【約1万円のPCモニター】Minifire「24X3C」レビュー【24型IPS・フルHD・100Hz・USB-C対応】
今回は1万円前後という安価で購入できるPCモニターを紹介します。
Minifireというメーカーから発売されているパソコンモニター「24X3C」です。実売価格はAmazonさんで11,899円前後となっています。
※この記事はMinifire様のご提供製品ですが忖度なしでレビューしております(PR)
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Minifire 24インチ USB-C 100Hz モニター IPS スピーカー内蔵 HDR10 Adaptive Sync VESA対応 フレームレス USB-C/DP/HDMI スピーカー付(USB-Cケーブル付 HDMIケーブル付-MF24X3C)
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● 24インチ IPS モニター「MF24X3C」
● フルHD(1920×1080)※16:9
● コントラスト比 1000:1・輝度 250cd/㎡・色域 72% NTSC・色深度 16.7万色
● HDR10対応
● ブルーライト軽減・フリッカーフリー・Adaptive Sync
● リフレッシュレート 100Hz・応答速度 5ms
● ゲームモード RTS/FPS/RACING/スクリーン
● HDMI×1・USB-C×1・DP×1
● スピーカー内蔵
● VESA規格(75mm×75mm)対応
では付属品の紹介から。HDMIケーブル、USB-C to USB-Cケーブル、ACアダプター、モニタースタンドとなります。
そして取扱説明書(日本語表記)です。
そして本体となる「24X3C」です。モニタースタンドを含め、シンプルなデザインでカッコ良いですね。
モニタースタンドはモニター背面の中央下にフレームを下から上へ取り付けます。正確に取り付ければフレームはロックされます。※取り外す時は上部のボタンを押しながらロックを外し下に引き抜きます。
あとは脚を手回しネジで取り付けるだけです。※工具は不要です。
モニタースタンドを取り付けた状態で背面を見ると、こんな感じ。背面の下部はしれっとヘアライン仕上げされており質感が良いですね。
あとVESA規格(75mm×75mm)にも対応しています。
角度調整はチルト機能(5°から15°)のみとなります。残念ながら、高さ調整やスイーベル(首振り)は非対応です。
左下にインターフェイス類です。
入力端子は左から、HDMI×1・DisplayPort×1・USB-C×1となり、出力端子はヘッドホン端子となります。※その横に電源端子が付いています。この価格帯でUSB-C端子が付いているのは嬉しいですね。
ステレオスピーカーも内蔵されています。音質はおまけレベルの残念な感じですが、とりあえず音が出れば良いって方には良いかも。
右下に操作ボタン。
MENU画面は、こんな感じ。お世辞にも操作性が良いとは言えませんが、慣れると何とかなるレベル。
しれっとAdaptive Syncに対応しており、ゲームモードも付いていました。画面中央照準表示もあり、それなりにゲーミングモニターとして使えます。あくまでも「それなりに」です。
ではパネルをチェックしたいと思います。サイズは24インチとなり、表面加工はノングレアタイプとなっています。
解像度はフルHD(1920×1080)のIPSパネルとなります。ベゼルは非常に細く、見た目は良いですね。
視野角はIPSパネルという事もあり決して悪くないですね。ただ横からの視認性は輝度が暗くなり良好ではありません。価格相当の品質でしょうか。
リフレッシュレートは最大100Hzに対応し、応答速度は5msとなります。この価格帯でリフレッシュレート100Hzに対応しているのは嬉しい仕様です。※写真のようにリフレッシュレート表示も可能です。
モニター品質に関しては、色域(NTSC 72%)が少し狭いかなぁと感じますね。分かりやすく言うと彩度が低いです。なのでクリエーター向けではないかも。ただし1万円前半で購入できるモニターと考えれば合格レベルでしょうか。
個人的にはサブモニターとして使うのが適していると思いますね。USB-C端子が付いていますから、ノートパソコンやタブレット端末などを接続して、DisplayPort Alt Modeとして使えるのは大きいですね。
