【今度は全部入りのオーバーイヤー】EarFun「EarFun Wave Pro」先行レビュー【LDAC対応】

今回は、EarFun初となるオーバーイヤーヘッドホン「EarFun Wave Pro」を紹介します。

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EarFunさんの「EarFun Wave Pro」です。価格はAmazonさんでクーポン適用価格8,490円となっています。※標準価格は9,990円です。

※この記事はEarFun様のご提供製品ですが忖度なしでレビューしております。(PR)

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● 高音質コーデックLDACに対応
● 日本オーディオ協会によるハイレゾ&ハイレゾワイヤレス認証を取得
● ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能(最大45dBノイズを低減)
● 高品質な40mm径DLC複合膜ドライバーを搭載
● 計5基のマイクを内蔵(ノイズ低減アルゴリズム技術でクリアな通話を実現)
● 800mAh大容量バッテリーを搭載(最大80連続再生時間)※ANCオンで最大55時間
● 約2時間でフル充電可能
● デュアルデバイス接続機能(2つのデバイスを同時に接続)
● EarFun Audioアプリによって豊富な機能を利用可能
● ゲームモードによる55ms超低遅延を実現(ゲームやビデオ視聴の体験が向上)
● 優れた人間工学による快適なフィット感
● 本体重量 約263g
● 発売日 2024年3月1日

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では付属品の紹介から。ヘッドホンケースです。このヘッドホンケース、めちゃくちゃ質感が良いですね。

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ストラップも付いており、ファスナーで開閉します。

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ヘッドホンケースを開けると、こんな感じ。

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「EarFun Wave Pro」本体の収納は当然として、内ポケットにケーブル類も収納可能です。

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1万円を切るヘッドホンなのに、付属ヘッドホンケースの質感がめちゃくちゃ高いのは正直驚きです。さすがはEarFunさんですね。

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充電用のUSB-C to USB-AケーブルとAUX(3.5mm)オーディオケーブルです。

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日本語表記対応のマニュアルです。

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本体となる「EarFun Wave Pro」です。カラーはブラックとグレーのツートンカラーとなります。

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1万円以下の低価格で購入可能なのに質感が非常に高いのはEarFunならでは。

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ハウジング部はフラットにする事が可能です。

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更に折り畳む事も可能。ヘッドホンケースが付属されていますが、本体のみ持ち運びたい時なんかは便利です。

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ハウジング部は、こんな感じ。EarFunロゴが中央に印字されています。

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では操作ボタンとインターフェースをチェックします。MFB(電源)ボタン・音量ボタン(スキップ兼用)です。

【MFB(電源)ボタンについて】
・2秒長押しで電源ON
・5秒長押しで電源OFF
・素早く2回押すと音声アシスタント起動
・素早く3回押すとペアリングモード
・再生中は一時停止ボタンとしても利用可能

リセット(初期化)方法は、MFB(電源)ボタンを10秒長押ししてボタンを離します。※リセットされるとステータスLEDランプがピンクに点灯します。

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つづいて、ANC(ノイキャン)コントロールボタン・ステータスLEDランプ・3.5mmのヘッドホン端子・マイクとなります。※ステータスLEDランプは、ペアリングモード中に白く点滅します。

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L側に充電用のUSB-C端子が付いています。

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また充電用のLEDランプも付いており、充電中は赤く点灯し充電が完了すると消灯します。

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イヤーパッドは、こんな感じ。可もなく不可もない一般的なイヤーパッドといった印象です。

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ヘッドパッドは、こんな感じ。やや太めに作られており高級感があります。

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ヘッドパッドの伸縮を調整する部分は、やや上側に付いています。

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それでは「Xperia 5 V」に接続してセットアップいたします。

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対応ソフトウェアも優秀で、AndroidとiOSに対応したアプリ「EarFun Audio」を使用します。※時々、おかしな日本語を拝見しますが、その辺りはご愛嬌。

※「EarFun Audio」は胡散臭いログインが必須ではないのがグットです。(ログインは強制ではありません)
※もしデバイス選択時に「EarFun Wave Pro」がない場合は最新バージョンにアップデートして下さい。

