【カメラ・PC・スマホで使える全部入りSONY製の高音質マイク】ワイヤレス/ストリーミングマイクロホン「ECM-S1」レビュー
今回は11月17日に発売された、SONYさんのワイヤレス/ストリーミングマイクロホン「ECM-S1」を紹介します。

SONYさんのワイヤレス/ストリーミングマイクロホン「ECM-S1」です。実売価格はAmazonさんで49,500円前後となっています。※もちろんカメラは別売りです。
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ソニー カメラ用マイク ワイヤレス・ストリーミングマイクロホン 屋内外のVlog・ライブストリーミング・映像付きインタビュー・音声録音・ポッドキャスト ポップガード付属 ECM-S1
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【共通仕様】
● 高音質を小型・軽量な筐体で実現したストリーミングマイクロホン
● ソニー製カメラのマルチインターフェース(MI)シュー対応レシーバー
● Bluetooth 5.3(Bluetooth Low Energy)によるワイヤレス接続
● LC3plusコーデック対応(低消費電力・低遅延・高音質を実現)
● USB-C端子をマイクロホン・レシーバー双方に搭載
● バッテリー内蔵(レシーバー約3時間・マイク約13時間)※条件アリ
● 48kHz/24bitのデジタル音声出力に対応(USB Audio Class1.0対応の機器接続時)
【マイクロホン】
● 3つの収音(ステレオ 単一指向性・モノラル 単一指向性・モノラル 全指向性)
● 3つのΦ14mm大口径カプセルを搭載
● ノイズを抑制するフィルター機能(ノイズカット、ローカット)
● マイクロホンの底面に三脚用ネジ穴(1/4 インチ)を搭載
● 既存のUSBマイクとしてPC・スマートフォン等への接続性も確保
● 収音レベルを調整できる独立したAUDIO LEVELダイヤルを搭載
● ヘッドホンによる音声のモニタリング対応
● マイクロホンとUSB接続機器とのMIX比の調整が可能
● 質量 157g(スタンド含む)
【レシーバー】
● マルチインターフェースシューによる、レシーバーとのケーブルレスと電源供給
● 音声をデジタル信号のままダイレクトに伝送(劣化のない高音質録音)
● 有線・無線による様々な機器との接続を可能
● Φ3.5mmミニジャック(ステレオ)出力端子を搭載
● 質量 25g

「ECM-S1」のセット内容は、こんな感じ。マイクロホン、レシーバー、ポップガード、マイクスタンド(取付済み)、レシーバー端子保護ホルダー/スタンド(取付済み)、ポーチとなります。

本体となる、レシーバーとマイクロホンです。ややプラスチッキーな質感ですが、コンパクトでオシャレなデザインです。※写真のマイクロホンはポップガードを取付済みです。

まずは、レシーバーの本体周りをチェックします。

レシーバーはマルチインターフェースシューに対応しており、マルチインターフェースシュー搭載のSONY製カメラならケーブルレスで使用可能です。
電源が入ると緑のLEDが点灯し、マイクロホンと繋がると青く点灯(LINK)します。※充電中はオレンジ色に点灯します。

側面にUSB-C端子と3.5mmのステレオ対応マイク出力端子があります。

USB-C端子は充電やPC(スマホ)接続に使用し、マイク出力端子はカメラのマイク入力端子などに接続可能です。なので、マルチインターフェースシュー非搭載のカメラでも使用可能です。

反対の側面には、スライドスイッチ(ANALOG/OFF/DIGITAL)が付いています。
お使いのカメラがマルチインターフェースシューのデジタルオーディオインターフェース対応機器の場合は「DIGITAL」に設定します。※「このアクセサリーは本機との互換性がないか使用できない状態です」と表示されたら「ANALOG」に設定します。

レシーバーの端子保護ホルダー/スタンドです。

端子保護ホルダー/スタンドには、三脚用ネジ穴(1/4インチ)も付いているので地味に便利。

次にマイクロホンの本体周りをチェックします。3つのΦ14mm大口径マイクカプセルを搭載し、クリアな収音が可能となっています。

6.1インチの「iPhone 15 Pro」と比較しても分かるように、コンデンザーマイクとして見れば、かなりのコンパクトサイズです。しかも157gと軽量設計。

正面に、消音ボタン(赤点灯で有効)、電源ボタン、LINKランプ、インジケーターとなります。

【インジケーター表示】
・通常は レベルメーターモード
・ヘッドホン音量/MIX比調整ダイヤルを短く押すで ヘッドホン音量調整モード
・ヘッドホン音量/MIX比調整ダイヤルを約2秒長押しで MIX比調整モード

