【BRAVIA 8(XR80シリーズ)】SONY 4K有機ELテレビ「K-55XR80」(55V型)レビューその3【使用編】

今回は「BRAVIA 8」の性能チェックをしたいと思います。

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SONYさんの4K有機ELテレビ「K-55XR80」(55V型)です。実売価格はAmazonさんで380,000円前後となっています。

開封編(レビューその1)はコチラ ↓↓
【BRAVIA 8(XR80シリーズ)】SONY 4K有機ELテレビ「K-55XR80」(55V型)レビューその1【開封編】
本体編(レビューその2)はコチラ ↓↓
【BRAVIA 8(XR80シリーズ)】SONY 4K有機ELテレビ「K-55XR80」(55V型)レビューその2【本体編】

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【画質や輝度(HDR)で選ぶなら有機ELパネルがオススメ】

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「BRAVIA 8」は、HDRに対応し高コントラストの鮮やかな映像を視聴可能な事が最大のメリットです。プロセッサー「XR」との組み合わせは非常に相性が良いですね。

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「XR Contrast Booster 15」により、ピーク輝度が1.2倍ほど向上している点にも注目。SONYが力を入れている「Mini LED」も悪くないと思いますが、個人的には有機ELを推しますね。

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「BRAVIA 8」は、ほとんどの最新映像・音声フォーマットに対応しているのも強み。マニアから普通のコンテンツ好きな方まで幅広く楽しめます。

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特にHDRコンテンツ(ドルビービジョンなど)を頻繁に観る方には強くオススメできます。深い色合いと輝度(HDR)の表現は有機ELパネル(WOLED)ならではと感じています。

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BRAVIA XRは、Netflix画質モード・SONY PICTURES CORE画質モードに対応しているので、面倒な画質設定が不要で最適な画質で視聴が可能です。※Netflix・SONY PICTURES COREアプリを使用時に有効化されます。

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更に2024年モデルのBRAVIA XRは、Prime Video画質モードも新規に搭載しています。

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「有機ELパネルは焼き付きが心配…」という声が多いのは事実です。しかしBRAVIAには、焼き付き防止機能がいくつか搭載されているので安心です。

1つはピクセルシフトです。一定時間経過するごとにテレビ画面の映像を動かすことで、画面の焼き付きを防止する機能ですね。更にパネルリフレッシュも付いています。画素ごとに劣化の補正をし、画面のムラを現れにくくする機能です。※パネルリフレッシュの年1回を超える実施は、パネルに負担が掛かる可能性があるため避けてください。

他にもスクリーンセーバーや一定時間の無操作で電源オフなど、焼き付きを防ぐ機能が色々と付いているので心配性の方にも安心できます。

【音質にこだわる(最新の音声デバイスと相性が抜群)】

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「BRAVIA 8」は、4-Wayスタンドを採用しているので、サウンドバーを手前に置くことも可能です。※写真のサウンドバーは「HT-A5000」です。

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HT-A9M2・HT-A9000・HT-A8000・HT-A9・HT-A7000・HT-A5000に接続すると、360立体音響「360 Spatial Sound Mapping」に対応し「K-55XR80」がセンタースピーカーとして使用できます。いわゆる「アコースティックセンターシンク」機能です。

360立体音響を楽しみたい方には同社のサウンドバーを強くオススメします。視聴環境にぴったりの音響特性に進化した自動音場最適化機能も付いています。

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「サウンドバーは高いからなぁ…」という方には「HT-AN7」をオススメします。9月現在のAmazonさんでの価格は32,030円となります。

「HT-AN7」のレビューはコチラ ↓↓
【BRAVIA Theatre U】SONY ワイヤレスネックバンドスピーカー「HT-AN7」忖度なしレビュー【ガチの立体音響】

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「HT-AN7」は360立体音響に完全対応しています。しかも「BRAVIA 8」(2024年モデル)だと接続用のトランスミッター「WLA-NS7」は不要です。

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写真のように3Dサラウンドのデバイスとして、BRAVIA Theatre U「HT-AN7」が使用可能です。

