【BRAVIA Theatre Bar 8】SONY「サウンドバー HT-A8000」レビュー【単体で360 Spatial Sound Mappingに対応】

今回は2024年6月1日に発売された、SONYさんの「サウンドバー HT-A8000」を紹介します。

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SONYさんの「サウンドバー HT-A8000」(BRAVIA Theatre Bar 8)です。実売価格はAmazonさんで117,000円前後となっています。※テレビは「BRAVIA 8(55V型)」を使用しています。

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● ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」対応
● 1本バータイプのスピーカーには11基のスピーカーユニットを搭載
● 前機種のHT-A5000と比較してサウンドバー本体部分の約30%の小型化を実現
● 高音質と力強い音圧を実現する「X-Balanced Speaker Unit」搭載
● 進化した自動音場最適化機能
● 「ドルビーアトモス」「DTS:X」「IMAX Enhanced」に対応
● スマートフォン用アプリ「BRAVIA Connect」に対応
● 8K HDR/4K 120/4K HDRパススルー対応のHDMI2.1入力を1系統搭載
● BRAVIA XRをセンタースピーカーとして駆動(アコースティックセンターシンク)
● Bluetooth 5.2(AAC・SBC・LDAC)、Wi-Fi 5搭載
● ハイレゾ音源、360 Reality Audio対応

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では付属品の紹介から。リモコン(RMT-AH513U)と単四電池(2本)です。簡易的なシンプルリモコンで、必要最低限の操作ボタンとなっています。

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ブラビア(テレビ)とサウンドバーを合わせてコンパクトに設置できるフットパーツ(フットとネジ)も付属されています。※テレビスタンド(脚)部分がサウンドバーと干渉する場合に使用します。

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テレビセンタースピーカーモードケーブル・HDMIケーブル・ACコードです。

※テレビセンタースピーカーモードケーブルは、BRAVIA XRをセンタースピーカーとして駆動する際に繋げるケーブルです。

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壁掛け用ブラケットです。

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マニュアル、壁掛けガイドなどの書類です。

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本体の「サウンドバー HT-A8000」です。サイズはW1100xH64 x D113(幅x高さx奥行き)となり、重さは約8Kgとなります。

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非常にシンプルなデザインですね。本体のほとんどがスピーカーネットで覆われています。このサイズで11基のスピーカーユニットが搭載されているのは凄いですね。

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左上のヘアライン仕上げされている部分にSONYロゴ。

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右側面に電源ボタンがあります。※電源ボタンを10秒長押しすると初期化します。

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背面側です。2024年モデルのブラビアに似たデザイン(模様)ですね。

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インターフェースは、テレビに繋げるHDMI出力端子(eARC/ARC)とパススルー対応のHDMI入力端子とS-センター出力端子となります。

※S-センター出力端子は、センタースピーカー端子があるBRAVIAと繋ぐと「HT-A8000」のセンター成分の声をテレビから出力できます。

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AC入力端子です。電源が内蔵されているのでケーブルのみで接続できます。

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底面は、こんな感じ。壁掛けブラケットを取り付けるネジ穴などが確認されます。

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底面にUSB-A端子も付いていますが、これはサービス用なのでユーザーは使用しません。

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当ブログでは「BRAVIA 8(55V型)」の手前に「HT-A8000」をセッティングしています。

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右側に状態を表す2つのランプがあります。左がサブステータスランプ(白色)で、右がメインステータスランプ(カラー)となります。例えば、メインステータスランプが白色の場合はテレビ(eARC/ARC)が選ばれており、緑色の場合はHDMI入力、青色の場合はBluetooth接続となります。

※前モデルの「HT-A5000」は表示窓(ディスプレイ)が付いていましたが「HT-A8000」はLEDランプのみとなったので、この辺りはコストダウンされていますね。

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「HT-A8000」を手にして1番驚いた事はサイズですね。前モデルの「HT-A5000」と比較してひと回り小さくなっています。これだけでも買い換えて正解だったかも。主張しすぎないコンパクトサイズで好感が持てます。

「HT-A8000」と「HT-A5000」のサイズ比較

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折角なので、前モデルの「HT-A5000」(写真上側)と「HT-A8000」(写真下側)のサイズを比較してみます。

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パッケージを比較した時点で「HT-A8000」は小さくなったなという印象ですね。

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先程も述べましたが「HT-A5000」と比較してひと回り小さくなっていますね。更に音質の方は、よりクリアで聞きやすくなり低域の厚みが増している印象です。

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「HT-A5000」を「BRAVIA 8(55V型)」の手前に置くと、こんな感じ。

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「HT-A8000」を「BRAVIA 8(55V型)」の手前に置くと、こんな感じ。明らかにサイズの違いが出ています。主張しすぎないコンパクトサイズが好印象です。

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リモコンに関しては、シンプルになり過ぎたと言うか劣化しています。これには理由があります。そう、メインの操作はモバイルアプリ、あるいはテレビ側から操作をするからなんです。

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設定は基本的にスマートフォンやタブレット端末で使用する「BRAVIA Connect」というアプリで設定します。

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当ブログは「BRAVIA 8」に繋げているので、センタースピーカー(アコースティックセンターシンク)の設定もアプリから可能です。

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対応のサブウーファーやリアスピーカーのセッティングも「BRAVIA Connect」から行います。ただ…ここで少々トラブりました。サブウーファーやリアスピーカーが認識しないのです。何度試しても認識しないのでキャンセルしたら…

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どうもアップデートが必要だったみたいですね。この辺り、SONY製アプリはダメですね。不親切というか詰めが甘いです。

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アップデート後は無事にサブウーファーとリアスピーカーが認識され、最適化されました。

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2024年モデルのブラビアも「BRAVIA Connect」に対応しているのでアプリでは操作が総合されますね。使い勝手は良好です。

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音声フォーマットなども目視で確認できるので「BRAVIA Connect」が意外と便利に使えてます。

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もちろんBluetooth接続時にも「BRAVIA Connect」があると便利。

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肝心の音質に関しては心配御無用でした。立体音響対応コンテンツにしっかり最適化された印象で疲れのない音ですね。SONYらしい上品な音質です。単体でソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」に対応したのも大きなポイントですね。

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ただ、やはりサブウーファー「SA-SW3」とリアスピーカー「SA-RS5」は別途用意した方が断然迫力が増し良い音になります。この3点セットで立体音響の完全体になれますね。全部揃えると20万円を軽く超えてしまう…という事が欠点でしょうか。

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「HT-A8000」&「SA-SW3」&「SA-RS5」の立体音響、迫力がハンパないです。是非とも体感して欲しいですね。特にNetflixのドルビーアトモス対応コンテンツを視聴すると鳥肌が立つレベルです。その分、価格は高いですが…()

ちなみにLPCMのような2.0ch再生の音質は普通の音質で、そんなに感動はありません。

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最後に意外だったのが、嬉しい誤算というか、なるほど良いじゃん!と思ったのが、Bluetooth接続による音楽鑑賞ですね。基本的にサウンドバーってテレビの音に最適化されているので、音楽鑑賞には向いていないサウンドバーが殆どですが「HT-A8000」に関してはハイレゾ音源や360 Reality Audioに対応しているという事もあり、全然アリな音質でした。低域の量感が増した事で音楽鑑賞にも耐えれる音質になったという事でしょうか。「HT-A8000」最高です。

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