側面です。上から、録音される音声の録音レベルを調節できるAUDIO LEVELダイヤルと、ヘッドホン音量/MIX比調整ダイヤルとなります。ヘッドホン音量/MIX比調整ダイヤルは、短く押すとヘッドホン音量調整モードに、約2秒間押し続けるとMIX比調整モードに切り替わります。
ちなみにMIX比調整モードで、マイクロホンから入力される音声音量と、パソコンやスマートフォンなどからのUSB入力音量のMIX比を調整することができます。

反対側の側面は特になし。※中央にポップガード取り付け部の溝があります。

背面です。指向性切り替えスイッチとフィルタースイッチ(NC/LC/OFF)とUSB-C端子とヘッドホン出力端子です。
【指向性切り替えスイッチ】
・モノラル 単一指向性
・モノラル 全指向性
・ステレオ 単一指向性
【フィルタースイッチ(NC/LC/OFF)】
・NC:ノイズカットフィルター(耳障りな雑音をデジタル信号処理)
・LC:ローカットフィルター(風切り音や空調ノイズなどの不要な雑音を低減)
・OFF:フィルターをオフ

付属のマイクロホンスタンドは、簡単に着脱可能となっています。


またマイクロホンスタンドは、写真のように角度調整も可能です。地味に便利です。

マイクロホンスタンドを取り外すと、底面に三脚用ネジ穴(1/4 インチ)が付いている事が分かります。

なので、マイクロホンを三脚に付けたり、マイクアームなどに取り付ける事も可能です。嬉しい配慮ですね。

「ECM-S1」の特徴と言えば、多数のデバイスで使用可能という事ですね。カメラは当然として、PCやスマホなどの端末でも使用可能です。※写真の図はSONY公式から引用しています。

写真のようにマイクロホンから直接USB-CケーブルでPCなどに接続が可能です。

もちろん、レシーバーのUSB-C端子からPCなどにも接続が可能です。めちゃくちゃ便利ですよ。

レシーバーを使えば、有線接続(3.5mmミニジャック)からマイクロホンへワイヤレス接続も可能になっています。どんな環境でも色々な方法で接続が可能なのはマジで便利ですね。

マイクロホンをPCに繋げると「ECM-S1」と認識します。

レシーバーをPCに繋げると「ECM-S1R」と認識します。

肝心の音質ですが、非常にクリアな音質ですね。とても聞きやすくSONYらしい音質が収音できました。ノイズカットフィルター(NC)も優秀です。ただ、ローカットフィルター(LC)を有効にしている時は、やや不自然な音だと感じたので、違和感を感じる場合は使わない方が良いかも。

カメラ・PC・スマホの色々なデバイスで使えてワイヤレス接続も可能。ノイズカットも対応しており、全指向性からステレオ単一指向性にも対応。取り付けは付属スタンド以外に三脚(マイクアーム)でも取り付け可能。まさに全部入りの最強マイクですね。
価格は少々お高いですが、めちゃくちゃ便利なストリーミングマイクロホンなので、高音質で録音したい方、高音質でライブ配信をしたいという方に超オススメします。
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【共通仕様】
● 高音質を小型・軽量な筐体で実現したストリーミングマイクロホン
● ソニー製カメラのマルチインターフェース(MI)シュー対応レシーバー
● Bluetooth 5.3(Bluetooth Low Energy)によるワイヤレス接続
● LC3plusコーデック対応(低消費電力・低遅延・高音質を実現)
● USB-C端子をマイクロホン・レシーバー双方に搭載
● バッテリー内蔵(レシーバー約3時間・マイク約13時間)※条件アリ
● 48kHz/24bitのデジタル音声出力に対応(USB Audio Class1.0対応の機器接続時)
【マイクロホン】
● 3つの収音(ステレオ 単一指向性・モノラル 単一指向性・モノラル 全指向性)
● 3つのΦ14mm大口径カプセルを搭載
● ノイズを抑制するフィルター機能(ノイズカット、ローカット)
● マイクロホンの底面に三脚用ネジ穴(1/4 インチ)を搭載
● 既存のUSBマイクとしてPC・スマートフォン等への接続性も確保
● 収音レベルを調整できる独立したAUDIO LEVELダイヤルを搭載
● ヘッドホンによる音声のモニタリング対応
● マイクロホンとUSB接続機器とのMIX比の調整が可能
● 質量 157g(スタンド含む)
【レシーバー】
● マルチインターフェースシューによる、レシーバーとのケーブルレスと電源供給
● 音声をデジタル信号のままダイレクトに伝送(劣化のない高音質録音)
● 有線・無線による様々な機器との接続を可能
● Φ3.5mmミニジャック(ステレオ)出力端子を搭載
● 質量 25g

