにXperiaのSIMフリーモデルは初購入です。今まではSIMフリーモデルの発売がキャリアモデルより遅かった事もありますし、購入タイミングが合わなかったんですよね。

かろうじてスタートガイドは付いていました。

本体の「Xperia 5 V」(XQ-DE44)です。カラーはブルーを選びました。パープル寄りの淡いブルーで良い色です。
前々から、6.1インチ採用のXperia 5シリーズが気になっており、今回の「Xperia 5 V」はSIMフリー版の発売がキャリアモデルとそんなに変わらないという事もあって購入を決意しました。(ソニーマーケティングによる「Xperia 5 V」の忖度しまくり案件動画が急に増えてきたので、私が自腹購入して忖度なしのレビューをしたかったという理由もあります)

背面の質感はマット仕上げでなかなか良さげですね。今までのXperiaとは違いカジュアルな見た目になったのも新鮮です。今まではdocomoからXperiaを購入しており、ウザいdocomoロゴも印字されていましたが、SIMフリーモデルなので消え去りました。SIMフリーモデル最高です。

カメラは2つのレンズを搭載しています。この辺りのデザインも今までのXperiaとは違い新鮮に見えて好きですね。ぶっちゃけ、3眼タイプの「Xperia 1 V」のようなデザインは飽きてしまい購入をスルーしてました。※レンズ横にはNFCロゴが印字されています。
2つのレンズで、16mm・24mm・48mmの焦点距離をカバーしており、48mmは光学2倍相当となります。48mm以上の望遠はデジタルズームとなってしまいますが、個人的には充分な仕様(焦点距離)ですね。

では側面をチェック。左側は特になし。側面のカラーも背面と同じですね。若い方にウケそうな質感です。

右側にボリュームキー、電源ボタン(指紋認識)、シャッターボタンが付いています。

指紋認証部分はブラックになっており、カッコイイですね。

Xperiaと言えば、このシャッターボタンですよね。ただ、Xperia 1シリーズのようなエンボス加工じゃないのが少々残念。※サイレント撮影もSIMフリーモデルなら可能です。

もちろん、上側には3.5mmオーディオジャックを搭載しています。Xperiaは音質も良いので、有線タイプのイヤホンでも聞いて欲しいですね。

下側にUSB-C端子とSIMカードスロット。SIMカードスロットはSIMピンが無くても取り外せます。

nanoSIMスロットの裏にmicroSDカードスロット(最大1TBまで)があります。

次にディスプレイ側をチェック。6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しており、アスペクト比はSONYお得意の21:9となります。21:9の縦長は大嫌いでしたが、6.1インチなら許せる気がします。※解像度は1080×2520のFHD+で、HDR/120Hz駆動に対応しています。

ディスプレイの品質も良いですね。SONYらしく寒色系の色域ですが、日本人が好むような色合いになっている印象です。iPhoneのディスプレイより個人的には好きです。

ちなみにSONY独自の画質設定があり、色域とコントラスト、ホワイトバランスなどが設定可能です。

何より視野角が広い事に驚きです。と言うのも…Xperia 1シリーズ(6.5インチ)は視野角が最悪だったんですよね。一部では酷評なディスプレイ品質のようですが、カラーシフトが酷いのは、寧ろXperia 1シリーズ(6.5インチ)の方だと思います。※このカラーシフトの酷さに関しては前々から当ブログでは言ってました。

6.1インチの「Xperia 5 V」を握ってみて、久しぶりに「Xperia、ええやん」となりましたね。このサイズ感はめちゃくちゃ好みです。(アスペクト比21:9は大嫌いですが普通に許せるレベル)

あと普通に軽いです。保護ガラスフィルム込みで190.4gでした。ただし放熱性を向上した事で「Xperia 5 IV」よりは10gほど重くなったようです。

音質にも期待できる「Xperia 5 V」でして、他メーカーの端末では対応機種が極端に少ない「Snapdragon Sound」にも対応しています。この辺りはXperiaの強み。※高音質で低遅延を実現したaptXの全ての技術を集めたオーディオ技術です。
また、コーデック「LC3」対応のLE Audioにも対応しています。※Bluetoothの新規格で、LE Audioで接続すると、高音質(LC3)や伝送の安定性、音の遅延を抑える事が可能です。

初期設定に関しては、Android端末がもう1個あると多少楽になります。※iPhone(iOS)と比べると、Android端末の初期設定は、まだまだ面倒くさい部分があります。

では、比較的にサイズが似ている3機種のスマートフォンで本体比較します。中央が「Xperia 5 V」左側が「iPhone 15 Pro」右側が「Pixel 7a」となります。
この3機種を比較すると、横幅は「Xperia 5 V」が一番コンパクトですが、縦幅は「Xperia 5 V」が1番長いですね。また「Xperia 5 V」と「Pixel 7a」のカメラは共に2眼レンズを採用しています。