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「EarFun Audio」からファームウェアのアップデートも可能です。※写真のスクショは「EarFun Audio」のベータ版のため、一部が中国語となってます。

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では「EarFun Audio」で可能なカスタマイズ設定を紹介します。まず、イコライザー(EQ)で音質の補正が可能で、自分用のイコライザー設定も保存可能です。

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操作ボタンのカスタマイズも可能です。個人的には、ANCコントロールボタンにゲームモード(低遅延モード)を割り当てるのがオススメ。

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モードを切り替えた時など、音声ガイダンスがイヤホンから流れるんですが、そのガイダンスを日本語にする事も可能です。※デフォルトではEnglishです。

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デュアルデバイス接続では接続中のデバイスや接続履歴が確認できます。※写真のスクショは「EarFun Audio」のベータ版のためデバイス名が英数字となってます。

※デュアルデバイス接続機能とは、2つのデバイスを同時に接続する事が可能な技術の事です。ただし、音質優先(LDAC)になっている場合はデュアルデバイス接続は無効となります。

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LDAC(高音質コーデック)を有効にしたい場合は「EarFun Audio」で、LDACにチェックを入れます。

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音質優先(LDAC)がオフになっている場合は、コーデックがAACとなっています。

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LDACを有効にすると、ご覧の通り、コーデックがLDACとなっています。※「Xperia 5 V」はSONYの端末なので、当然LDACに対応しています。

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では肝心の音質について。ワイヤレス接続でもハイレゾ(LDAC)に対応している所が素晴らしいですね。全体的にフラットな音で、高域から中低域までバランス良くチューニングされている印象です。

ノイズキャンセリングや外音取り込みモードに関しては、2万円~3万円レベルの製品と比べると少々劣るかなと感じましたが、決して悪くはない印象です。普通に効いてくれます。ノイズキャンセリングは良い感じで効いてくれますが、外音取り込みモードに関しては、やや機械的な音の取り込み音かなと感じます。

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あと有線ケーブル対応も良いですね。ハイレゾ音源にも対応していますし、バッテリー残量を気にせずリスニングできます。音質はワイヤレス接続と比較すると音の厚みは増しますが、やや音の抜けが悪い印象ですね。(個人的にはワイヤレス接続でLDACを有効にして聞くのがオススメ)

※オーディオケーブルを接続すると、Bluetooth接続は自動で切れます。ヘッドホンの操作ボタンも無効になります。

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あと個人的に「これは良い!」と思った使用方法が、BRAVIA(3Dサラウンド)との接続ですね。BRAVIAに「EarFun Wave Pro」を接続してドルビーアトモス対応コンテンツ(Netflix)を視聴しましたが、ちゃんと空間オーディオしており、素晴らしい音圧を体感できました。

あとゲームモード(低遅延モード)を有効にする事で遅延も余り感じないですね。ワイヤレス接続なので仕様的に若干の遅延はあると思いますが、違和感は余り無いです。

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EarFun初となるオーバーイヤーヘッドホンという事ですが、完成度がなかなか高めですね。本体の質感も高いですし、コストパフォーマンスを気にする方にはピッタリな製品です。

・LDACに対応
・ノイキャンと外音取り込み対応
・デュアルデバイス接続対応
・有線ケーブル(ハイレゾ)対応
・ゲームモード(低遅延)
・最大80連続再生時間(ANCオンで最大55時間)
・約263gの軽量設計
・折り畳み可能で質の良いヘッドホンケースも付属


これだけの性能に対応していて、8,490円前後(標準価格9,990円)という価格設定はバグってます。さすが元祖コスパメーカーのEarFunさんです。

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最後に少々気になった事を述べると、アプリを使用しないとLDACを有効にできない事ですね。これは地味に不便なので改善を希望します。他にもデュアルデバイス接続を使いたい時はLDACが使えないのも少々残念です。(アプリの使い勝手は不満無しなんですが、たまに見かける変な日本語は修正して欲しいですねw)

何はともあれ色々な用途で使えるオーバーイヤーヘッドホンで、この低価格なら学生さんにもオススメできますね。

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