「ECM-S1」のセット内容は、こんな感じ。マイクロホン、レシーバー、ポップガード、マイクスタンド(取付済み)、レシーバー端子保護ホルダー/スタンド(取付済み)、ポーチとなります。

本体となる、レシーバーとマイクロホンです。ややプラスチッキーな質感ですが、コンパクトでオシャレなデザインです。※写真のマイクロホンはポップガードを取付済みです。

まずは、レシーバーの本体周りをチェックします。

レシーバーはマルチインターフェースシューに対応しており、マルチインターフェースシュー搭載のSONY製カメラならケーブルレスで使用可能です。
電源が入ると緑のLEDが点灯し、マイクロホンと繋がると青く点灯(LINK)します。※充電中はオレンジ色に点灯します。

側面にUSB-C端子と3.5mmのステレオ対応マイク出力端子があります。

USB-C端子は充電やPC(スマホ)接続に使用し、マイク出力端子はカメラのマイク入力端子などに接続可能です。なので、マルチインターフェースシュー非搭載のカメラでも使用可能です。

反対の側面には、スライドスイッチ(ANALOG/OFF/DIGITAL)が付いています。
お使いのカメラがマルチインターフェースシューのデジタルオーディオインターフェース対応機器の場合は「DIGITAL」に設定します。※「このアクセサリーは本機との互換性がないか使用できない状態です」と表示されたら「ANALOG」に設定します。

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端子保護ホルダー/スタンドには、三脚用ネジ穴(1/4インチ)も付いているので地味に便利。

次にマイクロホンの本体周りをチェックします。3つのΦ14mm大口径マイクカプセルを搭載し、クリアな収音が可能となっています。

6.1インチの「iPhone 15 Pro」と比較しても分かるように、コンデンザーマイクとして見れば、かなりのコンパクトサイズです。しかも157gと軽量設計。

正面に、消音ボタン(赤点灯で有効)、電源ボタン、LINKランプ、インジケーターとなります。

【インジケーター表示】
・通常は レベルメーターモード
・ヘッドホン音量/MIX比調整ダイヤルを短く押すで ヘッドホン音量調整モード
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側面です。上から、録音される音声の録音レベルを調節できるAUDIO LEVELダイヤルと、ヘッドホン音量/MIX比調整ダイヤルとなります。ヘッドホン音量/MIX比調整ダイヤルは、短く押すとヘッドホン音量調整モードに、約2秒間押し続けるとMIX比調整モードに切り替わります。
ちなみにMIX比調整モードで、マイクロホンから入力される音声音量と、パソコンやスマートフォンなどからのUSB入力音量のMIX比を調整することができます。

反対側の側面は特になし。※中央にポップガード取り付け部の溝があります。

背面です。指向性切り替えスイッチとフィルタースイッチ(NC/LC/OFF)とUSB-C端子とヘッドホン出力端子です。
【指向性切り替えスイッチ】
・モノラル 単一指向性
・モノラル 全指向性
・ステレオ 単一指向性
【フィルタースイッチ(NC/LC/OFF)】
・NC:ノイズカットフィルター(耳障りな雑音をデジタル信号処理)
・LC:ローカットフィルター(風切り音や空調ノイズなどの不要な雑音を低減)
・OFF:フィルターをオフ

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またマイクロホンスタンドは、写真のように角度調整も可能です。地味に便利です。

マイクロホンスタンドを取り外すと、底面に三脚用ネジ穴(1/4 インチ)が付いている事が分かります。

なので、マイクロホンを三脚に付けたり、マイクアームなどに取り付ける事も可能です。嬉しい配慮ですね。

「ECM-S1」の特徴と言えば、多数のデバイスで使用可能という事ですね。カメラは当然として、PCやスマホなどの端末でも使用可能です。※写真の図はSONY公式から引用しています。

写真のようにマイクロホンから直接USB-CケーブルでPCなどに接続が可能です。

もちろん、レシーバーのUSB-C端子からPCなどにも接続が可能です。めちゃくちゃ便利ですよ。

レシーバーを使えば、有線接続(3.5mmミニジャック)からマイクロホンへワイヤレス接続も可能になっています。どんな環境でも色々な方法で接続が可能なのはマジで便利ですね。

マイクロホンをPCに繋げると「ECM-S1」と認識します。

レシーバーをPCに繋げると「ECM-S1R」と認識します。

肝心の音質ですが、非常にクリアな音質ですね。とても聞きやすくSONYらしい音質が収音できました。ノイズカットフィルター(NC)も優秀です。ただ、ローカットフィルター(LC)を有効にしている時は、やや不自然な音だと感じたので、違和感を感じる場合は使わない方が良いかも。

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