デスクトップパソコンなら、HDMI端子とDisplayPortも1系統づつ付いているので、余っている端子を利用してサブモニターとして使用する事も可能です。
あと、この使い方も良いなと思ったのが、レトロフリークのようなレトロゲーム機(HDMI端子搭載の互換機)をこのモニターに繋げる事ですね。
フルHDと解像度は充分ですし、IPSパネルなのでレトロゲーム機との相性は抜群だと思います。Nintendo Switchに繋げるのも良いかもしれませんね。※写真のようにレトロゲームのアスペクト比は4:3が多いです。
次に現役のハイスペックゲーム機「PS5」を繋げてみます。
「PS5」からHDMI(モニター)の情報を確認すると、解像度は当然フルHDまでとなり、リフレッシュレートは60Hzまでとなっています。100Hzというリフレッシュレートには対応しないようです。あとHDRには対応しており、VRRは非対応です。
「PS5」の映像スペックを100%フル活用するのは当然無理ですが、意外と発色は良いですね。ゲーム機とは意外と相性が良いかもしれません。
ただしHDRを有効にすると、全体的に白っぽくなり彩度が落ちてしまいます。HDR機能は正直使えないですね。
WindowsでもHDR機能を確認しましたが、対応はしているものの「PS5」同様に白飛びした画質になります。
※誤解されないように書いておきますが、このモニターに限らず、WindowsのHDR機能を有効にすると彩度が落ちて白っぽくなってしまうモニターは多いです。
ちなみに自作パソコンから、Windowsの「Windows HDR Calibration」をインストールしてみましたが、白飛びした感じの画質は差ほど変化がありませんでした。
何はともあれ、1万円弱で購入できるPCモニターと考えれば、充分なスペックで悪くない印象ですね。
Minifire「24X3C」の良い所
● 何といっても安価
● デザインと質感が意外と良い(ベゼルレス)
● IPSパネルでリフレッシュレート100Hz
● USB-C端子もサポートしてる
● サブモニターとして使うなら「アリ」
● ブルーライト軽減サポートでオフィス用モニターにも良い
● ゲーム機(特にレトロゲーム)とは相性が良い
Minifire「24X3C」のイマイチな所
● 色域72%NTSCだが発色は期待しない事(彩度が狭い)
● HDR機能はオマケ程度と考えた方が良い
● 内蔵スピーカーの音質はAMラジオレベル
● 付属のスタンドが貧弱(高さ調整が非対応)
● 操作ボタンの操作性が悪い
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● 24インチ IPS モニター「MF24X3C」
● フルHD(1920×1080)※16:9
● コントラスト比 1000:1・輝度 250cd/㎡・色域 72% NTSC・色深度 16.7万色
● HDR10対応
● ブルーライト軽減・フリッカーフリー・Adaptive Sync
● リフレッシュレート 100Hz・応答速度 5ms
● ゲームモード RTS/FPS/RACING/スクリーン
● HDMI×1・USB-C×1・DP×1
● スピーカー内蔵
● VESA規格(75mm×75mm)対応
では付属品の紹介から。HDMIケーブル、USB-C to USB-Cケーブル、ACアダプター、モニタースタンドとなります。
そして取扱説明書(日本語表記)です。
そして本体となる「24X3C」です。モニタースタンドを含め、シンプルなデザインでカッコ良いですね。
モニタースタンドはモニター背面の中央下にフレームを下から上へ取り付けます。正確に取り付ければフレームはロックされます。※取り外す時は上部のボタンを押しながらロックを外し下に引き抜きます。
あとは脚を手回しネジで取り付けるだけです。※工具は不要です。
モニタースタンドを取り付けた状態で背面を見ると、こんな感じ。背面の下部はしれっとヘアライン仕上げされており質感が良いですね。
あとVESA規格(75mm×75mm)にも対応しています。
角度調整はチルト機能(5°から15°)のみとなります。残念ながら、高さ調整やスイーベル(首振り)は非対応です。
左下にインターフェイス類です。