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ちなみに「BRAVIA 8」はマイクが搭載されているので、ハンズフリーでGoogleアシスタントが使えます。例えば音声だけでテレビの電源を入れたり消したりすることも可能で、普通にスマートディスプレイとしての使い方が可能です。便利ですよ。

【ユーザーインターフェースに関して】

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もう当たり前になりつつありますが、BRAVIAはOSにGoogle TVを採用しています。2024年モデルでもレスポンス自体は相変わらずモッサリ気味です。特に電源を入れた直後の挙動はイライラする事がありますね。時間が経過し安定すると、それなりにレスポンスは良くなりますが、まだまだ満足できる動きではありません。

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細かい所ではありますが、ユーザーインターフェース自体はオシャレなUIに変更され見やすくなっています。※写真はクイック設定画面です。

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画質・音声の設定も見やすくなってますね。

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音量調整のUIに関してもデバイスが表示され分かりやすくなりました。

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番組表です。先程レスポンスが悪いと言いましたが、番組表に関してはキビキビ動いてくれます。

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あとUSBの外付けハードディスクを繋げれば録画も可能で、W録画にも対応しています。予約録画も「番組名」で毎週録画が可能ですし「録画リスト」というアプリで未視聴のコンテンツやグループ表示も可能になっています。

【PS5をプレイするならブラビアでしょ】

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ゲームモードも充実しています。

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ゲームモードの設定も豊富で

・画質モード(スタンダード・FPSゲーム・RTSゲーム)
・VRRのオンオフ
・残像低減のオンオフ ※VRR有効時は使用できません
・ブラックイコライザー(オフ・弱・中・強)
・画面サイズ(全画面/カスタム)
・画面サイズのカスタム設定
・クロスヘアのオンオフ
・クロスヘアタイプ(全6タイプ)


が設定可能です。

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画面サイズが変更できるのは良いですね。小さくカスタマイズすると目線移動が少なくなり、目の疲れを低減できます。

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画質モードは、スタンダード・FPSゲーム・RTSゲームの3つから選択可能です。※FPSはファーストパーソンシューターの略で、RTSはリアルタイムストラテジーの略です。

【スマートフォンアプリの「Sony | BRAVIA Connect」が使いやすい】

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2024年モデルのBRAVIAから使用が可能になっている「Sony | BRAVIA Connect」です。スマホなどのモバイル端末に対応しています。

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電源さえ入っていれば簡単に登録が可能でした。※同じWi-Fi環境にする必要があります。

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個人的にはSONYが作るアプリは使い勝手が悪いアプリが多いと感じてますが「Sony | BRAVIA Connect」に関してはSONY製アプリなのに使い勝手が良いなと感じましたね。やれば出来る子です。

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当然リモコン操作も可能です。

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アプリの起動や入力切り替えもアイコンになってて分かりやすいですね。

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画質設定も可能。

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更に音声設定も可能。2024年モデルのBRAVIAを購入されたら是非ともインストールして下さいね。

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最後に余談として一部バグがあるっぽい感じです。※最新のソフトウェアにアップデート済みです。

・電源を入れた直後に画質の低下が稀にある?(色域の低下)※再起動で直ります。

・HDMI接続でバグがある?例えばサウンドバー(eARC)を接続中、音が鳴らない時がある(ウーハーやセンタースピーカーは鳴っている)※再起動で直ります。

当ブログの環境のみで出るバグなのか、ソフトウェア的なバグなのか分かりませんが、今後のソフトウェアアップデートで直る事を期待しています。

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何はともあれ「BRAVIA 8」を2週間ほど使ってきましたが概ね満足してます。やっぱりテレビはブラビアですね。特にHDRコンテンツにこだわるなら、BRAVIA 8(XR80シリーズ)のような「BRAVIA XR」をオススメします。

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【BRAVIA 8(XR80シリーズ)】SONY 4K有機ELテレビ「K-55XR80」(55V型)レビューその1【開封編】
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【BRAVIA 8(XR80シリーズ)】SONY 4K有機ELテレビ「K-55XR80」(55V型)レビューその2【本体編】

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