実は、この3機種ともに同じ6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しています。ただ、このように比較すると微妙にサイズが違うと言うか、アスペクト比が異なります。
【アスペクト比の比較】
「Xperia 5 V」21:9
「iPhone 15 Pro」19.5:9
「Pixel 7a」20:9
※ディスプレイサイズは全て6.1インチ
参考として
※「Xperia 1 V」6.5インチ(21:9)
※「iPhone 15 Pro Max」6.7インチ(19.5:9)

ちなみにMagSafe対応ケースを装着させると、こんな感じ。※「iPhone 15 Pro」のみ純正ケースです。

「Xperia 5 V」の価格は139,700円となり「Pixel 7a」は69,300円となります。2倍近く高い「Xperia 5 V」ですが、ボディの質感や性能は「Pixel 7a」を上回る印象です。ただ「Pixel 7a」も決して負けておらず、コスパは最強かもしれません。

ディスプレイ品質は、ぶっちゃけどちらも綺麗で優秀です。先程も述べた通り「Xperia 5 V」は寒色系の色域で、日本人が好むような色合いになっている印象です。「Pixel 7a」は、やや暖色系の色域となりますが、価格以上のディスプレイ品質です。

この3機種では1番価格の高い「iPhone 15 Pro」ですが、質感はピカイチでレンズも3眼レンズ搭載なので、仕方ないかもしれませんね。※「iPhone 15 Pro」(128GB)の価格は159,800円となります。

「iPhone 15 Pro」のディスプレイと比較すると「Xperia 5 V」は、やけに色温度が高めですね。これは好みが分かれると思います。

「Xperia 5 V」ファーストインプレッション
・とにかく握りやすく、サイズ感が最高(これに尽きる)
・21:9の縦長は否定派だが、6.1インチなら許せる…かな?
・2眼を採用したお陰で新鮮なデザインに感じる
・2眼でも充分なカメラ性能(望遠レンズも欲しい方はオススメしない)
・カメラ画質は色を忠実に再現しているので逆にSNS受けは悪いかも(映えない?)
・音にこだわるならXperiaが良い(スマホでよく音楽鑑賞する方はXperiaが良い)
・しれっとSnapdragon Soundに対応(23年11月現在では対応スマホが意外と少ない)
・Xperia 1シリーズよりOLED品質が高い(Xperia 1シリーズは視野角が最悪)
・21:9のアスペクト比なのでアイコンが横に4つしか並ばない(横幅が短い)
・ベゼルがやや太いかな(見た目は悪くないですが)
・Xperiaブランド以外コレといった特徴がない(正常進化モデルでロマンは無い)
・シャッターボタンが小さく押しにくい(エンボス加工じゃない)
・製品名が言いづらい問題(エクスペリア・ファイブ・マークファイブって…)
最後にちょっと気になった事を。「Xperia 5 V」のキャリアモデルは絶滅危惧種になっているという事。「Xperia 5 V」は、ソフトバンクでは販売なし、auはオンライン販売のみなんですよ。つまり…今後のXperia 5シリーズはどうなる?と思ってしまいました。個人的にはSIMフリーモデルさえ発売されれば問題ないですが、とても心配ですね。
「Xperia 5 V」対応のアクセサリー製品を紹介【Magsafe対応ケースと高品質ガラスフィルム】につづく。
「Xperia 5 V」レビューとは直接関係ありませんが、ソニーマーケティングさんに一言物申したいと思います。※興味がない方はそっ閉じして下さい。
【「Xperia 5 V」の案件動画は話半分で観た方が良いです】
「Xperia 5 V」(SIMフリー版)の発売前に案件動画が急に増えてきて忖度しまくり動画を何件か拝見しました。提供動画をばら撒いて売上を伸ばすのはマーケティング的には当然かもしれませんが、もう少しご自身のブランド(SONYやXperia)を大切にした方が良いかと。ばら撒き過ぎです。
【案件動画の特徴】
アピールする箇所がカメラばかり。もっとアピールすべきSONYらしい性能があるのになぁと感じました。※「SONY」ではなく「Sony」という表記の動画は99%ソニーマーケティング提供の忖度動画です。
【タレントを起用したマーケティングって古臭くない?】
まず「新しいスマホ。新しいワタシ。」という全然伝わらないキャッチコピー。もう少しひねって考えて欲しいです。タレント(NiziU)を起用するのはマーケティング的にどうなのか?Xperiaに興味がない層に売る気満々なのでしょうか。無理です。(みんなiPhoneだよね)
【キャッシュバックするなら、標準価格を下げて欲しかった】
こんな経済状況ですし、色々な事情があるのは重々承知なんですが、発売前からキャッシュバックキャンペーンをするくらいなら最初から、もう少し安くして欲しいなぁと。個人的には適正価格かなぁと思いますが、世間では「高すぎる」との声が多い気がします。
ご購入はコチラ(Amazon)↓↓

ソニー Xperia 5 Ⅴ / SIMフリースマホ / 【日本正規代理店品】 / 防水/防塵/Snapdragon 8 Gen 2 / ストレージ256GB / ブラック/XQ-DE44 B
この記事へのコメント