入力端子は左から、HDMI×1・DisplayPort×1・USB-C×1となり、出力端子はヘッドホン端子となります。※その横に電源端子が付いています。この価格帯でUSB-C端子が付いているのは嬉しいですね。
ステレオスピーカーも内蔵されています。音質はおまけレベルの残念な感じですが、とりあえず音が出れば良いって方には良いかも。
右下に操作ボタン。
MENU画面は、こんな感じ。お世辞にも操作性が良いとは言えませんが、慣れると何とかなるレベル。
しれっとAdaptive Syncに対応しており、ゲームモードも付いていました。画面中央照準表示もあり、それなりにゲーミングモニターとして使えます。あくまでも「それなりに」です。
ではパネルをチェックしたいと思います。サイズは24インチとなり、表面加工はノングレアタイプとなっています。
解像度はフルHD(1920×1080)のIPSパネルとなります。ベゼルは非常に細く、見た目は良いですね。
視野角はIPSパネルという事もあり決して悪くないですね。ただ横からの視認性は輝度が暗くなり良好ではありません。価格相当の品質でしょうか。
リフレッシュレートは最大100Hzに対応し、応答速度は5msとなります。この価格帯でリフレッシュレート100Hzに対応しているのは嬉しい仕様です。※写真のようにリフレッシュレート表示も可能です。
モニター品質に関しては、色域(NTSC 72%)が少し狭いかなぁと感じますね。分かりやすく言うと彩度が低いです。なのでクリエーター向けではないかも。ただし1万円前半で購入できるモニターと考えれば合格レベルでしょうか。
個人的にはサブモニターとして使うのが適していると思いますね。USB-C端子が付いていますから、ノートパソコンやタブレット端末などを接続して、DisplayPort Alt Modeとして使えるのは大きいですね。
デスクトップパソコンなら、HDMI端子とDisplayPortも1系統づつ付いているので、余っている端子を利用してサブモニターとして使用する事も可能です。
あと、この使い方も良いなと思ったのが、レトロフリークのようなレトロゲーム機(HDMI端子搭載の互換機)をこのモニターに繋げる事ですね。
フルHDと解像度は充分ですし、IPSパネルなのでレトロゲーム機との相性は抜群だと思います。Nintendo Switchに繋げるのも良いかもしれませんね。※写真のようにレトロゲームのアスペクト比は4:3が多いです。
次に現役のハイスペックゲーム機「PS5」を繋げてみます。
「PS5」からHDMI(モニター)の情報を確認すると、解像度は当然フルHDまでとなり、リフレッシュレートは60Hzまでとなっています。100Hzというリフレッシュレートには対応しないようです。あとHDRには対応しており、VRRは非対応です。
「PS5」の映像スペックを100%フル活用するのは当然無理ですが、意外と発色は良いですね。ゲーム機とは意外と相性が良いかもしれません。
ただしHDRを有効にすると、全体的に白っぽくなり彩度が落ちてしまいます。HDR機能は正直使えないですね。
WindowsでもHDR機能を確認しましたが、対応はしているものの「PS5」同様に白飛びした画質になります。
※誤解されないように書いておきますが、このモニターに限らず、WindowsのHDR機能を有効にすると彩度が落ちて白っぽくなってしまうモニターは多いです。
ちなみに自作パソコンから、Windowsの「Windows HDR Calibration」をインストールしてみましたが、白飛びした感じの画質は差ほど変化がありませんでした。
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● 何といっても安価
● デザインと質感が意外と良い(ベゼルレス)
● IPSパネルでリフレッシュレート100Hz
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● サブモニターとして使うなら「アリ」
● ブルーライト軽減サポートでオフィス用モニターにも良い
● ゲーム機(特にレトロゲーム)とは相性が良い
Minifire「24X3C」のイマイチな所
● 色域72%NTSCだが発色は期待しない事(彩度が狭い)
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